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食事のツールは文化なり

Jamin et Darlot 15.5cmF4
韓国や中国では箸を使うことは誰でも知っているでしょうが、他のアジア諸国はどうなっているのかご存じないのではないかと思います。
実はわたしもよく分かっていません。
タイやベトナム、マレーシアでは華人が多いせいか少なくともソバを食べるときには箸を使うようです。
ツリーハウスの食事ではナイフとフォークが用いられていましたが、華人のレイチェルとギョンは箸を使っていたので、わたしも箸に取り換えてもらいました。
モハンメドが箸を持ったことがないというので使い方をレクチャーしましたが、案の定なかなかうまくいかず、もどかしさに悶絶していたのが印象に残っています。

日本の箸と中国の箸の違いはご存知でしょうか。
日本のは全体に細く、さらに先端はかなり細くてかなり小さなものでも簡単にとらえることができますが、中国のは先端が太いので慣れないとなかなかものをつかめません。
ソバを食べるときは問題ないのですが、魚などを食べるときはたいがい難儀します。
マレーシアは華人の影響で箸を使うと思ったので、中国式ばかりかと思っていたのですが、日本式のもよく見かけました。
ツリーハウスには両方あったので、ふたつを示してこちらが日本式あちらが中国式と説明したのですが、レイチェルやギョンはそういう認識はなかったようです。
ただ、子どものころ箸の使い方を練習するためにマメをつかんで移す練習をしたものだと話したら、ギョンもそうだったと言っていました。

ベトナムがどうだったか思い出せず申し訳ありませんが、タイやマレーシアでは普通に食事するときはフォークとスプーンを使います。
洋式でナイフとフォークを持つのと同じように、左手にフォーク右手にスプーンを持って両手で食事するのです。
スパゲティを食べるときスプーンを補助にフォークに巻き取って食べますが、タイ、マレーシアでは逆にフォークでサポートしながらスプーンに乗せて食べると言うやり方のようです。
東南アジアでは汁物が多いですが、このやり方だときれいに食べることができるので、うまい方法だと感心しました。

レストランにいけば、それがテーブルマナーとばかり皆そのやり方で食事していますが、食堂のようなローカルな場所でもそれは同じでした。
見ていると実に器用に食べるので、日本人の箸と同様に子供のころからしつけられるのでしょう、その姿は格好よく決まっています。
確かラオスで出合った竜クンもアジア通らしくフォーク・スプーンを使いこなしていましたが、ナイフ・フォークが苦手なわたしは不器用なこともあってどうも上達しません。
今度、タイ人に使い方をレクチャーしてもらおうと思います。

ラオスでは箸を使ったか思い出せないのですが、やはりフォーク・スプーンを使っていました。
しかし、ラオスで食事と言えば手で食べるのが主流です。
主食のご飯はタイ米ではなく、スティッキーライスと言われるもち米で、パラパラとならないので手でも比較的簡単に食べることができます。
とはいえ、ラオスの食べ方は、まず米を適量右手にとって少し捏ねてばらけないようにしてからおかずを一緒につかんで食べるのでそれなりに慣れが必要です。
ちょうどお寿司と似ていて、お米の量は寿司と同じくらいにしてネタを乗っけるようにおかずをご飯にくっ付けて食べるような感じです。
動作としても、寿司を手で食べるときに、ネタの方に醤油をチョンと付けるのに似ているといえます。
たぶん手が汚れるので、それを嫌ってタイやマレーシアでは件のフォーク・スプーンの手法が編み出されたのではないかと思います。

タイでもマレーシアでも手で食べる人は少なくないようで、何度かそれを目撃しました。
恐らく寿司でも同じことが言えると思うのですが、手で食べると言うことは口の中だけでなく手でも味わっているということではないでしょうか。
谷崎潤一郎がどこかで書いていたと思うのですが、日本食は目で味わい舌で味わいするものですが、さらに手で食べることでより五感を駆使しているということになるのです。
日本らしいすばらしい文化ですが、アジアに同じ発想が生きているのではないかと思うと嬉しくなります。
さて、今日の作例は何だと聞かれそうですが、食事の話とは一切関係ありません。
ふたりで向かい合って遊ぶトランプの数当てゲームのようです。
器用にカードをおでこに貼り付けていましたから、彼らに箸の使い方を教えればすぐ食事ができるようになるでしょう。
【Alpha7/Jamin et Darlot 13.5cmF4.5 F4.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Jamin et Darlot 15.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2015/05/29 Fri
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