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脚、悪くなかったんですか

E.Rokkor 50mmF4.5
昨夜泊まった芦原温泉では団体を受ける大きな宿でしたが、施設はまだ新しい感じで、その団体客もなく、何より1泊3500円と安いことで、レセプションや駅の観光案内の態度の悪さも気にならないありがたい宿泊施設でした。
それに夜も朝も露天風呂が貸切状態で、格安でのひとりの宿泊にもかかわらず玄関にわたしの名前ご一行様と書かれていて温泉宿気分を高められ、中庭が臨める14畳の部屋は広過ぎて落ち着かないくらいでしたが、離れたJR駅からの無料送迎バスまで付いていて至れり尽くせりという感じです。
金沢が新幹線効果以降観光客で盛り上がっているのに便乗して、金沢からたったの50分と近いKanazAWARAというちょっと卑屈な感じのするキャッチコピーまでつくって、町が一丸で誘致活動しています。
芦原温泉がもっと賑わってほしいいなあと勝手に願う次第です。

さらに驚くべきことに、芦原温泉から無料バスが金沢駅まで出ていました。
昨日、疋田、今庄、三国と小さな町を見て歩いたので、今日は金沢に腰を落ち着けることにします。
先日、堺で自転車シェアリング的なレンタサイクルがあってそのすばらしさに感心したのですが、金沢にはさらに一歩進化したレンタサイクルのシステムがあり活用させてもらいました。
それは、1日の利用料300円で30分間利用可能、以降30分ごとに課金されるのですが、市内に縦横に設置されたサイクルポートに30分以内で返却すれば、最初の300円だけで以降追加料金無しに何度でも乗り降りできると言うシステムです。
東茶屋町を散策し、近くのゲストハウスに荷物を預け、近江町市場で高い海鮮丼を食べて、今度は西茶屋町を散策し、長町を歩き回り、再び近江町でお茶を飲んで買いものし、主計町を歩いてとレンタサイクルがフル稼働でした。

近江町市場というのは前週に京都へ行ったとき、金沢にそういうところがあると聞いていたので期待して向かったのですが、北陸新幹線効果でしょうかえらい混雑ぶりで、市場併設のレストランはかなり強気の商売をしていてがっかりでした。
駅や金沢城、兼六園から割合近くて、観光客が外国人を含めてあれだけ多いと市民の台所でなくなってしまっても致し方ないのでしょうね。
それでも意を決して入った店の最安1500円の海鮮丼は、ネタが地魚中心のせいかとても美味しく、おそらくはこの旅唯一の贅沢を楽しみました。
しかし、この市場でのハイライトはその海鮮丼ではなく、地下の惣菜屋さんで見つけた赤イカ・野菜の天丼とメギスの唐揚げで前者は明日の朝食に後者は夜のアテ(酒のつまみを関西の人はアテとう呼ぶ。わたしが覚えた数少ない関西弁のひとつ)にします。
酒のことを聞くと、金沢ではみなこれを呑むと吉田蔵という銘柄を紹介してくれました。
純米酒にこだわりたかったのですが、1500円と大吟醸にしては安く、なるほど旨かったので荷物になってもかまわずカバンに入れ毎晩飲むことにします。

おもしろいレンズ付けてるねえ、そう言ってわたしの提げているカメラを見つめたのは、その惣菜屋さんのお兄さんでした。
E.ロッコール50mmF4.5というミノルタの前身の千代田光学の引き伸ばしレンズと説明すると、そんなことは知らないというリアクションを予想したのに彼の目の輝きが増したのが感じられ、あれっとなりました。
聞けば、彼もオールドレンズを独学で研究していて、特に一眼レフ初期のロッコールを愛用していると言います。
商品撮影用に持って来ている自慢の28mmF3.5、50mmF1.8、135mmF2.8の1950年代後半のミノルタSR用レンズセットがレジ横に置かれていて思わず苦笑せざるを得ません。
彼もα7愛用で、中国製の革のケースまで同じで、ロッコールの付いた同じケースのα7という妙な一致に他の客をほったらかしで盛り上がってしまうのでした。

さて、本日の作例ですが、主計町の茶屋街の風景です。
金沢に着くとどうも雲行きが怪しかったのですが、午後になってからとうとう降り出してしまい、せっかくの金沢、せっかくのレンタサイクルでしたが写真はあきらめて、古民家の展示館や休憩所でもっぱら時間をつぶしました。
宿に近い東茶屋町付近で自転車を返却のとき、川沿いに古い建物が並んでいたのでなんとなく見に行ったらそこが主計の茶屋町でした。
裏通りを歩いていたら、町の美しさに吸い込まれるように迷い込んだと表現したくなるようなステッキのおじさんがいて好い雰囲気です。
そこへ足早に女性が追い越していきましたが、スーツケースを転がしているので旅行者かと一瞬思いましたが、セットした髪をMIREBAスーツケースに着物を入れた芸妓さんが出勤するところのようです。
小雨の中、あわててカメラを取り出し1枚。
カメラを仕舞いかけたらステッキのおじさんが悪いはずの足をものともせずに大胆な姿勢で靴紐を結びだしたのでまた1枚撮り作例にしました。
言うまでもなくわたしにはここの茶屋で遊行なんて夢の話ですが、雨の中を少し歩いただけでこんなシーンを見て、自分なりの楽しみを味わわせてもらいました。
【Alpha7II/E.Rokkor 50mmF4.5 F4.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Minolta E.Rokkor 50mmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/04/06 Thu
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