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行列を後ろから失礼

Dubroni 10cmF3.5
奈良県には古い町並みが点在していますが、とりわけわたしが好きなのが橿原市にある今井町の町並みです。
今井町へは2年半ほど前に訪れたのですが、町そのままが江戸時代からそっくり時間移動してきたような迫力に圧倒されることになります。
案内の方から5月には江戸時代の装束で町を練り歩くお祭りがあるよと教えていただき、今回、念願かなって見物に行くことができました。
近鉄奈良駅から大和西大寺乗り換えで八木西口駅まで45分ほど、駅から5分も歩くとすぐに今井町と、アクセスもたいへん良好です。

お祭りと聞いていた行事は、正式には今井町並み散歩という名称で、1週間にわたってコンサートやアート展示、茶会に重要文化財の公開などが開催されるようです。
そのメインのイベントと言えるのが、今井町出身の今井宗久にちなんだ茶行列で、織田信長や千利休など関連の人物に扮した人たちが登場して町並みを行列していきます。
先に江戸時代と書きましたが、どうやらこれはわたしの誤解で、戦国時代の装束での祭りということのようでした。
午前と午後それぞれ1時間も行列があってたいへんサービス精神旺盛ですが、着物の若い女性たちは相当にシャイなようで、うつむき加減に不機嫌な顔、緊張の面持ちとどうもこちらには積極性がないようです。

今日の作例は、行列の最後尾の茶職人のお嬢さんです。
行列の進行はおおむねスムーズですが、それでもこういうイベントの常として、ときどき立ち止まってしまうことがあるので、その間を利用して撮影させてもらいました。
協力的ですし何より美人だったので行列終了後にも依頼するつもりでいましたが、そのまま部外者立ち入り禁止の建物に消えてしまい、午後の部は別の人たちが参加していたためこれしか撮れなかったのが残念です。
町並み保存会会長の梅香さんと偶然話しする機会がありましたが、茶行列の参加者は公募しているがなかなか若い人が積極参加してくれないというようなことをおっしゃってました。
地元だと出にくいという事情は理解しますので、その辺はうまく出演させるような仕組みが必要でしょうか。

それはともかく、このローカルのお祭りは嬉しいことが2つありました。
1つは、手作り感から来る祭りとの距離の近さで、 出演している皆さんから、先の会長さん、地元の人々ととても親切にしていただきました。
屋台もたくさん出ていますが、自宅で作ったお菓子とか地元のボランティアグループのアクセサリーなど商売っ気のない値段で売られていて、心配だったランチもお寿司屋さんの屋台の安くて美味しい巻寿司といなり寿司で満腹になりました。
運営する側と参加者、見物人との間に垣根がないのは、好いことだと思います。
あともうひとつは、図々しいカメラマンがまったくいなかったことです。
関東の祭りだと傍若無人なカメラマンが必ずいて、自分だけがいちばんのショットをものにするぞという悪のオーラを放ちながら場所をふさいだり、周囲の人とトラブルを起こしたりということもしばしば目にするのですが、少なくともこの日見た人たちには、みんなで行事を楽しみましょう的な雰囲気がただよっていて気持ちよく撮影したり散策することができました。
今後もこの状況を保っていただきたいものです。

逆に、マナー好くパンカラーやクルミナーなどのオールドレンズで撮影していた方と知り合いになり、途中並んでカメラを構えたりなどいっしょに行動する機会も得ました。
宿泊を今井町からそう遠くない明日香村に取っていたのですが、彼から近くの甘樫丘に夕日を見に行ってはとアドバイスしてもらいます。
宿にチェックインしてたずねると、その甘樫丘は徒歩5分の至近でした。
あいにく西の方角に大きな雲があって夕日は見えませんでしたが、撮影に来ていたおじいちゃんとまた知り合い、昨日撮ったという夕日の写真を見せてもらい、帰り間際にはアルバムを取り出して以前のこの場所からの写真を譲ってくれもするのでした。
ありがとうございました。
宿泊はドミトリーで神経質なわたしは寝られるのか心配だったのですが、愉しい1日に気付いたら熟睡していました。
【Alpha7II/Anthony 11cmF4 F4】
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thema:ペッツバール genre:写真
Anthony 11cmF4 | trackback(0) | comment(2) | 2016/05/15 Sun
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Comment

いい!
笑顔もシチュエーションもレンズの描写もみんな自然で、とても気持ちがいいですね。
2016/06/03 Fri| URL | hologon158 [ 編集 ]
hologon158さん、コメントありがとうございます。
このアンソニーのペッツバールも周辺はかなり収差が目立つのですが、たまたま条件がよかったようでうるさくはならなかったようです。
このお嬢さんのおかげで、ペッツバールでポートレイトっぽいものが撮れて助かりました。
2016/06/08 Wed| URL | 中将姫光学研究所 [ 編集 ]

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