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最後の最後でまた騙され


ニューデリー発8時20分のゴラクプール行きは20分遅れて出発しましたが、到着は4時間遅れの14時でした。
ゴラクプールからインド・ネパール国境まで100キロと聞いていたので、もし国境が5時に閉まると微妙な時間に思われ、遅延証明でももらって国境のイミグレーションで言い訳しようかとか考えましたが、もちろんインドで遅延証明など出していたら、それをもらうのに長蛇の列で、遅延証明のために次の作業が遅延しかねません。
そもそも、わたしはチケットを有していない状態で、車掌の独断で乗せてもらっているので何時間遅れても文句を言える立場にありません。
しかし、このふざけた旅行代理店にはクレームをつけなければおさまりません。
支払った代金の半分以上が手数料だったと思われますが、さらに予約していない切符の分は丸々取っておいて、そのことを一切本人に伝えないのですから詐欺です。
京都の四条付近で兄弟がインド料理屋をやっていると言っていたので、何としても探し出してお前ら兄弟の悪事をバラシてやると叫ばなければ気がすみません。
 
それはともかく、ゴラクプールは名前に反して娯楽に乏しいのか、ここで降りた外国人はどうせネパールに直行するに違いないと考えられているように、駅前の人すべてがネパール、ネパールと聞いてきます。
どうもそれらの情報によれば、国境の出入国は夜でも問題ないようです。
また、最初はタクシーで行けと客引きが攻勢をかけてきましたが、やり過ごすうちにバスもあることが分かりました。
100キロをタクシーで行けばいくら取られるのか想像もできません。
まよわずバスに乗り込みました。

バスは国境を越えてネパールまで行くものではなく、単に国境近くまで行く路線バスで、雨でぬかるんだ道をゆっくり、途中、客を拾いながら走るので、予想を大幅に上回る4時間かかって100キロを走り切りました。
バスが来た道をそのまましばらく歩けば国境だとのこと。
そのかたちは、タイのメーサイからミャンマーのタチレクへ抜ける国境と似ています。
もともと1本の道に国境という線引をしたために、その場所でわざわざ手続きをしないと通り抜けられなくなったということを示しています。
と思えば、インド国境と書かれた簡易なゲートは多くの人が何もせず素通りしていき、続いて通ったネパール国境も誰も何もせずに通過していきます。
どうやらインドとネパール国籍の人は出入国審査が省略されているらしいのです。
このままくっ付いて行ってしまっては、わたしは違法出国、違法入国で両国から指名手配されかねません。
慌ててインド側の方に戻り出国手続きをお願いしました。

すると問題が発生したようで、なかなか出国スタンプを押してくれません。
もしかしたら一度そのまま出国してしまったことをとがめるのかと思いきやそうではなく、インドの入国スタンプがないと言ってきました。
わたしはコルカタの空港に着いてからのことをよく覚えていて、アライバルビザ申請ブースでビザスタンプを押してもらってから入国審査に並ぼうとしたところ、ビザ職員にもうスタンプを押しているので不要だと列の脇を通してもらいました。
その旨説明すると、それならコルカタの入国管理のミスだなと言って、出国スタンプをビザのすぐ下に押してくれました。
パスボード上、わたしはインドに入国せず出国だけしたことになっているようです。
もうインドに用はないので問題になることもないでしょうが、こんないい加減なことで済むならビザ取得の手続きをもっと簡易化してくれよと言いたいところです。

このインド出入国審査官たちがまた悪党で、インドルピーが余っているなら向かいにある両替所でネパールルピーに替えなさい、と強く勧めるのですが、どうも胡散臭いのです。
わざわざレートを示して、いまあなたが持っているのは何ルピーだから、ネパールのお金でいくらになると計算してくれたり、それだけじゃ足りないし、ネパール側の両替所はもう閉まっているから、日本円も米ドルも大目に両替した方がいいとかしつこく言ってきます。。
もちろん日本円を両替するならインドでネパールルピーに替えるのは日本円→インドルピー→ネパールルピーの二重両替になって損します。
キャッシュはないのでATMで引き出すというと、地震の影響でネパールのATMは動いていないとまで言います。
後で確認すると、聞いたレートはインチキでしたし、両替屋もやっているし、ATMも動いている、さらにはネパール側も国境の町なのでインドルピーをそのまま使えたのでした。
インドはイミグレーション職員までもが束になって、最後の最後までわたしを騙そうとするのかと考えたら、ネパールに足を踏み入れてから振り返って、もうお前たちの手の届かないところにいるぞと大声をあげたくなりました。

さて、作例ですが、本文とは関係なく恐縮ですが、
前日にデリーのどこかの駅でニューデリー駅行きの列車を待っていた時に撮ったものです。
列車がホームに入ってくると、ホーム側ではなく線路側に学生が猛ダッシュして入り口に殺到していました。
こうでもしないと乗れないのか、列車が動き出してもまだ乗れずにどうしようとなっている学生もいて、そのうちに事故でも起きるのではと心配になりました。
ちなみに、前日の作例はプシュカルで飲んだシュガーケーンを作ってもらっているところです。
いずれにしても、インドに来てから写真を撮らなくなりました。
撮影なんてレリーズボタンをちょんと押すだけのことですが、被写体に対する興味や敬意、美しいとか面白いとか思う気持ちなどがなくてはできない自発的行為です。
わたしにはこの国でそれらの事柄がほとんどなくなってしまったということのようです。
【Alpha7/Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Squire & Co. 14cmF3.6 | trackback(0) | comment(2) | 2015/07/11 Sat
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Comment

ご苦労様
本当にご苦労様としか言いようのない記事ばかりですね。
でも、まったく気力を失わない中将姫光学さんに脱帽。
ネパールはそんなことはないはず。
ここで、また美しい出会いと写真のブログに戻ってほしいものです。
2015/07/15 Wed| URL | sha-sindbad [ 編集 ]
Re: ご苦労様
sha-sindbadさん、こんばんは。
ほんとにロクでもない記事ばかりで申し訳ありません。
気力を失わないどころか、気力は完全に蒸発してなくなってしまい、惰性だけで旅していたのがインドでした。
ネパールで少し回復したので、無理してパキスタンに行かなくてよかったと思っています。
ご返事がまったく遅くなってしまったことを深謝いたします。
2015/08/28 Fri| URL | zunow [ 編集 ]

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