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田中光学に引導渡したレンズ

Tele-Tanar C 13.5cmF3.5
昨日、35mmより135mmの製造数が多くておかしいというようなことを書きましたが、気になっていることがありました。
85/90mmならともかく、使いづらい135mmを広角の倍も製造するのは不自然で、これは他社に供給することが目的で製造されたのだと思えるのです。
例えば400本は自社で販売し、残りは他社が買い取る約束で数千本まとめて生産したものの、135mmレンズの売れ行きはイマイチで、2000本引き合いがなかったか返品があり、止むなくそれらもテレ・タナー名で追加販売しようとしたというものです。
当初の生産計画が400本なら、135xxという半端な製造番号からスタートしたことや、15xxxは他のレンズに割り振ったために、追加分が飛び番になってしまったことの辻褄があいます。

調べてみると、135mmでF3.5というスペックの国産ライカマウントレンズは、量産されなかったオリンパスや小西六をのぞいても11メーカーが販売していました。
大手の日本光学、キヤノン、東京光学を除いた田中光学、サン光機、ヤシカ、瑞宝、三協光機、共栄光学、ディストリビューターのソリゴール、テリサーの9社ではレンズを他社から仕入れていた可能性が高いと思われます。
めずらしい国産ライカコピーとして高値が付く三鈴光学のアルタ35の標準レンズのアルタノンは、田中光学のタナ―と同じレンズではないかと言われていますので、135mmも田中光学へ発注したものの、カメラが売れなかったので交換レンズまで実現しなかったのではと睨んでいます。

アルタカメラのことは検証は難しいでしょうが、各社の135mmF3.5レンズを買い集めてテレ・タナーと同一のものがないかテストしてみる手はなくはありません。
135mmはほとんど安価なので、50mmレンズを集めるよりはコスト的な問題は小さく済みそうです。
しかし、135mmレンズがいっぱいあっても、そんなに使う機会はないでしょうし、あんなにでかいレンズを5本も6本も置く場所をどうすればいいのか考えるだけで気が重くなります。
気が向いたらやるかもという程度にとどめておきます。

田中光学が1959年に倒産してしまったのは、カメラメーカー各社が一眼レフにシフトしたことで旧式のレンジファインダーカメラが売れなくなったからだと考えられているようですが、それには異議を挟むつもりはありませんが、13.5cmレンズの在庫が経営を圧迫していたということもあったと思うと付け加えておきましょう。
無責任な裏付けのない話でしたが、めったに使われないであろう長焦点レンズを手にして、製造番号のことを知っていろいろなことが分かったり、想像できたりするのは愉しいことでした。

本日は、テレ・タナー13.5cmF3.5のシリーズの最後の作例です。
いままさに神輿が海に入り祭りが最高潮を迎える中、観覧者全員の眼が海に向いているというのに、まったく関心を示さないカップルが…。
向かい合って携帯をいじる意味が分かりませんが、もしかして、流行のポケモンGOに熱中している?
そんなのを撮っているわたしを含めた3人だけが、熱狂する祭りの蚊帳の外にいるのでした。
【Alpha7II/Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kougaku Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/16 Sat
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