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他人の関係

Grubb 20cmF3.5
中国を旅している間は旅行者には滅多に会いませんでしたが、ベトナム、ラオスと進むにつれて非常に多くの旅人に出合いました。
国籍はさまざまで、すべての人に聞いたわけではないですが、ヨーロッパの人が圧倒的でしたし、旧宗主国であるフランス人の比率が高かったように感じました。
ヨーロッパ以外ではトレッキングでいっしょになったイスラエル人やラオスのバンビエンで少し会話したアルゼンチン人がいましたが、アフリカ人にはひとりも会わず、北アメリカの人もあまり見ませんでした。
ヨーロッパでインドシナ旅行が流行しているのかも知れません。

とは言っても、ヨーロッパ人をひとくくりにすることはできません。
彼らは傍から見ると同じような行動をして類型的に思えてしまいますが、ちょっと話をしてみると旅の目的とか感じ方とかさまざまで、国籍とか年齢を超えて彼らの個性のようなものが感じられました。
残念なのは何度も言っているようにわたしの語学力の問題で、彼らにしてみれば、日本人がどういう旅をして何を感じているか多少は興味があったはずですが、その期待に応えられるほどの会話はできませんでした。
唯一、カナダ人のカップルがラオス、タイと回った後日本に来るということで、メールをくれたのがいちばん深い交流になったというところです。

作例のふたりは、ホテルの野外のカフェでお茶を飲んでいるときにチェックアウトで出て来て、彼女のカメラがわたしと同じα7だったのでペッツバールを見せて撮影させてもらったものです。
彼女のカメラにレンズを付けてあげたら、よく写るのでアメイジングだを連発していました。
このふたりはバイクでハノイに向けて出発してしまいましたが、もともとは赤の他人だったそうです。
男性がサイゴンで中古のバイクを買ってひとりベトナムを北上している途中で彼女と出会い、いっしょに行動するようになったんだと言っていました。
彼はハートブレイクだと悲しい表情をするので、どうしたんだと聞くと必死にアプローチしているのに彼女はわたしを理解してくれないと肩を落としています。
今は彼女の心は旅に奪われているけど、帰国したら急に君のことを思い出すだろう、そしたらきっとうまくいくよ、と慰めの言葉をかけます。
ふたりはもう帰国しているのではないかと思いますが、わたしの言う通り進んでいるかどうか。

前にも書きましたが、旅の間、少なくとも中国昆明からタイのチェンカーンまで、日本人にはたったひとりにしか会いませんでした。
竜クンと言う青年でしたが、彼はわたし以上に激しい移動に耐えられる体質のようで、タイ、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオスそしてまたタイとかなりのエリアを短期間に旅していました。
多くの場面で夜行バスを使い、宿は1000円未満の安宿を泊まり歩いていたようです。
大学、大学院と中国やタイの留学生の友達がいて、言葉を教えてもらったりしたそうで、タイ語に近い言葉を話すラオスでは道を聞いたり、食堂でオーダーしたりするのに彼の語学力に大いに助けられました。
彼がやりとりするのを見ていたら、タイ語も中国語の影響を受けているのが分かり、わたしは性懲りもなくタイ語を学習してみたいと言う気にさせられました。

ラオスでは韓国人を多く見かけましたが、ハノイでも何度か遭遇して簡単に会話もしています。
平均的な韓国人の若者が話す英語はわたしのそれと似たり寄ったりなので、話がよく通じるのでついつい長話してしまうことがあります。
ヘイトスピーチの報道の影響で韓国の若者は日本人の多くが嫌韓だと誤解しているケースが多いそうです。
ラオスまで旅行するような若者は、世界や日本に関心を持っているのでそんなことはないと知っているのですが、逆に慰安婦問題で謝罪しろと大声を張り上げているのもごく一部の韓国右翼だそうで、お互いに極端な連中がクローズアップされることで印象を悪くし合っているのは愚かなことだと言う話も出たりしました。
日韓関係の悪化は両国首脳のせいだとの論調が強いですが、市民レベルでいえば扇動しているマスコミの方が悪いというのがわたしと話をした韓国人との共通認識でした。

昨年の西沙諸島の問題以降、ベトナムから中国人は撤退した感があります。
ハノイの友人ベトアン君は食品を扱う会社を起業したので、日本ではここ何年も中国から輸入した食べ物や野菜から農薬が出たとかいう話をしたところ、日本は中国をボイコットすべきと一言で切り捨てたのが印象に残りました。
一方でラオスやタイへの中国の企業進出は激しいものがあります。
同時に旅行者も急増しているようで、彼らはグループで行動していて大声なので遠くからでもすぐに分かりました。
バンコクでも見かけるのは中国人ばかりです。
繁華街を歩いていると大きな買い物袋やスーツケースで歩いているのは、みんな中国人旅行者でした。
中国人はみな日本に旅行して買い物してくれていると思っている向きがあるようですが、そんなことはなく、彼らを受け入れるあらゆる国のショッピングエリアで見つけることができます。
少し前まで中国で製造されたものが世界に拡散していたのに、今やそれが逆になっていると言うのです。
【Alpha7/Grubb 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Grubb 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/05/03 Sun
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