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ワインならわたしたちにお任せ

Perken Son & Rayment 16.5cmF5
ソフィアからどうにか無事に帰国しましたが、その過程でかなり間抜けなことをしでかしてしまいましたので、恥を忍んで記しておきたいと思います。
分からないことを確認せずにあいまいなままにしておくと失敗するということを身を持って体験した記録です。
今回の帰国は、ソフィア-アテネ-ドーハ-羽田(帰路は成田―ドーハ―ソフィア)という2回乗り継ぎの格安航空券で、ソフィア-アテネ間のみブルガリア航空、他はカタール航空という変則チケットですが、そういう奇妙なルーティングも失敗に影響していたようです。

ソフィア空港の荷物検査では、前の女性ふたりがずいぶんと大きくて驚いたのですが、ブルガリアの国旗とバレーボールの文字があったので、バレーボールのブルガリア女子代表チームの選手だと思われます。
帰国後、バレーボールのワールドカップが日本で行われるそうですので、彼女たちもわたしと前後して日本に行くのでしょう、身長190センチくらいの美女たちでしたが、声でもかけとけば応援に来てとチケットをくれたかも知れないと後悔しました。
その後、空港内のワインショップの店員さんが美人なので、足が止まりました。
ワインはブルガリアの特産の一つで、レストランで無名のハウスワインを1杯飲んだだけですが、フルボディの濃厚な味でこれは旨いと率直に思えるものです。
乗り継ぎでなければ買って帰るんだけどと残念で仕方ありません。

しかし、先ほど航空会社でチェックインした際、荷物はダイレクトで羽田まで行きますが、アテネのカタール航空のカウンターで羽田までを再度チェックインするよう指示されていたことを思い出しました。
ワインを買って箱詰めしてアテネで預ければ、問題なく日本に持ち帰れると気付いたのです。
美人の売り子さんにワインを買ったら箱をもらえないか聞いたら、箱ならいくらでもどうぞとのことです。
早速、彼女の助けも借りてワインを3本選ぶことにしました。
彼女の絶対のおすすめだというカベルネソーヴィニオンが2500円くらいだったので、わたしは900円ほどの2012年とこの店では古い方に属するメルローをチョイスすると、彼女はそれも美味しいと後押ししてくれました。
この店のブルガリアのワインの多くは1000円前後とリーズナブルです。
あと1本はコプリシュシティツァで飲まされたウゾーと同系列のスピリッツにします。
ワインは1晩で終わりですが、スピリッツならちびちび飲めば長期間楽しめます。

箱を取りに行ったはずの彼女が別のところから現れて、あれっと思えば、今度は箱を抱えた彼女がまた現れてわたしの眼が丸くなったところで、ふたりは声を揃えてわたしたち双子なのと言いながら笑っていました。
彼女たちは3本を袋詰めして3本用の段ボール箱を別にくれました。
その時カスタムがとうこう説明してくれたのですが、美人が急に倍に増えた動揺でわたしはロクすっぼ説明を聞かなかったようです。
これはチャンスとばかりペッツバールレンズを取り出して自慢し、彼女たちを撮影させてもらいました。
光線がとても悪いのをそのままにしたため顔が黄色くなってしまったのが残念です。
と言っても失敗はこのことではなく、舞台をアテネ空港に移してそれは起こります。

アテネの空港では入国審査の窓口が2ヶ所だけで、しかも1つはEUパスポートホルダー専用だったので、もう一方のカウンターに長蛇の列ができていました。
もう10時過ぎなので、怠惰なギリシャ国民はふたりを残して働かないのでしょうか。
ようやくいったんギリシャに入国して、そのままカタール航空のチェックインカウンターに向かいます。
手にしていたワインはここで預けるつもりだったので、袋を破って取り出し、箱に詰めてカウンターの職員にチェックインをお願いしました。
するとこの箱のままでは機内で預かることができない、スーツケースに入れてほしいと言われますが、カバンは羽田直行なので受け取れないと説明しました。
すると職員はソフィアの空港で買ったのなら袋に入っているはずだ、それを荷物検査で見せれば手荷物で問題ないと言います。
わたしは箱を開けて袋とはこれのことかと聞くとそうだとのことで、このとき初めて乗り継ぎがあっても液体物は封印された透明の袋に入れてあれば手荷物にでき、乗り継ぎがあっても問題ないということを知りました。
しかし、もう取り出す際に袋を破ってしまったと説明しましたが、職員の話では袋に書かれたワインなら大丈夫との返事です。
ちょっと信じがたいですが、もう破ってしまった以上、その職員の話を信用するしかありません。

出国審査を過ぎて、いよいよ荷物検査があり、本当にワインを持ち込めるか心臓がバクバク言うのを見透かしたように、ここの職員は持ち込むことができないと厳しい態度です。
チェックイン時に問題ないと言われたと抵抗しましたが、航空会社はセキュリティの責任者ではなく、それをやるのはわたしたちだとギリシャ人にしてはずいぶんと責任感が強いことを強調していました。
ここで廃棄する以外にありませんと言います。
薄々気づいていましたがそんなの当たり前のことで、袋が破れていてもいいなら、簡単にすり替えとか薬品の混入とかできてしまいます。
それで、わたしはどうしたか。
9.11の直後、機内に液体物の持ち込みが禁止されるようになったその当日のニューヨークだかパリだかの荷物検査の映像を思い出しました。
高価なワインやシャンパンが持ち込めないと知った多くの人が、その場で栓を開けてラッハ飲みしていました。
わたしも真似してカバンからコルクスクリューを取り出し2本を開栓して、同じようにラッパ飲みしました。
1本はスピリッツなので簡単に手で開きましたが、アルコール度数が50度近いので、こちらは軽く舐めるにとどめます。
わたしは酒には弱いので、2種のワインを5分の1程度ずつ飲んだだけですが、さすがに高かった方のワインの方がずっと旨く、あのツインビューティの言ったことは正しかったと納得しながら飲みました。
合わせればワインボトル1本近く飲んだのですっかり酔っぱらってしまいました。
それでも再度荷物検査の横を通ると先ほど廃棄するよう言った職員が冷たい目でわたしを見るのが分かり、恥ずかしくなったせいか顔が赤くなっているのが分かりました。
荷物検査を通ると免税店が並んでいますが、袋さえ破らなければ問題ないと知ったわたしが向かった先はもはやここに書くまでもないでしょう。
【Alpha7/Perken Son & Rayment 16.5cmF5 F5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Perken Son & Rayment 16.5cmF5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/08/17 Mon
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