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コンタックスの真似じゃないか

Tele-Tanar C 13.5cmF3.5
テレ・タナー13.5cmF3.5を製造した田中光学は、調べても調べても情報のない、不思議な会社です。
わずかに分かったのは、もともと川崎にあった会社で、当初はライカ用のアクセサリーや8mmシネレンズなどを製造していて、1953年から突然ライカコピーカメラを作りはじめて短期間に9機種を製造したものの、1959年にはあっけなく倒産してしまいまったということです。
ライカマウントのレンズも35mmから135mmまで9種類が販売されていますが、量産に至らなかったレンズや鏡胴、2種のコーティングの違いで分類すると、実に23種類ものレンズが作られたやはり不思議なメーカーなのでした。

特に50mmレンズにおいては、F3.5、F2.8、F2、F1.9、F1.8、F1.5と6種類ラインアップさせたほかに、試作で終わったF1.2という超大口径レンズもありました。
F2とF1.5の間にF1.9、F1.8があってそれぞれ別のレンズだとしていることにこのメーカーの執念を感じずにいられません。
ところがその2本を除くと、F3.5テッサー型、F2.8テッサー型、F2ゾナー型、F1.5ゾナー型と、レンジファインダー・コンタックスと同じ編成・同じ構成で、オリジナリティのなさにがっくりとなります。

この13.5cmF3.5は、以前も書きました通り3群4枚でコンタックスのゾナーそっくりです。
試作のみで市販に至らなかったレンズに8.5cmF2というレンズがあり構成など詳細不明ですが、まあ間違いなくコンタックス用ゾナーと同じ構成だろうと想像はできますが、もし、戦後型の3群7枚の方のコピーかもしれず、そうだとしたらかなりの驚きです。

タナー・レンズの焦点距離表示は、35mmF3.5、35mmF2.8、50mmF3.5、50mmF2.8の初期タイプのみがmm表示で、それ以外はcm表示になっています(試作レンズの多くは未確認)。
正式な理由は分かりませんが、タナ―の主要ラインアップはコンタックスのコピーであることから、標準レンズはライカの51.6mmではなくコンタックスの52.3mmが採られていて、1955年頃にそのことを理由にcm表示に切り替えたのではと想像できます。
レンジファインダーのキヤノンがmm、ニコンがcmだったのもそのことと関係あるのか、このことは調べてみたい今後の課題といたします。

さて、本日の作例ですが、おととい、昨日に続いて江島神社の参道周りでの撮影です。
地元のお祭りに遠路はるばるしかも浴衣を着てやって来てくれたことに、感謝を込めて採用させていただきした。
昨日の作例では背景の草木が流れているように見えて不安になりましたが、今日の前後の人物のボケは美しくて安心できました。
コントラストも古いレンズとしては悪くないと思いますが、現代レンズと比べれば低くなるので背後のシャドーの女性も好い感じで再現されています。
周辺の乱れもなく、さすがゾナーがお手本だけに優秀なレンズと確認できました。
【Alpha7II/Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kougaku Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/14 Thu
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