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チェンカーンの贈り物

Nokton 50mmF1.5
チェンカーンは本当に小さな町で、メコン川に並行する狭い通りに沿って作例のような古い木造家屋の街並みが続いています。
家屋はほぼすべてが商店やゲストハウスに改装されてしまっており、昨夜到着したときは、古い街並みと言う気配も感じられなかったのですが、日中、門を閉じたままの閑散とした家並みを見るとなかなか風情があります。
観光地化しているので近郊の町より物価は高いのかも知れませんが、タイ人向けのせいか、わたしには価格はどこもリーズナブルなように感じられました。

日程が厳しくなっているので、まずはバンコクへの足の確保が必要です。
ルーイにはバンコク行きのバスがあるだろうと思っていましたが、そのバスはここチェンカーンが始発だというので、またソンテウに1時間揺られる必要がなくなったのが助かりました。
バンコクまで10時間で昼行と夜行があると言います。
もちろん夜行を選択しますが、その夜行は2種あって、普通バスとVIPバスのどちらにするかと聞かれたので、500円くらい高かったのですが、7時出発、3列シートのVIPのチケットを購入しました。
小屋のようなチケット売り場でしたが、さすがタイともなるとしっかりコンピュータを備えていて、座席指定ができるようになっています。
クラクション音の影響を受けにくく、後ろに気兼ねせずにシートを倒せる最後尾の席をとりました。
これで出発時間までゆったり過ごせます。

前夜にゲストハウスの主人にどこかよいレストランがあるかと聞くと、隣が値段が安いし美味しいと教えてくれて行ってみると実際その通りでした。
外国人はそれほど多くないし、お隣の紹介とあってか、自分たちが食事を始めるといろいろと取り分けてくれて、わたしにおすそ分けしてくれます。
そんなこともあって夜、昼、夜と3回も利用させてもらいましたが、毎回料理2品とビールを頼んで300~400円くらいと安く、ベトナム、ラオスの共産圏から自由のタイへ来て物価も上がると懸念していたのに、財布が痛まないままに旅できることを理解できました。
最後の食事の後はこれからバスでバンコクへ向かうと言うと、バス停までバイクで送ってくれる親切ぶりでした。
英語はあまり通じない人たちでしたが、田舎の人がみな親切であることは韓国から中国、ベトナム、ラオスと一貫して感じてきたことです。

わたしはレンタサイクルを借りようとしたのですが、これもレストランのおじさんが出てきて、自転車なら宿のがあるのだからそれを使えばいいよとアドバイスしてくれ、主人不在で無断借用でしたが、自転車で郊外まで走ったにも関わらず、返却時に文句を言われることもありません。
近くにチェンカーンイミグレーションというのがあって気になっていたのですが、メコン川の渡し船の出入国管理がなされているものの、ラオスに行きたいと言うと外国人の利用は不可なので、申し訳ないねと言われました。
反対方向に走るとお寺があって英語の達者なお坊さんがいました。
子供さんを交通事故で亡くしたことをきっかけに仏門に入ったとのことで、いま一生懸命勉強しているところだといろいろな話を聞かせてくれます。
しかし、さすがに外国の仏教事情までは知らなかったようで、日本のお坊さんは結婚して子供をつくるし、お酒も飲めるんですよと言うと、本当かと目を丸くしていました。

今日は前夜の雨の影響あってか割と涼しかったのですが、午後には日が出て暑くなってきました。
そうなることは織り込み済みで、宿にハンモックが吊ってあったのでビール片手にまどろみました。
猫とじゃれたり揺られているうちにいつの間にか眠りに落ちたのですが、この体験が今回の旅の中でいちばんアジア的な時間を過ごせたと言えるのかも知れません。
そのあとメコンの川岸に出て見た向こう岸に落ちる大きな夕日がきれいでした。

チェンカーンからバスに乗ったのはわたしの他に前方に男性がひとりいるだけでしたが、遅れてもうひとり乗り込んできました。
チケット売りの男性でした。
チケットを買いに来たのがふたりだけだったからでしょう、わたしのことをよく覚えているようで、乗り込んでくるや親しげに話しかけてきます。
バンコクからホテルまでの行き方を教えてくれたり、何かと世話好きな人のようです。
あなたもバンコクへ行くのかと聞くと、そうではなくて住まいがルーイなのでこのバスでルーイまで戻るのだとのことです。
フェイスブックで去年生まれたという子供の写真を自慢げに見せてくれたりして、お互いにアドレスを交換しました。
バスは30分ほどでルーイ市街に入り、ここがわたしの家だと彼は去っていきました。
続けてバスターミナルに到着し、10人近くが乗り込んできましたが、バスはまだすいています。
となりにもバンコク行きのバスが停まっていて、選択しなかった普通バスのようでした。
後部座席の子供がこちらを見ているので手を降ると答えてくれて、互いにベロベロバーとか窓越しにキッズ・コミュニケーションしていたところ、彼らの方が30分早い発車で行ってしまいました。
こちらのバスもそろそろ出発かという時間になって、わたしを訪ねてくる人がいました。
それはチケット売りの男性で、いちど家に戻ってからわたしにプレゼントを渡しに来たんだよと小さなアクセサリーを手渡してくれました。
【Alpha7/Nokton 50mmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Voigtlander Nokton 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/04/25 Sat
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