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最年少記録更新

Meyer OminI 20cmF3.5
アフリカ最初の夜は戦いにあけくれ、予定していた早起きができませんでした。
ホテル最上階の4階の部屋だったのですが蚊が随分いて、10匹以上殺してもまだ何匹か飛んでいたので、あきらめて布団をかぶって寝てしまいました。
何度か刺されたり、プ~ンとうるさい羽音に起こされたりして熟睡できませんでしたが、それよりもこちらで蚊に刺されたことでデング熱だかMARSだかにならないか少し心配になりました。
チュニスは地中海に面していて、温暖な気候ですが、砂漠の熱帯のようなところと違い、ナポリより若干気温が高い程度です。
室内ということはあるでしょうが、この気温に対して蚊が大量にいるということが不思議で、チュニスに行く人がいれば、必ず蚊取り線香は持参するようアドバイスしたいと思います。

もうひとつ寝るのが遅くなった理由があって、隣国アルジェリアのビザの確認をしなければなりませんでした。
実はサレルノの港で出国審査の職員が、わたしのパスポートのページを繰りながらチュニジアのビザはと聞いて来たのですが、乗船できないことを恐れたわたしは咄嗟に日本人はビザ不要ですと答えていました。
ビザの要不要を確認するのを忘れていたわたしは、チュニスの港で入国させてもらえずにイタリアにトンボ帰りかも知れないと心配だったのですが、入国できたところをみるとやはりビザは不要だったのでしょうが、国交のほとんどないアルジェリアは間違いなく必要なはずです。
ネットで調べるとやはりそのようで、そこまで調べたくはなかったのですが、チュニスのアルジェリア大使館で取得できないかと検索すると、かなり手続きが面倒なうえに日本大使館のレターも必要で、そうなるとISISの問題もあって日本大使館が対応してくれない可能性が高く、アルジェリアへの入国は半ばあきらめざるを得ないという状況でした。
それなら治安の悪そうなこのホテルの周辺を出て、どこか北アフリカらしい町に出て落ち着きたいと思いました。

チェックアウトするときにどこか南の方の行きたいというと、南方面の列車の駅は昨日とは別のところだと教えてくれましたが、どこか好い町を知らないかと聞いても首をひねるばかりです。
とりあえず駅に行って最初の列車の終点まで行ってみようと考えました。
駅のそばで、突然、女の子に声を掛けられ立ち止まりました。
中学生だという3人組は、昨日の高校生とは違い制服を着ていましたが、やはりどこから来たのかと聞いてきました。
3人ともかなりアジアに関心があるようで、寿司や刺身が食べたいと言ってましたが、Kポップとかジャッキー-チェンとか日本、韓国、中国の区別ははっきりとはついてないようです。
それと、会話は英語でしたが、ジャッキー・チェンをジャッキー・シェンとフランス語式に発音しているのがチュニジア流のようでした。
昨日の子たちと言い、ムスリム女性は閉鎖的とのイメージを破って、とてもフレンドリーかつ積極的なようです。
作例のように、撮影にも気軽に応じてくれました。
どこか列車で行ける好いところはないか聞くと、スースというところが海のそばの歴史ある町で素敵よと教えてくれました。
フェイスブックのアカウントはないのか聞かれ、友達リクエストを送ってもらいましたが、14歳の彼女たちがアルバニアの女の子の15歳の記録を抜いて、わたしのフェイスブックの最年少の友達ということになりました。

スースまで所要2時間の急行が30分後にあるというので切符を買うと1等になっていて、
2等でいいというと売り切れだといいます。
近くでサンドイッチを買いましたが昨日の反省から半分でいいと言うと、バゲットではなくハンバーガー用のパンに具を入れてくれました。
10分前にホーム行くと列車は人で溢れています。
2両編成で、一等はその1両の半分しかなくそこまですでに人がいっぱいで、切符を見ても車両番号や座席番号の記載が見当たらず、座れるのかどうか分かりません。
車掌が通りかかったので切符を見せると、1等の記載を見たからか、それともわたしが外国人だからか、率先して人波をかき分けてわたしを通したうえ、新聞を読んでいた紳士をどかせて、わたしにそこに座るよううながしました。
わたしの席がもともとそことは思えませんでしたが、誰に文句を言われるでもなくずっと座らせてもらいます。
サンドイッチは昨日よりずっと小さかったのに、それでもわたしには大きく腹いっぱいになり、すぐ眠ってしまいました。

スース駅は終点で、乗客の流れに乗って歩いていくと城壁のようなものと海がすぐに見えました。
メディナと呼ばれる旧市街を隔てる壁が海の比較的近くに建てられていましたが、これは中世に十字軍の襲来から守るために建造されたそうで、かなり堅牢そうに見えます。
こういう旧市街の古い建物を利用したホテルがあれば泊まりたいと思った矢先、まさにそんなホテルが見えました。
やや古びていますが、ダブルの部屋が1800円と昨日のチュニスの蚊の多いホテルの半額以下で、バルコニー付きの部屋にしてくれるといいます。
ホテルのそばを散策すると、入り組んだ細い路地の左右に古い家が並んでおり、これこそ北アフリカのスークの典型という光景が広がっていました。
どの家も、壁は真っ白ですが、扉や窓枠などは水色に塗られていて、午後の斜光を浴びて輝いて見えます。
白壁が光をきらきらと反射して、夢の中の景色のようでした。
スースを教えてくれた女子中学生たちに感謝です。

ホテルのほんの先に、小さな食堂があったので夕食にしました。
豆のスープと鶏肉のドンと乗ったクスクスに缶ジュースを付けて300円ほどでした。
安いですし、トウガラシが入っているらしいスープも、久しぶりに食べたクスクスもとても旨いんです。
ただ、量が多過ぎなのと、イスラム圏なのでビールもワインもないのが、不満と言えば不満でした。
と思ったら、ホテルに戻るとバーがあって、冷えたチュニジア産ビールが飲めてしまいました。
ちょうど、サッカーチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン対レアル・マドリード戦をテレビで中継していて、マドリードファンだという青年とともに観戦しました。
わたしはレアルが嫌いなので、パリを応援しましたが、両チーム不発で0-0のドローに終わり、ケンカにならずすみました。
クリスティアーノがゴールしなかったことも含めて、わたしにとって今日1日は良いことずくめでした。
長く旅しているんですから、こういう日があってもたまには好いですよね。
【Alpha7/Meyer OminI 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Meyer OminI 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/21 Wed
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