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真ん中のそのまた真ん中

Komura 80mmF1.8
ライカが90mmという焦点距離を採用していたのに、なぜ、コンタックスは85mmだったのでしょうか。
むかし、その理由をどこかで読んだような気がするのですが、忘れてしまいました。
日本光学が85mm派だったのは、コンタックスレンズのコピーから35mmサイズのレンズ設計をスタートさせているからでしょう。
キヤノンも85mm派なのは、ライカマウント共用なのでライカとレンズとアクセサリーを共有できるメリットを放棄していておかしいと思ったのですが、初期の日本光学からの影響について知って納得しました。
また、ヘクトール73mmやズミルックス75mmなど、標準レンズと85/90mmレンズの間をとった焦点距離も両者に比べて少数派ですが存在しています。

それなのになぜ、コムラーはさらに75mmレンズと85/90mmの間に割り込むような80mmという焦点距離のレンズを作ったのでしょうか。
何か理由がありそうで調べましたが、関連しそうな記述は見つけられませんでしたので、想像してみるしかありません。
昨日の三協光機の概要の中で、最初のチバノン名の時代のレンズに80mmF3.5と75mmF3.5とあったので、きっとこれは蛇腹か二眼レフの6x6用に2種のバリエーションを作ったのだろうと考えたのですが、ライカ用にコムラー名となってからも80mmF3.5とその後この80mmF1.8と続けて発売しています。
F3.5の方はチバノンの転用の可能性が高いと考えられますが、F1.8をまた80mmにした理由が思い付きません。

1950年代半ばには、キヤノン、レオタックス、ニッカ、タナック、チヨカ、メルコンなどライカ以外にも同じマウントを持つカメラが多くありました。
これらのユーザーに80mmF3.5はそれなりに受け入れられていて、すでに80mmファインダーを所有してこの画角に慣れているだろうことから同じ80mmのF1.8にしたのか、あるいは、そこまでユーザー目線ではないが、メーカーとして焦点距離は統一していこうという戦略なのかなあという気もします。
キヤノンではずっと早く85mmF1.9やF1.5を、日本光学でも85mmF2とF1.5を発売していたので、同焦点距離ではこの巨人たちには歯が立たないので真っ向勝負を回避したという弱気の経営戦略の可能性もありますね。

商業的にはどうだったのでしょう。
80mmF1.8には、製造数が少なく個性的なレンズのため人気があり高価であるという定説らしきものがあって、実際、わたしが見た数本はオークションでも5万円前後とコムラーとしては異例の高価格でした。
80mmF3.5の方はより製造数がより少なくてなかなか見つからないが、知名度もないために安価であると聞きました。
工場の規模相応に製造したので、商業的には失敗でなかったかと想像するにとどめます。
昨日、80mmF1.8レンズは業界唯一の明るさをもつ大口径と自負している旨書きましたが、当時すでに35mmF1.8、50mmF1.1、85mmF1.5という大口径レンズが各社から販売されていますので、三協光機が言うのは80mmレンズとしては業界唯一ということだと読むしかないですが、80mmレンズが業界で他に存在するのか知らずに転記したことが後悔されました。

さて、今日の作例は、中野のとある交差点です。
背後の特徴ある建物は中野サンプラザのようです。
以前のニュースでサンプラザが建て替えられると報道しているのを見たような気がするので、記憶違いかと調べてみました。
やはり、1973年に建てられて40年以上経つので老朽化が激しく、中野区がより大規模で近代的なものに建て替えようとしているそうです
高浜原発、美浜原発等々、やはり40年経過して廃炉とか再稼働とか議論されてますが、サンプラザが老朽化で建て替えなんだから同じ年数経過した原発も再稼働は無理という理屈が成り立ちそうなものですがどんなものなんでしょう。
【Alpha7II/Komura 80mmF1.8 F1.8】

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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
SankyoKoki Komura 80mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/08 Fri
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