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10年後にまた繰り返された

Tele-Tanar C 13.5cmF3.5
ちょうど今から10年前、Wタナー35mmF2.8というレンズを手に入れました。
コンディション良好な上に格安でファインダーまで付いていました。
しかし、使ってみると全体にフレアっぽく、ハイライトが滲みます。
なぜか中玉に目立つキズのようなものがあって、これが悪影響を及ぼすと分かり、失意のうちに手放すことになりました。
修理することも考えないではなかったのですが、クラシックカメラ専科の記事でこのレンズがテッサー型と出ていて、その頃はテッサー型をどこにでもあるつまらないレンズとみなしていたので、所有欲が減退していたのです。

最近になって、またクラカメ専科の先の記事を再読して、これはおかしいと思いました。
やはり、Wタナー35mmF2.8はテッサー型と明記されていましたが、1950年代半ばでは35mmF2.8はガウス型でないと設計できなかったのではと気付いたのです。
キヤノン35mmF2.8が1951年、ニッコール35mmF2.5が1952年、トプコール35mmF2.8が1954年、ズマロン35mmF2.8はずっと遅く1958年ですがすべて4群6枚のダブルガウスです。
このWタナー35mmF2.8は東京光学とライツの中間の1956年発売ですが、テッサー型だとすればかえってすごいことだとなってしまうでしょう。

確認のためにWタナーを再度入手してみることにしました。
あちこちで目にしましたがどれも高く、10年前に2万円しないでファインダーが付いてきたのに比べて倍以上もしています。
ただ、いずれも売れているわけではないので、それが相場ということではないのでしょう。
そうこうするうちに、オークションにこのレンズが出てきましたので前回同様の2万円少々で入札すると落札してしまいました。
早速、届いたレンズで構成を確認すると、やはりダブルガウスです。
先のクラカメ専科の記事は、単に間違えだったのか、あるいはテッサータイプも存在するのか、かえって謎が深まってしまったかも知れません。

そのことをブログにすべくレンズを使おうとしておかしいことに気付きました。
ピントが合わないのです。
どうしてなのかしばらく悩みましたが、ピントリングは動いているのに無限遠から最短1メートルまでレンズの位置が動いていないと分かりました。
ヘリコイドが噛み合ってないか、なにか問題があるようで、固定焦点のレンズになってしまっています。
またしても、このレンズには縁がないのかと嘆くほかありませんでした。

さて、本日の作例ですが、祭りを前にした子どもたちの情景です。
江ノ島の橋を渡り切り、参道を抜けたあたりで太鼓の音が遠くに聞こえてきて、すでに山王祭は始まっているようでした。
江島神社から神輿が出るのだろうと察しましたが、すでに祭りの関係者、見に訪れている人たちと一般の観光客でごった返していて、前に進むことができず途方にくれてしまいました。
そんなときに、同じく手持ち無沙汰の子どもがいて、ちょうど135mmレンズにぴったり収まる位置だったので、このレンズの練習をさせてもらいました。
【Alpha7II/Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kougaku Tele-Tanar C 13.5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/12 Tue
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