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大観衆が見守る中

Tele-Tanar C 13.5cmF3.5
写真用レンズの嚆矢であるフォクトレンダーからツァイス、ライツと、一般にはレンズは製造順に番号が振られレンズに刻印されますので、この製造番号が製造年代や製造ロット数の特定につながり、レンズのことを調べるうえで大きな手掛かりになります。
前述の3社は、製造または出荷台帳として記録が残っているので、より正確に特定でき、これらメーカーのレンズへの興味もいっそう増していきます。
初期の日本光学レンズは、製造番号の最初の何桁かが捨て番と呼ばれ、そのルールを知ればやはり製造年など分かるようですが、これはちょっと複雑で分かりにくくシンプルな方がよかったのにと思います。

タナーの場合は、レンズ種類ごとに製造番号の最初の2桁または3桁が焦点距離かF値から取るというやりかただったようです。
例えば35mmF3.5は35xxx、35mmF2.8は28xxxx、5cmF1.9は19xxxx、5cmF1.5は15xxxのように分かりやすい規則性があります。
この13.5cmF3.5は135xxですが、製造数が多かったために最終的には168xxまで続いたそうです。
しかし、先述の通り、15xxxは5cmF1.5に充てられているので飛んでいて、なぜ15xxxxと6桁にしなかったのか不思議ですね。

168xxから135xxを引いて、さらに15xxx番台もなかったとすると、13.5cmF3.5レンズは2400本くらい製造されたのではと計算できます。
同じように見ると35mmF3.5が300本くらい、35mmF2.8が1000本くらいに比べて、だいぶ多いという印象です。
1950年代半ばには、広角レンズより長焦点レンズの方が需要があったのでしょうか。

50mmと135mmレンズで徹底してコンタックスと同じレンズ構成を採用した田中光学でしたが、なぜか35mmではそうしなかったように見えます。
35mmF2.8もビオゴンコピーにしてもらえなかったのが逆に残念です。
50mmF2、F1.5、85mmF2、135mmF4のゾナーレンズ群には多くのコピーレンズがあるのに、ロシア製レンズを除いて35mmビオゴンのコピーがないのはなぜでしょうか。
Wタナー35mmF3.5はテッサー型と思われているようですが、どうも違うようです。
びっくりするような構成の可能性があって、いま調べているところです。
これについては分かり次第お知らせしようと考えています。

さて、今日の作例は、山王祭のクライマックスの海上渡御が始まる前の様子です。
この人の波は強烈で、祭りなんだからこのくらいの人は来てあたりまえなのかも知れませんが、暑さの中でわたしは耐えられず、群衆から離れて遠巻きに撮影することを決断させました。
それ以上に神輿の担ぎ手はきついでしょうから、水に入ることで清涼感を得られる海上渡御は、熱中症予防に配慮した神様の心遣いが伝統として残っている行事なのでしょうね。
【Alpha7II/Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kougaku Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/15 Fri
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