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タイ猫の生活

3K 5cmF1.5
2月末に旅を始めてからすでに3ヶ月半が経ってしまいました。
歳のせいで時間が早くて困りますが、それ以上に旅をしていること自体が時間を加速させているようです。
これまで日本を含めると、韓国、中国、モンゴル、ベトナム、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポール、ミャンマーと十ヶ国を旅したことになりますが、モンゴルを除けばいずれも訪れた経験のあるなじみのある国ばかりです。
これからバングラデシュを振り出しに、わたしには未知と言える南アジアと中東に入っていくことになるので心と体の準備が必要です。

南アジアにはかつて一度だけ滞在したことがあります。
アメリカの航空会社が世界一周の格安航空券と言うのを売り出して飛びついた時ですから、いまから20年近く前のことではないかと思います。
単純にヨーロッパ往復にすればいいだけのところ、東京-香港-デリー-ロンドン-サンフランシスコ-東京というチケットを買いました。
eチケットのない紙航空券の時代ですので、5枚綴りになったチケットは目的地を含めて単純な欧州往復よりも魅力的に見えました。
そのとき、デリーでは降機せずにそのまま通過ということもできたのですが、せっかくだからと次の日の同じ便に乗ることにして1泊しました。
初インドはわたしにとって耐え難いもので、あちこちで金を要求され、友達だからと案内してくれた奴にまで最後にガイド料よこせと言われ、暑さに倒れそうになり3食すべて激辛カレーと何一ついい思い出がありません。
インドは旅人に人気の高い国ですが、わたしに限っては2度と行こうという気にならない地図上から消したくなる国になっていました。

中東ではUAEに行ったことがあります。
今でこそ世界一高層のホテルとか中東きってのリゾートとして人気があるようですが、やはりわたしが訪れた20年前は未知のベールに包まれた国でした。
大きなインド人街が町中にあって労働はインド人が、公務員的なことはUAE人がと仕事が住み分けられているように見えました。
当時の日本も同様だったでしょうから偉そうなことは言えませんが、自分たちは楽なことをやって辛い仕事を外国人に押し付けている嫌な奴らのように感じた記憶があります。
英語はよく通じたにも関わらず、どうも相手が見下して話しているような感覚がつきまとって、結局、誰一人として親しい間柄になるというようなことはありませんでした。
イスラム社会に対する偏見ができた一因もこのときのUAE旅行だったように思います。

いずれにしても南アジアや中東地域によい印象を持っていないことは確かです。
経験上、相手国の人や文化をリスペクトする気持ちが無ければ、好い旅はできません。
日本を出発してからすべての国でそれなりに好い出会いを持ちそういう旅を楽しみ続けてきただけに、この勢いでバングラデシュに入ってしまうと、一気に気持ちが沈んでしまってこの国の民度はどうだとか、だから貧しさから脱出できないとか、そういう方向に旅が思い通りにならないことを言い訳することが目に見えています。
そこで気分をリセットするためのバンコクでの休息ということにもなったわけです。

さて、今日もなじみの宿を出て、なじみのソムタムを食べ、なじみのマンゴースムージーでクールダウンします。
ただ、今回はホテルに戻らず、タクシーにも乗らずで、乗合トラックのソンテオで目的もなく少し開けたところまで出てみました。
ソンテオは高架鉄道駅の少し先まで行っているようで、みんなが駅で降りる中、終点まで乗ってみました。
ソンテオの溜まり場のようなところへ出てしまい、しまったと思いましたが、そのまま道高架鉄道の下の道路を進むと、ちょっと変わった店などが並んでいて興味を惹かれました。
面白かったのは、バイクタクシー運転手が着る番号の入ったチョッキのような服の店が集まった一角で、みんなこういうところから仕入れているのかと感心しながら撮影していると、店主と思しきにこやかな男性からあなたも1着作ってみてはと勧められました。

さて、作例はそのさきにあった何屋さんか不明の店ですが、ショーケースの上の猫の居眠りに微笑ましい気持ちでいると、おばさんにケースの中を指さされました。
猫が斜めあおむけになってバンザイしながら難しい体勢のまま熟睡していました。
どうやらこのあたり一帯の名物猫らしく、通りかかる人みんなが様子をちょっと観察したりしながら通り過ぎて行きます。
わたしが撮影しようと道に出ると車が来たのですが、避けようとするわたしにいいよいいよ先に撮影しなと運転手が手で合図してくれます。
こんな寝姿アイドル猫に会えたのは、一見不便と思える旅行者が敬遠するような下町ホテルを選択したからとも考えられます。
この猫によってバングラデシュモードに入れたような気がしてきました。
【Alpha7/ZK 5cmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zorki ZK 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/06/12 Fri
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