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祭効果で会心の写り

Tanar 5cmF1.8
当麻寺から坊城に移動して、ほうらんや火祭を見物しました。
この祭は毎年8月15日におこなわれる行事で、割り竹に藁や菜種殻、竹笹を巻き込んだ松明を坊城の16の地区でつくって、順番に神社の境内を担いで1周し、さらに2週目3週目は松明に火をつけて最後に拝殿前に奉納することで厄払いにする奇祭です。
暑い時期になぜ火のついた松明というさらに暑くなる祭りなのだろうと思いましたが、かつて1年を前後期に分けて考えていた時代に、正月の左義長火祭に対する後半期初頭の火祭との説明があり納得しました。
300年とも言われる古い歴史を誇りますが、1度だけ開催されなかった年があり、その年は災いがあったことから、以降必ず行われているといいます。

松明づくりは早朝から行われるそうです。
年に1回だけのことで、町を小さく分けた単位ごとにおこなうので、松明づくりなど細かい部分を正確に知っている人が少なく、いちばんお年を召した方が指示します。
松明の大きさに決まりはないようで、平均的なもので300キロくらい、大きいものでは500キロを超えるそうです。
いわば地区の長老がうちらは元気いっぱいだし目立たなくてはと考えると巨大松明になり、わしらの地区は高齢化が進んでるし無理せんでおこうとなれば控えめサイズになるのだとか。
担いでみればどこの松明も立派なものですが、各地区から松明が集まった段階では各地区が比較されて、巨大な松明に歓声が上がったり小さめのものは冷やかされたりで、そんなやり取りが楽しかったりもしました。

東京や大阪などへ出ていってしまった人も少なくないですが、ちょうどお盆ということもあって帰省してきて担ぎ手が揃うそうです。
松明が完成してから慣れない日本酒を飲まされてふらふらになっている若者を見ましたが、いざ松明を担ぐと祭りの厳粛さと重さ、暑さでしゃきっとなったように見えました。
法被ではなく浴衣姿なのが面白いですが、なにしろ藁がよく燃えるので浴衣や髪によく燃え移って危険と隣り合わせだとも聞きました。
ここまでしないと、災いから我が地区を守ることができないのでしょう。
ユニークで迫力いっぱいの祭りでした。

忘れないうちにレンズのことを記載しておきます。
使用したのは、田中光学のタナー5cmF1.8で、ツァイスのF2ゾナーと同型の3群6枚ゾナータイプのレンズです。
田中光学については先月13.5cmF3.5を取り上げて、謎の多い光学メーカーだと書きましたが、この間、資料探しをしたものの見つからないうちに、珍品レンズと言われるこの5cmF1.8を入手してしまいました。
前回の調査の段階では製造数が100本程度と考えられ、試作で終わった5cmF1.2などを除く量産レンズとしては田中光学最少のレンズと考えられます。

これだけ珍しいレンズですととにかく見つかればコンディションは二の次に手に入れたいと思っていましたが、キズ、くもりがあると書かれているのも構わず3万円オーバーでオークションにて落札しました。
残念ながらくもりは深刻なもので、今回はテストだと考えて構わず使いましたが、昨日の作例のように半逆光くらいになるとハイライトがフレアになってしまいます。
しかし、本日の作例のような順光では影響を指摘するのは難しいでしょう。
くもりは後群の前面に出ていますが、オーバーホールで治るのか、購入費用が高かっただけに悩むところです。
【Alpha7II/Tanar 5cmF1.8 F1.8】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar5cmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/08/18 Thu
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