スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --

派閥争いの犠牲に

Squire & Co 14cmF3.6
昨日も書きましたが、日本の某お寺さんがボドガヤで開山して、そこで現地人に日本語を教えているようで、これが困ったことを引き起こしています。
文化交流など善意で教えているのだろうとは思いますが、そういうことをするとどうなるか翌朝になって身にしみるほどに理解しました。
日本語スピーカーの間に派閥ができて、利権争いが起きてしまい、日本の政党のようになってしまうようなのです。
仏教聖地のツアーは、午後に知り合った男性がなんと無料でガイドをかってでてくれたのですが、使用する車は宿のオーナーのもので運転手も宿のスタッフとのことです。
料金は2500ルピーを負けてくれて2300ルピーになり、ガイドが車を用意すればマージンはそのまま入りますが、宿のオーナーがこの日本人はオレの客だと言い争いになったようで、ガイドはいくらかのマージンをオーナーからもらうことで決着したようでした。

熱心な仏教徒なら誰もが憧れる聖地巡りのようですが、わたしは例によってそういうところには興味がありません。
最初に訪れた釈迦が7年修行した山の近くで村人が車座になっているのを見つけて、何しているのかとガイドに聞くと、ヤシの実のジュースをみんなで飲んでいるとのことでした。
厳密にはヤシではないそうで、昨夜のうちに採ったジュースはすでに発酵が始まっていて飲ませてもらうとどぶろくのようでした。
調子に乗って2杯飲んだので朝からほろ酔い状態で、木に登るところを見せてくれとお願いして撮ったのが今日の作例です。
こんなことやっていたら今日は全部見られなくなるよと、ガイドに出だしから怒られてしまいました。

以降まわった聖地はわたしには正直あまり面白いものではありません。
仏教を学んできた人が、ようやく聖地を訪れることができたと言うのとは違うからで、ニエプスやダゲールが写真術を研究した部屋であればもっと時めいていることでしょう。
ブッダの生涯を一度でも読んでいれば、少しは感じ方が違ったかも知れないので、帰ってから勉強しなおそうという気持ちにはさせてもらいました。
この日は土曜日ということもあってかなりの人手で賑わっています。
しかし、そんな中に外国人の姿を見ることはなく、近隣から観光に来たインド人ばかりです。
そのインド人たちもみなヒンズー教徒なので釈迦には敬意を表するところがなく、そういう反応を見ているのが、むしろ楽しく感じられました。

それにしてもこのあたりは暑いです。
最高気温が38度くらいになると聞いていましたが、ガイドとも今日は40度を超えているだろうと意見が一致しました。
3月に訪れたウランバートルがマイナス40度ほどでしたので、わたしの数ヶ月の旅の中で寒暖差80度を体験したことになり自慢したいと思います。
観光に来ていたのは妙におばさんが多かったのですが、ガイドの話ではみな着替えを持って来ていて途中で洗って干すのだとのことです。
芝生の公園にいっぱい座るためのシートが敷いてあると思ったのは、シートではなく彼女たちのサリーだったのですね。
やはりインド人でも気温40度ともなれば、かなりの汗をかくのでしょう。

帰り道でたいへん惜しいことをしました。
蛇を手にしながら歩いている青年がいたのですが、ガイドが見てごらんコブラですよと言います。
わたしの眼には蛇の種類までは見分けられませんでしたが、コブラなんて手にしながら歩けるものなのでしょうか。
それともインドと言えば誰もが連想する路上コブラ使いだったのか。
当然、車を停めさせて確認すべきでしたが、暑さで気力が失われていたのと、ヤシの実ジュースで怒られていたので、止まってくれという言葉が出ませんでした。
また、動物つながりで、インドにもバングラデシュにも多いヤギですがやはり食用に買っていてメニューに書かれているマトンはヤギ肉のことでした。

さて、ボドガヤに戻ると、ガイドが土産物屋をやっているので、見て行ってほしいと言います。
ガイド料は要らないといのは何か買えということだったのですね。
とても信じられないですが、家が古い寺院のそばで12世紀の仏像が大量に出て来たのでと見せてくれました。
本当なら文化財でしょうし安くもなかったのですが、ちょっと古そうでしたので1日の努力にこたえて買うことにしました。
すると、ホテルのオーナーが買い物のコミッションを要求してくるので、絶対に買い物したことは言わないようにと釘を刺されました。
まさかと思いましたが、ホテルに戻るとオーナーが手ぐすね引いて待っていて、ツアーのことなど何も聞かずに、何を買ったのかと真顔で尋ねてきました。
ふたりが骨肉の争いともいうべき、コミッションの取り合いをしているのです。
【Alpha7/Squire & Co. 14cmF3.6 F3.6】
スポンサーサイト
thema:ペッツバール genre:写真
Squire & Co. 14cmF3.6 | trackback(0) | comment(2) | 2015/07/04 Sat
<< マリファナか自然治癒か | home | 学級委員との対話 >>

Comment

すべてが貧困から発しているんですね.
まさに貧すれば鈍する.
2015/07/14 Tue| URL | Neoribates [ 編集 ]
Re: タイトルなし
Neoribatesさん、こんばんは。
貧困がなければ世界の犯罪の相当数は無くなるんじゃないでしょうか。
アジアに行けば貧困も極端ですから。
コメントいただきながら返信遅れまして、たいへん失礼いたしました。
2015/08/28 Fri| URL | zunow [ 編集 ]

Comment form


管理者にだけ表示

Trackback

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

| home |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。