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構成図の信憑性

Canon 50mmF1.2
先月、京都・奈良を旅した時、キヤノン28mmF2.8レンズを使って、ブログにもこのレンズについてうだうだと書きました。
その時、レンズ構成について確認しようと思って、久しぶりに写真工業出版社の「世界のライカレンズ」のシリーズを引っ張り出してきたのですが、思わぬ発見をしてしまいました。
それは、調べていた28mmF2.8のことではなく、次のページに出ていた同じキヤノンの50mmF1.2の方でした。
本にはレンズの発売年や重量、フィルター径などのデータが記載されているのですが、合わせてレンズ構成図も掲載されています。
図を見ると、キヤノン50mmF1.2はクセノター型なのです。

もちろんそれは4群5枚のクセノターの基本型ではなく、後群に貼り合わせを付加した5群7枚の改良型というべきものでした。
この型はどこかで見たぞと考え、すぐにニッコール3.5cmF1.8と同じだと思い出しました。
キヤノン50mmF1.2は大口径のすぐれたレンズですが、ニッコール3.5cmF1.8は広角レンズ史上最高傑作だという人までいる名玉です。
この2つのレンズが同じ構成だなんてありうるでしょうか。

ここではニッコールのことは置いといて、キヤノン50mmF1.2を構成図と見比べてみたいと思います。
まず、50mmF1.2はフィルター径55mmで1枚目は大口径ですが、39mmのマウント内に収めるために再後端のレンズは小さく、前群より逆に後群の径が大きな構成図と合致しません。
蛍光灯下で反射を見ることで構成を知ることができ、少なくとも構成枚数を数えることはそれほど難しいことではありません。
これで解決できると思ったのですが、前群のガラスがとても大きくて曲率も大きいため、蛍光灯の反射が入らず、判定できませんでした。
しかし、後群は典型的なダブルガウスの反射パターンで、やはりそれだけでも構成図とは違うと断定できます。

キヤノンのホームページにあるCanon Camera Museumによれば、50mmF1.2は5群7枚とのことです。
世界のライカレンズに出ていたクセノター型もたしかに5群7枚ですが、ダブルガウスの前群にメニスカスを1枚追加した構成と見る方が正しいとわたしは結論付けることにいたします。
非常に残念ですが、同誌のミスということでしょう。

さて、今日の作例は、明月院から15分もくだって到着した鶴岡八幡宮からです。
本宮の周辺は、参拝の人、おみくじやお守りを求める人、長い階段を登って来て疲れたと立ち止まる人でいつもごった返しています。
しかし、明月院がすごい人だったのに対し、鶴岡八幡宮は拍子抜けするくらい空いていて、梅雨の時期の平日であることを実感できました。
それでも、数年前から比べれば参拝者はだいぶ増えているはずです。
ここでも言語のマジョリティは中国語でした。
【Alpha7II/Canon 50mmF1.2 F1.2】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 50mmF1.2 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/08 Wed
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