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ここにもフェイクの世界が

Voigtlander 20.5cmF4
6時半にイミグレーションが開くと言うのでその時間にミャンマーに行くつもりでしたが、メーサイ市内にブッダ・マーケットという仏像を扱う市場があると言う情報を聞いてしまいました。
恐らく9時オープンと思われるので、そちらに寄ってから国境越えしても遅くないだろうと判断して8時に起床しました。
ホテルはWIFIがあるものの部屋ではつながらず、レセプション付近は感度良好なものの冷房無しで蒸し暑く、6階の部屋で書き込みして1階のレセプションでネット接続して送信したりということを繰り返したため寝るのが3時になってしまったので遅起きも仕方ありません。
これでもネット接続ができるだけラオスやミャンマーよりずっとマシです。

メーサイにタイ最北端と書かれた場所があり、すなわちここがミャンマーとの国境になります。
タイ側の出国審査でペラペラとパスポートをめくるので、バンコクでミャンマーのビザ取得済みと言うとそのページを見ながらニコリと笑い、出国スタンプを押してくれます。
50メートルも歩くと今度はミャンマーの入国審査ですが、ここでは書類に記入を求められるものの名前とパスポート番号くらいのものであとは省略してサインすればよしとこちらもかなりいい加減なものでした。
ミンガラーバはこんにちはの意味ですよねと係員に話しかけ、ありがとうは何というんでしたってと聞くと、チャズティンパーテイと丁寧に紙に書いてくれました。
もうひとつお願いしてミャンマー文字で0から9まで書いてもらいます。
昨年訪れたとき、バスの何番に乗れと言われましたが、ヤンゴンのバスの番号はミャンマー文字で書かれているため、まったく読めず英語ができる人が現れるまで何本もバスを見送った苦い経験があったからです。
適当ながら親切なアジアらしい係官に感謝しました。

イミグレは列ができていましたが、行きかうのはタイ人とミャンマー人ばかりのため外国人窓口は人気が無く出入国は超スムーズでした。
しかし、いざイミグレを出るとそこには無数のトゥクトゥクやバイクタクシーの客引きが待ち構えています。
タチレクにはとどまるつもりがなかったのでノーサンキューを繰り返して客引きの波を潜り抜けて行きます。
すると目の前に4枚の写真を見せながら、トゥクトゥクで全部まわって100バーツだと言う男が現れます。
本来なら当然無視ですが、その中に写っている人物を見てしまったと思いだしました。
チェンライに着いた時必ず行こうと思っていたパダウン族の村のことをすっかり忘れていたのです。
トゥクトゥク運転手の写真に写っているのがまさにそのバダウンの人ですが、どうやら民俗村のようなところのようで行っても楽しめないのは承知しつつも、もはやタイには引き返せないので、ここに行くことで良しとせざるを得ません。
4ヶ所回った後にチェントン行きのバス乗り場まで連れて行ってくれて100バーツ、それ以上は1円も払わない、で契約成立しました。

最初に訪れた3つの寺はミャンマーやタイによくある様式であまり面白くありません。
2番目のにいたってはヤンゴンの聖地と同じシュエダゴンパゴダという名前だったので聞くと、ヤンゴンのそれをコピーして名前も同じにしたとのことで、そんなところに連れてくるなよと文句を言いたくなるような場所でした。
最後に訪れた民俗村も微妙な施設でした。
それ以上は1円も出さないと言っておいたのに、そこだけ入場料が140バーツだと今更になって言います。
正直高すぎでばかばかしいですが、いままでのに100バーツ払うことを考えるとバダウン族を見る唯一のチャンスをフイにすることはできません。
たぶん本来の入場料70バーツ、運転手のコミッションも70バーツということなのでしょう、運転手の眼はぜひ入るよう訴えていました。

しかし、民俗村をうたいながらそこにいたのは、バダウン族とアカ族がそれぞれ4家族だけと言う規模の小ささでした。
バダウン族は未だに首長族などと失礼な言われ方をしていますが、女性のみ小さいころから首に真鍮の輪を付けて年齢ごとにその数を増やすので、あたかも首が伸びているように見えることでよく知られている民族です。
人口の少ない民族で現金収入もあまりないためでしょう、このような観光用の施設で働いているケースが多いようです。
作例は、バダウンの母娘ですが、母親が首飾りをつけ続けたため顔が横長に変形しているようにみえるところが中国の纏足を連想させます。
娘の方はそれもあってか、偽の脱着可能なリングを付け外して誤魔化していて、このままではバダウンの伝統も早晩なくなってしまわないかと心配です。

バスステーションに行くと午後にあると言っていたバスは無く、運転手もわたしも焦りましたが、マイクロバスのチェントン行きと言うのを見つけてくれました。
しかし、一般が200バーツのところ外国人料金だと言って500バーツ請求され、足元見られるかたちで泣く泣く支払ます。
トゥクトゥク運転手はもともとそれを知っていて最初からキックバック狙いだったのかも知れず、してやられました。
バスの待ち時間にランチをとっていたら突然テレビでサッカーの試合が始まりました。
U20ワールドカップ予選のミャンマー対ニュージーランド戦で、レストランが異様な熱気に包まれました。
男性はもちろんですが、ふだんはサッカーに縁のなさそうなおばさんまでが、ひとつのプレイに絶叫したり、ため息をついたりで臨場感を高めています。
おばさんの願いが通じたようで、エリア内の角度のないところからインフロントキックの大きく曲がるシュートが決まってミャンマーが先制したときはこの大会に優勝したかのような大盛り上がりでした。
後半を待たずして車が来たとの連絡があり、わずか160キロを4時間かけてチェントンに向かいます。
7時間かかると言うタイ人がいたり、バスは午後にもあると言い切る地元の人がいたり、ミャンマーの交通情報は錯綜しています。
ともあれ、この車の運転手が言う通り、ぴったり4時間でチェントンに到着できてホッとしました。
隣の座席で親しくなったおばさんがここのホテルがいいんじゃないと運転手に告げて停めてもらった小さな宿にチェックインします。
フレンドリーなスタッフの態度が魅力的ですが、相変わらずミャンマーのホテルは高くメーサイなら1000円程度で済みそうなところがUS30だと聞き、がっくりしますが仕方ありません。
そのスタッフにサッカーの結果を聞いてびっくり、あの後ニュージーランドの猛攻を受けて1-5で大敗したそうです。
あのレストランで結果を知ることにならなくて正解だったかも。
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF4 F4】
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thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2015/06/05 Fri
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