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酒ではなく醤油で

E.Rokkor 50mmF4.5
富山駅の改札で青春18きっぷを差し出すと、駅員から使えませんと、そんなことも知らないのですかという非難を含んだような憐れみをもって突き返されてしまいました。
福井県の敦賀から新潟県の直江津のあいだはJRの北陸本線が一本走っているという認識でしたが、敦賀~金沢はJR、金沢~倶利伽羅はIR石川鉄道、倶利伽羅~市振はあいの国富山鉄道、市振~直江津はえちごトキめき鉄道という具合に細切れに第三セクター化されていたそうです。
2年前に北陸新幹線が金沢まで延伸されたときは関東でも話題になり連日ニュースで取り上げられていましたが、トレードオフで在来線が3セク化されたことは地元以外ではほとんど報道されてなかったのではないでしょうか。
その土地を旅する以上は事前に調べておくのが当たり前だ、そう言われてしまえばそれまでですが。

切符は直江津まで買いましたが、糸魚川で途中下車して郵便局で着用済みの衣類を自宅に送り荷物を軽くしました。
空いたバッグのスペースに先の大火で甚大な被害を被った加賀の井酒造の酒を買って入れるつもりでした。
数ヶ月の短期とは言えわたしも奈良の酒造メーカーで働かせていただき少しは日本酒のことが分かってきたときに、糸魚川で大規模火災があって名門加賀の井酒造が全焼したとのニュースがあり、「酒の方はどうにか無事でお客さんに迷惑を掛けずに済みました。また一から出直して頑張りたい」との社長の気丈なコメントを聞いて、酒を買うことで応援しようと訪れてみたのです。
しかし、すでに加賀の井の酒は売り切れていました。
在庫数百本が店頭に出ましたが、応援したいというファンが集まりその日のうちに完売したそうです。
観光案内所でその話を聞いて、酒が買えませんでしたが、なんだか嬉しくなってしまいました。

青春18きっぷと加賀の井酒造と空振りが2度続きましたか、それならばと腹案で行った長岡市宮内の某酒蔵は臨時休業でした。
検索して見つけた最安のゲストハウスは着いてみると4月から600円も上がっていて別の宿を探さなければならなくなるし、そうして探し当てたゲストハウスで親切に教えてもらった新潟名物たれかつ丼発祥の店も閉店時間前に着いたのに閉まっていて、代わりにご当地ラーメンでもと入った店は苦手な魚介出汁でしかも新潟ではなくガタ違いの山形のチェーン店でした。
なんともうまくいかないことばかりの1日になってしまいました。

ところが、期待せずに入ったゲストハウスがとてもすばらしく、この日の空振りをすべて帳消しにしてくれました。
アイドルのようなルックスの奥さんがほとんどしゃべれないという英語でフランス人と悪戦苦闘しているさまはご愛敬ですが、内装は古民家の趣を最大限に生かしながら計算しつくしたレイアウトが見事で、使い勝手の良さに感心させられるばかりでした。
とっておきの地酒を1合単位で飲めるのですが、オーダーするとガラスの徳利に注いでくれて、酒瓶からぐい吞みに直接よりもいいなと思わせるので、ガラス徳利が欲しくなってしまいます。
宿の方や常連さん、同宿の看護師さんと自分の歳を忘れて旨い酒を飲んで、昨日までのひとり部屋でとは違う楽しさを味わいました。

さて、本日の作例ですが、宮内の醤油蔵、越のむらさきさんの歴史ある外観です。
たまたま行き合った蔵の方とおしゃべりして、醤油のことや地域のことをいろいろ教わり、記念に小さな醤油を1瓶買って帰りました。
お酒だとこんなに小さいと一瞬で飲み干してしまいますが、醤油なら刺身やら豆腐やらに少量ずつ使って1瓶を長く楽しめて荷物にならないおみやげに最適です。
この辺りは中越地震で震度6の揺れがあったそうですが、一部外壁にひびが入ったりなどの損傷を受けたものの倒壊などのひどい被害はなかったそうです。
しかし、いくつかある酒蔵、醤油蔵、味噌蔵などの古建築を除くと、住宅の古民家は無く、町並みとしてはあまりおもしろく感じることができませんでした。
帰り道、駅前にあったミヤウチショウガカレー研究所という店を発見できたのが大収穫で、先の酒蔵のリベンジと合わせて再訪してみたくなる旨さと安さでした。
【Alpha7II/E.Rokkor 50mmF4.5 F4.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Minolta E.Rokkor 50mmF4.5 | trackback(0) | comment(2) | 2017/04/08 Sat
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Comment

ここ長岡・宮内はわが家から車で1時間弱ほどのところです。
ようこそおいで下さいました。
今度、私をリュックに詰め込んで旅行していただきますよう、お願い申し上げます。
2017/04/28 Fri| URL | a1 [ 編集 ]
a1さん、コメントありがとうございます。
わずか1日で通過してしまい、申し訳なかったです。
いつでも入れるよう荷物のスペースをあけておきますね。
今のところ大丈夫ですが、a1さんを背負う体力が衰えつつありますので、同行いただけるなら早めの方がよろしいかと存じます。
2017/04/30 Sun| URL | 中将姫光学研究所 [ 編集 ]

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