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北周りで帰省します

E.Rokkor 50mmF4.5
酒造メーカーでの仕事が3月いっぱいで終了したので、すこしの間、帰省することにしました。
瓶詰機から出てきた一升瓶をケースに入れて何千本と運んだり、蒸しあがった米の桶を担いで仕込み蔵に走ったりのハードな仕事もあって体重が11kgも落ち、歳のせいか休息が必要になったのです。
新幹線でぴゅーっと帰ってしまってもつまらないので、先日買った青春18きっぷの残り4枚でのんびり戻ることにしました。
奈良から神奈川までJRのルートはいくつかありますが、北陸を通って1日1県巡る旅をスタートします。

敦賀、美浜、小浜といえば原発を連想しますが、そのあたりは古い町並み・集落が残るルートとしても知られています。
美浜、小浜は回り道で時間がかかり奈良からだと自動車の方が便利なので今回はあきらめて、敦賀市の疋田という集落が水路の左右に町並みが連なっていてなかなか魅力的だと聞いて最初の訪問地に選びました。
かつて北日本の物資を京都に運ぶために敦賀港まで船を使い陸路と琵琶湖の水運を利用していたのを、江戸時代になって敦賀から琵琶湖へ向けて水路を作ることで輸送能力を高めます。
しかし、水路によって仕事を失った陸運関係者の反対で水運は早々に姿を消してしまったそうです。
残った水路は洗濯などの家庭用に利用され続け、今ではきれいに整備し直されて豊かな水音とともに集落の真ん中を流れ下ってました。
わずかに古民家の残る家並みを散策していたら土地の女性から声を掛けられ、集落のことなどを教えてもらったのにはちょっと感激です。

続けて行った今庄は昔から敦賀までの峠越えの宿場で、かつての北陸本線最大の難所でもあってこの駅でどの列車も停車して最後尾にSLを連結してどうにか峠を登り切ったそうです。
旧街道筋に沿って本陣や旅籠跡などうだつのある古民家がかなり残っていて、疋田に比べて往時を思い浮かべる雰囲気に満ちています。
今庄はそばで有名なところだそうでわたしもお昼にいただきましたが、思いっきりボラレてしまいました。
単なる間違いにその場で気付かなかった自分の不手際でもあるわけですが、後味悪くそばでは腹持ち悪くでどうしようかと歩いていると、醤油屋さんに厚揚げがあってかじりながら散策を続けます。
今日訪れた3つの町の中ではいちばん気に入りましたが、他では見なかった観光客を2組見かけました。

芦原温泉の宿に荷を置いてから向かったのが三国の町並みです。
あまり期待せずに出掛けてすぐに暗くなって引き返したのですが、町並みが思いのほか広く下調べ無しで行って消化不良に終わったのが残念です。
三国は北前船の基地になっていたことから物流が盛んになると同時に、独自の港町の文化が花開いた地だそうで、町並みにおもかげがところどころ垣間見られます。
しかし、町のウエブサイトを見ると、東尋坊や海鮮料理のメジャーどころのみならず、龍翔館、旧森田銀行、町家館、思案橋等の古建築も見られず後悔しました。
えちぜん鉄道ですぐだったのですが、歩いて行ってしまったため1時間かかり、さすがに3つの町を歩き回ってへとへとですが、露天風呂に浸かって回復しました。

さて、今日の作例ですが、福井県の今庄の町並みです。
地方の小さな町を歩いて困るのは人がめったに歩いていないことで、浅草、京都、奈良のように観光客であふれているのも困るのですが、人物が入った写真を採用することを最低限のルールにしている当ブログでは、人気がないことの方がより大きな問題となります。
今庄では駅を出てしばらくは人っ子ひとり見なかったのですが、ちょうどうだつの古民家が並んだあたりで自転車の少女ふたり組が通り過ぎてくれて救われました。
ひとりは写真に撮られたくなかったのでしょう、猛加速して通り過ぎたのですが、ゆっくりな友だちがまだ来ないと振り返った時にレリーズしてしまったので、小さくとはいえ顔が写る結果になったのが写真の皮肉なのですね。
【Alpha7II/E.Rokkor 50mmF4.5 F4.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Minolta E.Rokkor 50mmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/04/05 Wed
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