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あいつを始末してくるんだ

Xenon 5cmF1.5
昨日のうちにミラノ行きのバスチケットを買っておいたのですが、恐るべきことが分かりました。
リュブリャーナからミラノまでは鉄道だと昼行と夜行の2本があってオーストリアのフィラッハ乗り換えで81ユーロ、バスだと昼行のみで直行便で40ユーロと聞いたので、躊躇なくバスチケットを買いました。
昨夜、宿に戻ってミラノのホテルを予約してしまおうと調べると、いちばん安いものでも70ユーロもして、しかもそれは4人部屋のドミトリーの値段だったのです。
シングルだと100ユーロ以下はなく、それなら昼行よりも高い夜行列車で行って宿泊しない方がずっと安上りです。
バスチケットは10%のキャンセル手数料を取られましたが、夜行列車で行くしか手はありません。
ミラノでは万博が開催されているため宿代が暴騰しているようで、しかし、いくらなんでもドミトリーで9000円と言うのはふざけた値段で、他をざっと見てみると1泊4万、5万のホテルが並んでいるのも含めて旅行者がバカにされているようです。
東京もオリンピック期間はあんな風になってしまうのでしょうか。
万博になんて興味ない旅行者にとっては迷惑千万な話で、大きなイベントは開催してほしくないと訴えたいですね。

21時10分発の列車までぽっかり時間ができて散策でもしたいのですが、リュブリャーナはあいにくの雨模様です。
雨に濡れるヨーロッパの旧市街の町並みは美しいのですが、歩くには不便です。
とは言え、宿に籠っていても仕方ないので、荷物を預かってもらって旧市街探索に出掛けました。
15分ほど歩くとそれまでとは建物が一変していかにも歴史ある雰囲気の通りにぶつかりました。
小さな店構えの食料品店や化粧品店、本屋、アウトドアショップなどが並んでいて、日本とはまったく違う商品のディスプレイを覗きながら散歩を楽しみます。
続いて大きな広場に出ました。
宿でもらった地図を確認するとここにツーリストインフォメーションがあることになっていますが、広場が大きかったのと東西南北が把握できなかったのとで、見つけるまでに時間がかかってしまいました。
途中橋の欄干にドラゴンの像があったのですが、そのドラゴンが町の象徴のようで、マスコットキャラクターになってインフォに置かれていました。
さすがに日本のゆるキャラのような着ぐるみまではないようですが、マスコット自体は可愛らしく、日本人がデザインしたような子どもに受けそうなドラゴンでした。
インフォではコンサートがないか聞きましたがクラシックのものは一切ないそうで諦め、教えてもらったアンティークショップに向かいました。

地図にマーキングしてもらった2軒は本格的なアンティークショップで、残念ながらわたしの探しているような店とは違います。
高級なアンティークはもちろん魅力的ですが、手のひらに収まるサイズで数千円で購入できる安価かつ、その土地と生活に根差したような古道具のようなものが欲しいなと思います。
今はネットオークションを使えば世界中のあらゆるアイテムを比較的安価にいながらにして手に入れることができるのですから、旅先ならではのものを手にし、それを店主に尋ねたりして、おしゃべりしたりするのが楽しいのです。
こういう店の主人はたまに無口の話下手だったり英語がさっぱりという人もいますが、たいていは外国からの珍客歓迎で、地方の歴史とか、関係ない雑談とかで楽しませてくれます。
逆に東洋アイテムに対して質問されてしまうこともあります。
根付の使い方や印籠に何を入れていたかなど説明すると、熱心に聞いてくれ感謝もされます。
わたしの説明をそのまま他の客にするかと思うとあまりいい加減なことは言えませんが、まあ、わたしに聞くのが悪いので許してもらいましょう。

古いメガネをブダペストとコトルで手に入れていたのですが、たまたま通りがかったここのアンティークショップでも見つけて手に取らせてもらうとまた欲しくなりました。
主人に他にレンズ関係とか光学関係のものはないかと聞いてみます。
大抵こういう店では店頭に出ているものの他にバックヤードにがらくたなんかが貯まっていたりするので、聞いてみる価値はあります。
すると、主人は何やら考えを巡らせてあちこち引き出しを開けたり閉めたりして、見つけたとわたしに懐中時計のようなものを見せてくれました。
メガネの表面に押し当てると針がガラスの曲率の数値を示す計測器です。
メーカー名はありませんがたぶんドイツ製だろうとのこと。
古いメガネ屋が廃業したときに持ち込まれたような記憶があって、探したら出て来たよと笑っていました。
こういう風に見つけてもらうと嬉しくて必要なくても欲しくなるものですが、この計測器なら手持ちのレンズの前玉の曲率を調べるなりして遊べそうです。
先のメガネもオーストリア・ハンガリー帝国時代にスロベニアのメガネ店で販売されたものとケースの文字から分かったので、少し負けてもらって両方お買い上げとさせていただきました。

雨は時折強くなったりもしてきました。
100円ショップの折畳み傘を持っていましたが、いつの間にかパーツが紛失して完全には開かなくなり、ますます歩くのが不便になりました。
町中に何軒もあるカフェをはしごしてみることにします。
3軒入りましたがすべてでコーヒーを飲んでは体に悪そうなので、ビール、コーヒー、紅茶と1軒ごとに変化させました。
昔ながらの古く落ち着いた店、モダンな内装の老舗店、ファストフードのような外装の安めの店と、カフェにもバリエーションをつけます。
飲み物の味が変わってしまう訳ではないですが、やはり昔ながらの店と言うのがまったりできていちばんいいなと思います。
老舗店もよかったのですが、店員たちが慇懃すぎるのがわたしにとってマイナス評価です。
安い店は若者たちで溢れていて、それはそれで楽しい雰囲気でした。
コーヒーはだいたいどこも1杯1.5ユーロくらいとセルビアやマケドニアより倍近く高くなってしまいます。
どのカフェも店外にテーブルが並んでいてそちらの方が人気ですが、店内が禁煙なのに対してスモーキングフリーなので、喫煙者の多い旧ユーゴ圏ではわたしは利用しませんでした。

さて、本日の作例ですが、雰囲気ある通りであまりにその場にぴったりな人物を撮影しました。
雨がちな天気とは言え、それほど寒くはないのにコートを着ていて堅気の人物では無さげです。
秘密警察じゃないかと踏みましたがいかがでしょう。
いや、もしそうであれば、こっそりとではあれ撮影してしまったわたしはタダではすまなかったでしょうから、産業スパイとか薬の売人なのかも知れません。
それはともかく、スロベニアはイタリアやオーストリアと国境を接する国なのですが、少なくともリュブリャーナで難民を見ることはありませんでした。
ハンガリーがセルビアとの国境を閉ざしたことで、難民の流れがこちらに集中すると予想したのですが、見当はずれだったかも知れません。
明日の午後の便で帰国するので、今日が最後のチャンスとスロベニアの人々に難民についての意見を聞いてみたかったのですが、その機会はがなかったのが残念でした。
【α7/Schneider Xenon 5cmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Schneider Xenon 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/05 Mon
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