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1300年前の偉業を讃えて

Tanar 5cmF1.8
ほうらんや火祭に続いて、8月16日は稗田阿礼祭があると今回もUSさんに教えていただき出掛けてきました。
大和郡山市の稗田で行われるそうで、電車なら近鉄で奈良から大和西大寺経由の大和郡山駅へ出て徒歩15分くらいですが、友人が奈良町から20分で行けるからと自転車を貸してくれたので、炎天下に必死で漕いで体力不足でどうにか30分かけて到着しました。
会場は売太神社となっていて、えっ? バイタ神社かと焦りましたが、メタ神社と読むそうで失礼いたしました。

稗田阿礼は、ひえだのあれいと読みますが、7世紀後半に生まれて天武天皇の舎人となり、優れた記憶力によって天皇に関する伝承である帝紀、旧辞を諳んじたという人物です。
後年、阿礼が思い出しながら読んだ帝紀、旧辞を文官であった太安万侶が筆録して、天明天皇の命によって712年に編纂されたのが日本最古の歴史書である古事記でした。
古事記の序の中で、人となり聡明にして、目に度(わた)れば口に誦(よ)み、耳に払(ふ)るれば心に勒(しる)す、と阿礼の聡明ぶりが書かれています。

稗田阿礼祭りは、児童文学者であり夕焼け小焼けの作詞者としても知られる久留島武彦が阿礼の語り部としての功績を日本のアンデルセンと讃えて関係者に呼び掛け、阿礼ゆかりの稗田で1930年に始まりました。
今年が67回目になります。
小学生の巫女による阿礼さまの舞が奉納され、地元の子どもたちの阿礼さま音頭などの踊りがあり、むかしばなしの読み聞かせや子ども神輿渡御など当初からの趣旨が守られた祭りと言えると思います。

宿を出ていくのが遅れてしまい、わたしが懸命に自転車を漕ぎ漕ぎ到着した時には、すでに肝心の阿礼さまの舞が終わってしまっていました。
次の子どもたちの踊りを前にして円形に引かれた白線に沿ってカメラマンたちが陣取っていたので、そのすぐ後ろで待っていたのですが、白線に沿って踊るので線付近の方はもう1メートル下がってくださいとアナウンスがあり、その人たちが下がって後ろに並ぶ形になったことでわたしは繰り上げ当選のように最前列になりました。
これはラッキーと後列の人に気遣い地面に座り込みましたが、ちっともラッキーではありませんでした。

さて、本日の作例をご覧ください。
もともと逆光の位置なのに座ったことでなおも太陽の方向にレンズを向けることになってしまい、ひどいフレアが画面を覆いました。
仕方ないので置きピンにして左手をフードにしたハレ切りでやっと作例の状態ですが、竹を編んだ菅笠が鏡のように白く飛んでいてびっくりしました。
中玉のくもりの影響を思い知りました。
最前列で身動きできなかったので全体を撮ったりもできず、せっかく一生懸命練習して本番に臨んだのだろうに、カメラマンから至近距離で撮影されて緊張を隠せない子どもたちに、申し訳ないなあと詫びたくなるばかりでした。
その罰が当たったのでしょうか、その夜ローカルニュースを見ていると稗田阿礼祭が紹介され、これを見に行ってたんだと知った友人が、子どもたちの踊りの画面の奥に座り込んでぼんやり撮影しているわたしの姿を見つけてへらへらと笑うのでした。
【Alpha7II/Tanar 5cmF1.8 F1.8】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar5cmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2016/08/19 Fri
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Comment

私のf1.8よりはかなりピント精度はよさそうですね。それでも周辺のコマ収差などはなかなかの貫禄ですが。
2016/09/10 Sat| URL | kinoplasmat [ 編集 ]
kinoplasmatさん、コメントありがとうございます。
タナー5cmF1.8は鏡胴タイプが2つありますが、それぞれ描写が違う可能性もあります。
わたしのはピント部シャープですが、ご指摘のように周辺が強烈です。
周辺の光源がまるで付け爪のような形になる、不思議なレンズです。
2016/09/14 Wed| URL | zunow [ 編集 ]

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