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間奏曲をどうぞ

Meyer OminI 20cmF3.5
アルジェリア行きをあっさり断念して次の目的地にしたのが、アルジェリアの先のモロッコでした。
チュニスからカサブランカならフライトは多いでしょうし、料金もリーズナブルなようです。
しかし、いろいろ調べていると、カサブランカへの格安チケットは乗り継ぎ便で、他のモロッコの都市に飛んでも料金はほとんど変わりません。
であれば、なるべく奥地に飛んで戻ってくるようなルートの方が効率的です。
さらに見ると、バックパッカーの三大聖地のひとつマラケシュへのフライトが2000円ほどの差でいちばん安かったのですが、それがなんとミラノで1泊する乗継便でした。
今回の旅ではサッカーを2試合観てますが、1度もコンサートに行ってません。
ミラノ経由は振り出しに戻るみたいでかっこ悪いと思ったのですが、ミラノへ行けば音楽が聴けると考えてそのチケットを購入しました。

トランクを空港で預けようと思っていたのですが、5ユーロもして高いので、それよりは安いだろう駅に預けることにして空港バスに乗りました。
今夜空港に戻るので往復で買ったのですが、片道8ユーロ、往復14ユーロで2ユーロも得して気分上々でした。
前回の旅を終了して、今回の旅をスタートさせたミラノ中央駅のことは、案内できるくらいよく知っているつもりです。
ところが、荷物預かりに直行すると驚くべきことに50人以上の長蛇の列ができていました。
こんなのにとても並んでいられず、内部の作りだけ知っていても駅のことを知っているとはいえないのだと反省させられることになります
トランクを空港に預けなかったことを後悔しながら、気に入りの切符販売機のところに行きました。
購入したのは、スイスのルガノ行きです。

コンサートは8時半開演のものがあり、それまで大分時間があります。
普通であれば市内か、せいぜい近郊の町を訪れることを考えるでしょう。
しかし、今回、行きたかったアルジェリアを断念したことで、訪問国がひとつ減ってしまいます。
別に何ヶ国周れるかを競っている訳ではないので、アルジェリア1国パスしても何ら影響はないのですが、なぜか感情的にそれを取り戻そうという気持ちが働いていたようです。
1時間20分で行けるイタリア国境のすぐ先のスイスの町ルガノは、ほぼミラノ郊外の感覚でしたので、気にすることなくチケットを購入しました。

ルガノは同名の湖の湖畔にある町で、イタリア人にとってのリゾートになっているようです。
途中いくつか湖を縫うように電車は走り、定刻とおりにルガノ駅に到着しました。
天気が好く左右に次々現れた湖を見ることが、ルガノの小旅行のハイライトだったかもしれません。
永世中立国のスイスはEUに加盟していませんが、通貨もユーロでなく独自のスイスフランで、ATMでのスイスフランのキャッシングがまずは必要でした。
駅のレストランで食事するつもりでしたが、とても高くて断念しました。
並びのスーパーでサンドイッチを買おうとしたら1個700円もします。
いくらなんでも高すぎて買えず、300円の小さなハムのサンドイッチと、これはリーズナブルな150円ほどの瓶ビールを買ってお昼にしました。
スイスの物価の高さは尋常でないレベルに感じました。

帰りの鉄道の時間を見ると、ルガノには4時間滞在できます。
ツーリストインフォメーションで地図をもらって、とくに当てもなく、午後のやさしい陽光の中をのんびり歩きました。
その地図で面白かったのは、裏面全面が腕時計のカタログのような広告だったことです。
どんなものにしても生産地で買うのが安いはずですが、物価が高く、税金も高そうなスイスで時計が安いのかは疑問です。
もっとも安かったとしても、とてもスイスの時計なんて買う余裕はありませんが。
作例は湖畔にたたずむ少女です。
斜光を浴びたその横顔は、とても憂いを帯びているように見えました。
失恋でもしたか、あるいはわたしと同様、スイスの物価に嘆く旅行者なのか、たぶんわたし自身も同じような表情で歩いていたかも知れません。
唯一ルガノでしたのが、のんびりと次の駅まで歩くことでした。
来るときに気付いたのですが、ルガノの1つ手前の駅は、ルガノ・パラディソという名前でした。
パラディソは、パラダイスのイタリア語です。
期待して歩いてみましたが、名前の由来の意味は分からず、楽園なんて見つかりませんでした。

ミラノに戻ってロシア人ピアニストのコンサートを聴きました。
クレメンティから現代作曲家まで意欲的プログラムでしたが、ピアノをあまり聴かないわたしが知っていたのはドビュッシーの1曲だけでした。
それでも音楽に飢えていたわたしは退屈することなく演奏を楽しみました。
ホームの音響が素晴らしく、客が全然入っていなかったので、真ん中の最高の席で聴くことができたのもよかったと思います。
昼食が僅かで、好い音楽を聴いたとあっては、イタリア料理を堪能して明日のモロッコ行きに備えるつもりでした。
しかし、コンサート会場付近のレストランは10時半でどこも閉まっています。
残念ながらイスタンブールレストランでケバブの夕食になってしまいましたが、ビールがおいてあったのが救いでした。
レストランを出ると霧が出ていて気温もぐっと下がっています。
もう秋はだいぶ深まっているようでした。
【Alpha7/Meyer OminI 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Meyer OminI 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/26 Mon
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