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これが聖地だ

Squire & Co 14cmF3.6
プシュカルという小さな町にやってきました。
デリーから400キロほど離れていて鉄道で6時間半かかりました。
とても静かで歴史ある町で、ツーリストもまったくいないという話でした。
日本語も話すデリーの旅行代理店の男はわたしを信用させるためか京都で弟がインド料理店をやっていると言うので、もしあなたの説明通りでなければあなたにではなく京都に行ってあなたの弟に文句を言うからと冗談を言ったのですが、京都に文句を言いに行かなくてはならなくなりました。
プシュカルも騒々しくツーリストばかりの町です。
もっとも京都にその店があるなんて保証はまったくもってない訳ですが。

プシュカルに駅はなく、アジミールという終着駅から支払った料金に含まれているホテルのピックアップのタクシーに来てもらうことになっていました。
駅を降りると数人が空港などでよく見る名前の書かれた紙を掲げていましたが、わたしの名前はありません。
タクシー乗り場に行ってみると、プシュカルまで300ルピーと言う客引きがいて、昨日代理店に35キロ離れているので1800ルピーかかるんだよと説明されたのが出鱈目だったと分かりました。
結局、ピックアップは見つからず駅のツーリストインフォメーションでホテルに電話してもらって、ホテルにはピックアップの依頼が入っていなかったことを確認して、あらためてタクシーを出してもらいホテルに向かうことになりました。

そのタクシーで人生初めての屈辱的体験をしました。
やって来たタクシーはコルカタで乗ったような英国式の乗用車ではなく、ボロボロの軽ワゴンです。
別にそれでも構いませんが、助手席に乗ってしばらく走ると途中で停車してちょっと降りてくれと言われます。
すかさず、男が助手席に座ってきて、後部座席に大型犬を連れた男が腰を降ろしてきました。
犬は床で良さそうなものなのに男の横にしっかり腰掛けています。
わたしに残されたのは運転手に背中合わせになる犬の向かいの進行方向と反対になる席です。
このふたりと1匹は運転手の友だちか何かで、プシュカルに行く仕事が入ったから連れて行ってやるよと言うノリだったように見えましたが、まさか金を払っているわたしが犬以下の席に座らされるとは、怒りを通り越して笑いがこみ上げてきました。
もちろん彼らの家の方を優先してまわって最後にホテルだったので、運転手に支払のやり取りをしているレセプションの青年に、このタクシーはすばらしかったよ、犬以下に扱われたのだからと説明しました。
レセプションの男性もさすがに怒って運転手と口論になり、見ていた限りでは支払いをせずに運転手を追い返してしまいました。

わたしが泊まったホテルだけは、代理店の説明通りとても静かで落ち着いていました。
何しろ町から遠く離れた徒歩30分のところに位置していて、宿泊者はわたしともう1組だけでしたので。
築40年くらいでしょうか、かなり老朽化していてシャワーのお湯は出ませんでしたが、WIFIの感度は今まででいちばんよかったので、一気にブログの更新ができました。
また、インド人宿泊者が夕食をルームサービスにしていたので、わたしも真似して依頼しました。
ルームサービスで食事したのは初めてのことかも知れません。
しかし、この部屋にはテーブルが無かったので、荷物の台にトレイを置いて床の上で立膝になって食べるしかありませんでした。
インド式食事法のようでそれはそれで悪くはありません。
料理を運んだボーイにチップを10ルピー渡したら、露骨に足りねえぜという顔をされたのはよりインド式でしたが。

プシュカルの中心には現地人が湖と呼ぶ、貯水池にしか見えない場所があって周辺がすべて沐浴場になっています。
ヒンズー教徒は聖地巡礼のようにここに沐浴に来るようですが、古くから聖地だったためエキゾチックな古建築が多く残っていて、そこに惹かれて西洋人も多く訪れるようです。
湖周辺は沐浴を行う聖地なので撮影はダメだからねと強く念を押されながら周囲を散策すると、沐浴を終えたヒンズー教徒たちがけっこう平気で記念撮影したりしていました。
観光地化するとそんなものなのかも知れませんし、最近の教徒は戒律が緩んでいるとか言うことかも知れません。
とは言え、インドのヒンズー聖地では大切な決まりがあると教えてくれました。
町の中では肉類とアルコールが一切禁止されているということです。
インドのレストランはどこでもメニューにVeg.とNon Veg.と欄がはっきり分かれていてベジタリアンが間違って肉入りのものをオーダーしないよう配慮されていますが、ここプシュカルではベジタリアン料理しかないので、そんな記載はありません。
聖地でビールは飲めないということはホテルの人と話しているときに聞きました。
わたしは、聖地でビールが飲めないのは理解します、しかし、聖地なのにここでは立ちションする人が多いのですが、ヒンズーの教えで立ちションは許容されているのでしょうかと、真顔で聞くと、周囲の人たちみんなが大笑いになりました。
隣町まで行ってビールを買ってきますで、部屋でこっそり飲んでくださいと提案されましたが、わたしはここではビールは飲まず、立ちションもしないと答えました。

さて、本日の作例ですが、野菜か何かを商う女性たちの姿です。
しかし、ちょっと観察すると野菜と思っていた緑のものは、隣にいるウシの餌だと気付きました。
つまり、プシュカルは聖地なのでヒンズーの聖なる動物のために餌を買って与えてやってくださいというこの土地ならではの商売なのですね。
作例をよくみたら左の女性の顔が赤いベール越しに透けて見えて、意外に美人だということもよく分かりました。
聖地、聖地と念を押されましたが、プシュカルが聖地と感じたのはこの作例の関係と食事のことくらいです。
【Alpha7/Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Squire & Co. 14cmF3.6 | trackback(0) | comment(2) | 2015/07/08 Wed
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Comment

ああ,この女性をアップでほしかったなぁ~ ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ
2015/07/14 Tue| URL | Neoribates [ 編集 ]
Re: タイトルなし
Neoribatesさん、こんばんは。
撮ったその場では美女とは気付きませんでした。
後の祭りですね。
これを機にベールの女性も中止いたしますのでお許しください。
ご返信も遅れましたことを、併せてお許しいただきますよう、お願い申し上げます。
2015/08/28 Fri| URL | さんzunow [ 編集 ]

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