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代表がタダとは

Meyer OminI 20cmF3.5
一昨日のカフェの男性からチュニジアの言葉について解説してもらっていました。
アラブ諸国は基本的にすべての国でコミュニケーション可能ですが、国によっては違う単語が使われることが多く、スムーズにやり取りできないこともしばしばなのだそうです。
チュニジアでは、こんにちははアスラマ、さよならはベスラマ、ありがとうはシュクランで、シュクランはほとんどのアラブ圏で共通ですが、他はたぶん違うかもとのことでした。
この3つを覚えるだけで苦労しましたので、残りのイスラム圏で使えないとちょっとがっかりです。
しかし、今日1日これらの単語はフル稼働しましたし、使うことで相手の反応がすこぶるよくなるので、やはりあいさつ言葉は最低限覚えなくてはと心に決めました。

午前中の列車でチュニスに戻ったのですが、来た時と同じ2両編成なのに1等のない車両で、1等の往復チケットを買っていたわたしは損した気分です。
座席はほぼ満席でチュニスに向かってひた走りました。
今日のサッカーの会場がラデスというチュニス郊外の町で、ちょうど列車がラデス駅で停車するので下車するつもりだったのですが、車内アナウンスはなく、隣の座席の男性が言うもう少し先だというのを信じて乗り過ごしました。
それと気付いたところでちょうど同じホームの向かいに反対方面に向かう列車が停まったので、別の人に確認して乗り込みました。
10分ほどで無事ラデス駅に到着します。
カフェに入りスタジアムのことを聞くと、5キロくらい離れているので歩く距離ではないと言うことでした。
また、ラデスに泊まるつもりでしたが、ホテルはスタジアムと反対の方向に1軒あるだけとのこと。
スースのメディナには、宿泊したホテル以外にもいくつもホテルの看板を見ましたし、小さなケロアンの地図には10軒ほどのホテルが掲載されていましたので、ラデスにもあちこちホテルがあると期待したのですが、勝手が違ったようです。

タクシーでスタジアムに行きキックオフが6時と確認したあと、ホテルを目指しましたが違う駅の方が近いそうで一旦元の駅に戻って、ホテルはその駅で間違いないか確認してから切符を買いました。
すると、後にいた親子も同じ駅までの切符を買ったらしく、駅員が父親にこの外国人をホテルまで案内してやってくれと言ったようです。
言葉は通じませんが、ニコニコした顔で着いてきてというように合図してくれました。
3駅先に着くとここだというようにいっしょに降り、海の方に向かって歩き出します。
途中、子どもの遊び声のする場所があって、わずかに知っているフランス語で学校かと聞くと、公園だそうでどうも彼らはここに遊びに来たようですが素通りして、さらに歩いて行きます。
駅から10分ほどで交差点に出ると父親が、右前方の建物を指差して、オテルだと言いました。
再び笑顔になって、握手して別れました。
小さな子どもが早く公園で遊びたがっているだろうに、わざわざわたしをホテルが見えるところまで連れてきて、ずっと手を振りながら去っていったのが印象に残ります。
きっと小学校低学年くらいの子どもに、困っている人はこうやって助けてあげるんだよと言いながら公園に戻っていることでしょう。

残念ながらホテルは1万円以上でわたしの今の身分で泊まることはできません。
海岸近くにあるリゾートホテルだったからで、翌朝の空港へのタクシーも2000円くらいはかかるとのこと。
あきらめてチュニスのホテルに行くことにし、簡易カートに乗せたトランクでの移動を覚悟します。
駅近くに来るとスーパーがあったのでドリンクなどを調達して、近くの公園で休んでから駅に戻りました。
するとさっきの親子がホームにいて、また同じ電車になりました。
どうしたのかという身振りだったので、とても高くて泊れないのでチュニスで安宿を探すというようなことをフランス語っぽくいうと理解してくれたようです。
彼らは公園で遊んでの帰り道で、おもちゃとポップコーンを抱えた女の子がご機嫌そうです。
写真を撮ったり、飴をあげたり、お礼に女の子からポップコーンをもらったり、彼らの駅までは短い時間でしたがこの町の人に接することができで、高いホテルまで歩いたことが無駄ではなくなりました。

チュニス行きの列車はなぜか、1つ手前の駅で乗り換えなければなりませんでした。
しかも、乗っていた列車は8両編成で、やって来た列車は2両しかなく多くの人が乗れずにホームに取り残されました。
ずっと待っているとまたわたしの乗っていた方向から列車が到着して、ホームがラッシュ時の山手線のような状況になってしまいました。
時間のこともあっていまチュニスに行くのはあきらめました。
またスタジアムのある駅まで戻ります。
すると今度来た列車に大量にチュニジアサポーターが乗っていて、盛り上がっているのはいいのですが、駅が混沌状態になりました。
15分前には閑散としていたのに。
タクシーで行ったスタジアムでしたが、最寄り駅は一駅先だったようで、みなここまで乗車して歩いて向かっていました。
わたしはトランクを引いていたのでどんどん離されてしまい、途中サンドイッチを買ったこともあり試合開始に間に合いませんでした。
入り口でチケットのことを聞くと、不要だと言います。
アフリカネーションズカップ予選、チュニジア対モロッコの試合が入場無料だというのです。
当然、トランクなんて持って入場するなんて奴は前代未聞でしたでしょうから、拒否されるかもと心配したら、簡単にチェックしてOKでした。

試合はホームのチュニジアが2-3で負けましたが、レベルはかなり低かったと言わざるを得ません。
アフリカネーションズカップは無茶な日程を組むので、しばしば欧州のクラブでプレイする選手が帰国できずに、国内のクラブの選手のみで代表が編成されることが多く、そのためだったでしょうか。
チュニジアという国自体に親しみを感じていただけに残念でした。
タダにも関わらず観客はスカスカで、大きなスタジアムに3分の1も入っていませんでしたが、帰りの電車が心配です。
途中、チュニジアを応援してくれてありがとうと言われたりしながら歩きましたが、やはり流れに遅れてゆっくり駅に着いてみるとほとんど人はいません。
みな前の電車に乗っていってしまったようです。
今度来た列車は、途中の乗り換え不要でチュニスに到着しました。
前回泊まった蚊の多いホテル付近でチュニジア最後の食事にクスクスを食べました。
そこで聞くと、近くにホテルが5つあると場所まですべて丁寧に教えてくれます。
5つとも先日のより劣りそうなボロホテルばかりでしたが、そのうちの1軒の名前に惹かれてそこに泊まりました。
Hotel de Trans Atrantique。
翌月にはヨーロッパから大西洋を越えて南米に向かうので、あやかろうと考えたのでした。
しかし、ここでもチェックイン手続き中に早くも何ヶ所も蚊に刺されるような、きびしい宿泊施設です。
名前倒れのホテルだなあとがっかりでしたが、まさか、この蚊は太平洋を飛来してやって来たということはないだろうかと考えながら眠れぬ夜を過ごしたのでした。
【Alpha7/Meyer OminI 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Meyer OminI 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/25 Sun
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