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旅のご馳走

Nokton 50mmF1.5
もう何年も前(ここのところ昔話ばかり書いているようで申し訳ないですが)、ペルーを旅してクイという料理を食べました。
クイはペルーの名物として有名で、物価の安い当地でそこそこの値段だったと記憶しています。
最初は旨いと思って食べ始めたのですが、途中でフォークとナイフがピタリと動かせなくなりました。
そのクイとはネズミのことで、最初はワインの酔いと好奇心が優っていたので食べられたのですが、途中から落ち着いてしまい現実に引き戻されたからのようです。

タイやベトナムでは田んぼのネズミが人気食材だと聞いたことがありますが、たまたま通りかかった市場のそばの家の前でその調理シーンを見かけてしまいました。
わたしが食べたクイは全長30cm近くある大きなネズミでしたが、タイのはだいぶ小さくて食べるところが無いんじゃないかと思うほどでした。
見ているうちに、昔食べたクイが思い出されて気分が悪くなってきたので、調理を最後まで見届けられませんでしたが、から揚げか何かにして食べるのでしょうか。
イタズラ好きなタイ人の友達がいたら、食べた後に、お前が食べたのはネズミだよとやられるかも知れないのでこのあたりを旅するのは用心が必要です。

小学生のころ、埼玉の親戚の家で自家製のイナゴの佃煮を食べたことがあります。
これは姿が分かりにくくなっていたものを出されて、知らずに食べたところ甘辛くて美味しいと思ったのですが、あとで原型をはっきりとどめたヤツを見せられておえっとなりました。
美味しいと言ったんだから食べられるよと勧められましたが、半泣きで拒否したことを思い出します。
イナゴとバッタの違いがよく分からないのですが、その時以来、仮面ライダーを見てはあの味を思い出し、アフリカで大移動するイナゴの大集団の映像を見ては吐きそうになったりしました。

タイではより恐ろしい映像をテレビドキュメンタリーで見たことがあります。
東北タイは土壌が悪いためコメや野菜が思うように収穫できず、貧しい家庭では蛋白源として昆虫が欠かせないのだとやっていたのです。
わたしはてっきり日本同様に佃煮のような食べやすい調理法をとっているのだと思ったのですが、画面には夜の林に懐中電灯を照らした桶を置いて、水の中に突っ込んでくる蛾などの虫を羽をバタバタさせている状態のままむしゃむしゃ食べる子どもたちの姿がありました。
仕方なく食べているのかと思えば、子どもたちが口々に美味しいと喜んでいるのを見て、その時はさらに気持ち悪く感じたものです。

しかし、先のネズミと同様、虫を食べるのは土地の必然から生まれた食文化なのだろうと今では思います。
イスラム教でブタが禁忌なのも、太地町のイルカ漁も、アジアでの犬食も他人が避難するものなのか。
昆虫の場合、生でというか生きたまま食べて衛生上の問題はないのか少し気がかりですが、あれだけ美味しそうに食べていたのです。
実際、アフリカなどの貧困地域で虫を食べることで栄養を確保できると研究がされているというのを聞いたことがありますし、日本にも虫のてんぷらが食べられる店があったと思います。
韓国ではカイコの幼虫のサナギがよく食べられますし、中国でも芋虫を食べる地域があり、北京の屋台街ではムカデやサソリその他の串揚げが普通に売られています。

もうひとつタイではタガメを食べるのがよく知られています。
これもテレビの旅番組か何かで見たのですが、タガメを丸々食べるのではなく、尻尾をちょん切ってそこから出てくるエキスを美味しそうにすすっていました。
合わせてタガメは鋭い前足を使って小魚も食べる獰猛な虫だと紹介されていました。
そんな虫をてんぷらなどでなくエキスだけいただくというのは誰の発明なのでしょう。
フグの調理法同様、最初にこれを発見・確立した人は偉いなあと感心せざるを得ません。
日本では蜂の子が高級食材だと言いますし、蛇を食べたりもします。
刺身とか寿司だって、生の魚を食べると言うと気味悪がる外国人は未だに少なくないですから、タイと日本の特殊食事情は近いものがあるのではと思います。
しかし、4本足では机以外、2本足では両親以外何でも食べると言う中国にはまったく勝ち目はないでしょうね。
【Alpha7/Nokton 50mmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Voigtlander Nokton 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/05/11 Mon
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