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彼女の名はミハエッラ

Holmes Booth & Haydens 20.5cmF5
朝から観光客の車の音で目が覚め、同時に興醒めしました。
シギショアラの旧市街は城壁に囲まれた高台にあって、入り口のところに大きな駐車場があります。
心ある人はそこに停めて坂道を上がってくるのですが、面倒くさがりや老人のいる家族連れなどは構わず城壁の中まで車で入って歴史的建築物の真ん前でも平気で駐車します。
アルプは5時起きで撮影に出れば人もいなくてよいと言っていましたが、これだけ車が停まっていてはそれも意味が無いとわたしは撮影を諦めました。
ここにいること自体に意味が無いような気がして、出発することにしました。
アルプに会えず、別れを告げられなかったのが心残りです。
そういえば昨日は書き忘れましたが、この宿の女主人は片言の英語はできましたが、わたしにフランス語はできないかと聞いてきました。
わたしは第二外国語がフランス語だったのですが挫折しているので、ノンと答えておきました。
いっしょに飲んだおじさんはイタリア語、やっと見つかった宿のおばさんはドイツ語、そして今回の宿のおばさんはフランス語と、ブルガリア、ルーマニアでは英語よりもヨーロッパ言語のいずれかを勉強していた方が役に立つということがまたしても証明されてしまいました。

ツーリストインフォメーションでスチャヴァ方面へ行きたいと相談すると、バスを乗り継げば今日中に着けるとのことです。
ただし、乗り継ぎ時間が15分しかなく、しかもバスターミナルが違う場所にあるので頑張ってねと、地図をくれました。
地図を見ると500メートルほどしか離れていないので、時間通りなら乗り継ぎは問題ないでしょう。
シギショアラのバスステーションは駅の隣だそうで、行きにタクシーで来たので歩いて30分かかると覚悟していたのですが、わずか15分で到着してしまいました。
アルプは勘違いしていたのか3キロあると言っていましたが、わたしは道を間違えたのに15分ですからせいぜい1キロしかなかったのでしょう。
途中、道を聞いた時ルーマニア語しか分からないと言いながら、前方を指さして、トレ・センテ・メートルと教えてくれました。
恐らくほかのほとんどの言語では何メートルと言っているかなんて分からないでしょうが、
ルーマニア語では300メートルだと誰でも分かるところがたいへんありがたいです。

バスの中では大学生の青年が助けてくれて、次のバスが発車するバスターミナルで降ろしてくれるよう運転手に頼んでくれて、バスの乗り継ぎの問題も解消されました。
青年はドイツ系の出自だそうで、ルーマニア語がフランス語やイタリア語に似ていると言うと、そうなんですか知りませんでしたと少し驚いていたのが、わたしには不思議でした。
青年は、学生や若い人ならみな英語ができるので困ったら聞くようにとアドバイスしてくれます。
しかし、わたしがルーマニアに来てから、わたしが聞いていないのに、どうしましたかとたずねられるケースがすでに5回もありました。
まったくの想像ですが、チャウシェスク政権の崩壊後、民主化の波が押し寄せ、まず我々に必要なのは英語であると教育に取り入れられ、社会主義で忘れられていた人に親切にすることを実践しようと考えたのではないでしょうか。

ムレスという田舎の中心の町からスチャヴァというやはり田舎の中核の町まで、バスはひたすら農村をいくつもつないで走り、人が降りては乗るを繰り返します。
6時間の行程ですから運転も相当たいへんだなと思います。
途中から乗車してまたしばらく先のバス停で降りる人の運賃を把握できるものなんでしょうか。
さすがに何度か眠ってしまいましたが、道路沿いの教会の庭で結婚式の人たちを見たり、荷馬車がゆっくり走っている後が渋滞になっているのを見たり、民族衣装でしょうか派手なスカートのおばあさんは何度か見たりしました。
あと、1時間で到着というところで、最前列の女性が下車してしまい、始発から乗って来たのはわたしと運転手だけになってしまいました。
しかし、スチャヴァは大きな町なので、途中から乗った乗客でほとんどいっぱいになっています。
終点のバスターミナルで下車時に運転手へ日本語でお疲れさまと思わず言ってしまいました。
ホテルを探さないとときょろきょろしていると、早速、若い女性が何を探しているのかと聞いてくれて、この先のラウンドアバウトの先にあると教えてくれ、その中でいちばん安かった100レイの宿に荷を降ろしました。

さて、その女性もそうでしたが、ホテル付近の広場や公園にいる女性という女性がみんなきれいです。
子どももみんな美少女だし、当然、男の子も美少年ばかり。
地図で見るとスチャヴァは北に50キロも行くとウクライナ、東はモルドバがすぐそこで、ハンガリー、ブルガリア、さらにはトルコの血もかなり入ってきています。
民族の血が混じることで美人が多くなるのは南米の例でよく言われることですが、このあたりの人々も同様なのでしょうか。
わたしのいちばんよく知るルーマニア人はゲオルゲ・ハジというルーマニア代表を率いて90年代に活躍した名選手です。
彼はちょっとアクの強そうな美少年とは言い難い顔つきでしたが、こういうタイプの顔の人もルーマニアでは数多く見ることができます。
女性ではあまりこういう濃い顔の人は見ないだけに、男女差に不思議なものを感じます。

わたしの世代でルーマニア人というと真っ先に思い出すのが、ナディア・コマネチです。
心奪われた日本男子は多かったかも知れませんが、わたしはどんな顔だったか思い出せません。
しかし、彼女の愛称が「白い妖精」だったことはよく覚えています。
ブラショフ、シギショアラ、スチャヴァと歩いてみて、白い妖精と呼びたくなるような女性や少女があまりに多かったので、コマネチ・ジェネレーションの男性がルーマニアを旅したら狂喜することは間違いありません。
作例の少女は、そんなひとりですが、シギショアラの町中で頼んで撮影させてもらいました。
ルーマニアにはこんなにも美しい少女がいるということを日本に知らしめなければわたしが旅行に来た意味が無いと真面目に言ったら、素敵な照れ方をしてくれました。
ほんとはその時の顔を記録したかったのですが、カメラを向けると表情は一変してしてしまい、なかなかこれぞという風には撮れないものです。
【Alpha7/Holmes Booth & Haydens 20.5cmF5 F5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Holmes, Booth & Haydens 20.5cmF5 | trackback(0) | comment(4) | 2015/08/30 Sun
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Comment

本当に美しいですね
ペッツヴァールの出番ですね。
もっともっと沢山見せて下さい。
とにかく無事に旅を続ける中将姫光学さんのタフさと幸運には驚嘆しています。
2015/09/02 Wed| URL | sha-sindbad [ 編集 ]
sha-sindbadさん、コメントありがとうございます。
年頃の娘さんにはなかなか声が掛けられませんです。
小心者なので。
この地方を旅するものだけの特権だと思って、視覚のみ楽しませていただこうと考えています。
旅していると幸運も不運もありますが、それ以上に紙一重でそのどちらにもならず、しかも本人は気付いていないということが多いのではと思われます。
タフさのみは、応援くださっているおかげで多少ついてきたというところです。
2015/09/02 Wed| URL | zunow [ 編集 ]
魅力的な少女であることは十分伝わってきます。
2015/09/03 Thu| URL |  [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
たいへん魅力がありますが、ルーマニアがすごいのはこういう女性がごく普通だということです。
ミスルーマニアコンテストの審査員になったらたいへんです。
全員10点満点で、選びようがありません。
2015/09/04 Fri| URL | zunow [ 編集 ]

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