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カワセミの中に星が

Squire & Co 14cmF3.6
ルンピニからポカラに行く直通バスがあるというので、今朝のバスで移動しました。
エアコン付のデラックスバスで、途中停車しないから早いよという触れ込みでしたが、確かにエアコンは付いているものの古くて機能できるような状態になく、最悪だったのは道端で人が手をあげれば乗降自由な鈍行バスだったことです。
もともと乗客はわたしともう一人だけだったので、申し訳なく思っていたくらいだつたのですが、そんな気持ちを後悔させるほど村に差し掛かるたびに何人か乗ってまた何人か降りるようなバスでした。
はるか下に渓流が流れるような緑の中を走るバスと言えばロマンチックな響きですが、ガードレールもない崖の上をがんがん突っ走るので、手のひらに大量の汗をかくほどの恐怖を味わいました。
もう一度乗るかと言われても辞退せずにはいられない、そんなバスでした。

到着は聞いていた時間より1時間半遅れた程度だったのはさいわいでした。
ネパールはカトマンズしか知らないと言いましたが、そういえばポカラというところも聞いたことがあると思いだしていました。
トレッキングの基地になる高原の町という知識だけで、地名もバカラだかポカラだかよく覚えていませんでしたが、地震の影響がほとんどなかったところだと聞いて安心して向かったのです。
天気が良ければヒマラヤの景色を楽しめるでしょうし、体調が悪くなければ2~3日のトレッキングにも調整したいと考えています。
今回のインドからの旅はまともなホテルには1泊もしていません。
せめてポカラでは安いなりにもリラックスできるようなホテルに泊まろうと、予約サイトで3000円ほどの評価のとても高い宿を予約していました。

実はこれが裏目にでて、ホテルではどうしてこうも試練ばかりなのかお釈迦さまにおたずねしたい気持ちになりました。
バスが到着した目の前の通りが、わたしのホテルのある通りと同名だったので、これは近いと思いました。
道行く人に聞くとあっちの方だよと言うので歩き出しましたが、10分歩いて何も見えないので、また尋ねるとこの通りは違う、バスステーションのところで垂直に交わっていた方だと言うので戻ることになります。
しかし、この情報こそ後でわかりましたが最大のウソで、まったく違う通りを反対方向に延々歩くことになりました。
やはりおかしいと思った頃郵便局があったので、これは確実と聞くと、管轄外なのでよく分からないが、たぶんあっちだろうとまた違う方向に歩き出します。
途中、ホテルがあったので道をたずねつつ、ホテル名を告げるとそれなら近くだと説明してくれましたが、そこは最初の3文字のみが同じ別のホテルでした。
ポカラは有名な山岳基地かつ避暑地なのでホテルは100軒以上あるそうですが、不運なことにわたしのホテルはバスステーションからいちばん遠くにあって、結局、あちこちと歩き回って3時間もかかってしまいました。

トレッキングしようと思っていたのはどうでもよくなってしまいました。
ポカラの町中を3時間歩けばもう半日トレッキングしたようなものです。
チェックイン時に、涼しいはずのポカラで汗だくになって肩で息をしているわたしがおかしいと思ったのでしょう、だいじょうぶかと聞くので事情説明しました。
ホテル予約サイトの予約確認メールには地図が無く、地図のリンクが付いているのですがWIFIが無く、いずれにしてもこのメールの不親切さと自分自身の愚かさが原因にも関わらず、ホテル側でいちばんいい部屋にアップグレードしてくれました。
角部屋でバルコニー付ですが、なぜかエアコンなしで、お湯が出ないためシャワーは隣の部屋のを使ってくれとのこと。
とはいえ、前日のルンピニの中国人ホテルとはまったく比べ物にならない、内装が凝っていて設備のしっかりした、しばらくぶりのゆったりできるホテルでした。
夜寝られなくなるくらい気になったのは、オーナーとの以下の会話です。
いっしょに来ていた奥さんはどこへ行ったんだ、ひとりで来ましたよ、あんたが入って来た時奥さんが一緒だっただろ、誰だそれは?

ポカラの登山やトレッキングは9月から4月までがシーズンで、もともとホテルはローシーズン価格を出していますが、さらに地震で多くいた中国人、韓国人がまったく来なくなってしまったので、かなり安い価格を出したものの本日の宿泊は4組だけとのことでした。
徒歩2分でレストラン、カフェ、土産物屋、旅行代理店が軒を連ねるメインストリートに出ます。
観光客がほとんどいないのでどこも閑古鳥ですが、タクシーもすることがなくて路上にずらーっと停まっていて、歩いているとみな使ってくれと懇願してきます。
レストランでもローシーズン価格を出していて、多くの店で20%オフとのことでそんな1軒をたずねました。
1・2階合わせて30テーブルくらいありそうな店に客はふたりだけで、普段なら早めでないと取れなそうな2階のバルコニーのような席に座ってくれと案内されました。
胃の調子が悪くて頼んだのはカルボナーラでしたが、これがパスタの柔らかいのを除けば日本で食べるのと変わらない旨さで、しかも値引きで300円ほどだというので申し訳なくなりました。

胃の状態はしばらく順調だったのですが、エアコンのない蒸し暑い満員バスが停車したランチの時に、禁ビールを解いて飲んでしまったことからまたじわじわと痛み出してきて困っています。
ビールは最安の何とかスターというラベルのもので、ネパール製だというので頼んだのですが、妙に酸味が強くて炭酸もほとんど入っていないやばそうな味でした。
こんなの飲んで平気だろうかと眺めて気付いたのですが、瓶の刻印はインドのキングフィッシャービールとなっていました。
弱小のビールメーカーなので、瓶はキングフィッシャーから供給を受けて製造しているのか、みんなが残したビールを溜めてキングの瓶に入れてそのままではばれるからマイナーなラベルを貼って出しているのか、後者だったら怖いので何も聞かず食事も途中でやめました。
さて、作例はこの日唯一撮影したポカラの少女です。
右側の子は日本人だと言われても分からないような風貌でしたが、どうやらネパールは民族が多数存在するようで、こんな親しみのある顔の人を多く見かけました。
【Alpha7/Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Squire & Co. 14cmF3.6 | trackback(0) | comment(2) | 2015/07/13 Mon
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Comment

ワンダフル!
素晴らしい光景、素晴らしい少女たち、
そして、素晴らしいレンズ。
Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6はペッツヴァールなのでしょうか?
ネパールに入って、中将姫光学さんの心がだんだんと穏やかになっていく感じが楽しいですね。
インドの経験がともすると猜疑心をかき立てるでしょうけど、
ネパールはインドとはかなり違いますね。
楽しんでください。
2015/07/17 Fri| URL | sha-sindbad [ 編集 ]
Re: ワンダフル!
sha-sindbadさん、こんばんは。
強い西日のすばらしい情景でしたが、うまくとらえられません。
しかし、その状況を理解して、褒めてくださることに感謝いたします。
はい、レンズはペッツバールタイプです。
鏡胴に加工を施された、謎多きレンズです。
ネパールは印象としてインドとだいぶ違いましたが、sha-sindbadさんに見せてもらった写真が気付かないうちに影響していたのかも知れません。
インド圏の締めくくりとして楽しませていただけばと思います。
返事の投稿が極端に遅れてしまい、たいへん失礼いたしました。
2015/08/28 Fri| URL | zunow [ 編集 ]

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