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災害に屈せず

Squire & Co 14cmF3.6
わたしの旅した範囲ではネパール大地震の影響は、少なくとも視覚的にはあまり感じるところがありませんでした。
テレビニュースでは、地震で破壊されたところや避難生活を強いられているところばかり映像で流すので、ついついほとんどのエリアがそういう現状なのかと錯覚しがちです。
しかし、地震の被害がなかったところを映像で流しても意味がないので、倒壊した建物ばかり見せていかに地震が凄かったかを示そうとする報道姿勢はある意味誇張主義で正しくないのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか。。
例えば、カトマンズでは市街地で推定2%の建物が倒壊していますが、都市機能はまったく損なわれておらず、不運にも倒壊したがれきをボランティアと片付けながら多くの人がこれまで通りの生活をしています、一方で近隣の農村では簡素な石積みの家、干乾し煉瓦を重ねた家など被害は甚大で、多くがビニールシートを張った仮住まいでの生活を余儀なくされており、けが人が収容しきれないこと衛生状態の悪化から彼らの救済が急がれますが、政府も全体の規模を把握しておらず、水や食料などの緊急支援物資を大目に送るよう呼びかけています、などとやれば、何となくではあれ状況が大づかみできると思われます。

わたしがネパールを訪れたときには地震からすでに3ヶ月も経っていたにも関わらず、現状を知るすべがありませんでした。
日本の旅行会社や航空会社は、もう地震から3ヶ月で安全だからどしどし旅行してくれとはまだ言えないでしょう。
まだ大きな余震の可能性があって、それによる被害が無くても交通機関がマヒして帰国が1日遅れるでもしたら、日本の場合は大きな問題になる可能性があるからです。
ましてや、旅行者本人が怪我でもしたら、お前の会社が安全と言ったじゃないかと補償問題になるので、余計なことは口頭でも言ってはいけません。
いちばんいいのはネパール政府がすべてをオープンにして、まだ絶対に安全ではないですが、観光はつつがなくできますし、大きな余震が起こる確率は我が国の気象庁予測で何%なので、これでもよければぜひ自己判断で観光に来てください、と説明することだと思います。
ネバールに行きたいけど心配と二の足を踏んでいた人たちが、それならとこぞってやってくるでしょう。

一部の報道の範囲で知るだけですが、震災後の東北を支援するという活動は、少なくとも日本国内における最大のものだったのではと思います。
地震直後はもちろん、震災から何ヶ月と時間が経過してもボランティアの活動はずっと続きましたし、東北の物産をなるべく購入したり、東北を積極的に旅行するという傾向は今でも続いています。
被災した東北の力に少しでもなれればとみな考えたからですが、これは世界の人がネパールに向ける目という意味でも同様なはずです。
東北は震災には屈していないと現地の人たちが頑張って笑顔で接することで、物産を買ってよかった、旅してよかったと思わせてくれたのが何よりよかったと思いますが、ネパールの人たちも苦しさを内に秘めつつ、笑顔で旅行者に接してもらいたいです。
旅行しようというきっかけは、現地が復興の努力をしているという情報であるし、旅行してよかったと思うのはその情報通りに現地の人が笑顔で頑張っている姿を見ることができたときだと思うからです。
現在、日本に大量に旅行者を送り出している中国ですが、ネパールに対しても例外ではなく、それに対応するためかポカラにもカトマンズのタメル地区にも10軒近い中国料理店があってその凄まじさを感じ取ったものです。
しかし、いったん危険となると見事なくらいに人がいなくなるのも中国らしいというか、一部ビジネスの中国人らしき人を見た他は、中国人旅行者はほぼ皆無でした。
危険となれば、すぐ行かなくなってしまうあたり中国らしいと言えるでしょうし、それ以上に中国が情報をシャットアウトする社会なので、なかなか地震後のネパール情報が得られずに行くことができないでいる人が多いのではないかと思います。
新聞でも、ニュースでも、ネット情報でも、すべてが官制の、つまりは中国共産党のソースからしか情報が得られないのですから、まことに気の毒な人たちだと同情しないではいられません。

中国と言えば、ポカラで食べた中国料理はなかなかいけました。
ポカラ到着後、カトマンズを経つまで、恥ずかしながらわたしは胃の調子が最悪で、見地料理、つまりはカレーを食べる気になれず、インターナショナルな料理があるカフェでスパゲティを食べたり、日本料理屋でうどんや天丼を食べたりしたのですが、一部の店のカルボナーラが美味しかったのを除けば、かなり厳しい味だと言わざるを得ませんでした。
日本に行ったこともない人が、恐らくは日本食レシピをネットから翻訳して少なくとも見た目は日本料理風に仕立てたものという程度なので、味まで追求するには無理があります。
ところが中国料理の方は、少なくともわたしが入った店は中国人がオーナーで、コルカタに着く前に昆明で食べた中国料理などよりずっと美味しかったのです。
もともと中国料理を食べるつもりはなかったのですが、店の前に置かれたメニューが写真付きでどれも本格的中国料理で、ほんとにこんなのが出てくるのか試してみようと入ったところがその通りの料理だったのですっかり感心してしまったのです。
日本の中華街の中華料理は中国人が日本人向けにアレンジして作っていますが、ネパールの方は中国人観光客向けに作っているので本格度ではずっと上を行っています。
行き当たりばったりの場合、日本料理はやめておきなさいと言いますが、中国料理はメニューの写真が美味しそうで中国人が経営と確認できれば、お勧めしたいと思います。

食べ物ついでにフルーツのことも。
今回はたまたまマンゴーの収穫時期と旅が重なったようで、バングラデシュ、インド、ネパールといたるところでフレッシュなマンゴーを食べることができました。
だいたいどこでも1キロで50~80円くらいですが、1キロと言うと大きいので3つ小ぶりなのでは4つ買うことができ、一度に食べるのに十分な量です。
マンゴー専門屋台かマンゴーも扱うフルーツ屋が至るところにあるので頼んでカットしてもらいます。
マンゴーは中心の縦長部分が硬くて食べられないので、それと並行に2ヶ所カットして3つに分けてもらいます。
左右は皮以外をペロリと食べ、中央は皮を剥いて硬い部分を避けて食べます。
それを3つ4つと食べるとけっこう満腹になるし、みずみずしさで渇きも癒される気分になります。
栄養価がいかにも高そうなマンゴーは、胃の苦しさでまともに食事ができない時の精神的な支えにもなってくれました。
ネパールの震災時に食料と水の配給が不足していると報道されていましたが、もし、マンゴーの出回っている時期であれば、それを解決する大きな手段なっていたのではないでしょうか。
【Alpha7/Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Squire & Co. 14cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2015/07/23 Thu
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