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タイ唯一の古鎮へ

Grubb 20cmF3.5
ここに書くのは恥ずかしいのですが、わたしは日程の計算違いをしていました。
ルアンプラバンに2泊、あるいは近郊の村に泊るつもりでいたのですが、すでに予約したバンコクから羽田への日付を見ると、今日にはラオスを出ないと航空券が紙くずになってしまうということに気づきました。
それが夜のことだったので宿の兄さんのミャー君に相談すると、タイのルーイ行きのバスを予約したので朝7時にここから出発するよう言われました。
普通朝7時出発だと荷物をまとめるくらいしかできることはなさそうなものですが、ルアンプラバンには去年も見ている有名な托鉢があります。
5時から6時まで行われるので、せめて見学に行こうと思いました。
前夜排水用の溝に足を落としてくるぶしを切って足が痛かったため、到着が大幅に遅れましたが、どうにか最後の一瞬だけ托鉢の様子を見ることができたという感じです。

7時きっかりにトゥクトゥクが迎えに来てバスターミナルへ連れて行ってくれました。
到着後、運転手は降りずに待っているようにと言いチケットを買っていたのですが、どうもおかしいと後で確認してみると、わたしが聞いた金額より500円ほどバス代は安いようです。
トゥクトゥク代はせいぜい100円でしょうから、残りがミャー君と運転手のコミッションになったというわけですね。
またバスの出発自体は8時とのことで、ずいぶんと待たされることになりました。
暇している間見学していると、ここからハノイ行きやビエンチャン行きの他、ディエンビエンフー行きや昆明行きなどというものもありました。
前夜、中国人を何人か見かけましたが、まさか彼らはバスで昆明から来たわけではないでしょう、ルアンプラバンには国際空港があるのですから。
いったいルアンプラバン発昆明行きって、どんか人が利用するのでしょうか。

バスは7割がた埋まっていましたが、西洋人はひとりも乗っておらず、韓国女子3人とわたし以外はタイ人のようです。
タイの東北部はイサーンと言いますが、イサーンにはラオスに親戚がいるという人が珍しくなく、バスやメコン川を渡る船で行き来するのはよくある光景だと教えてもらいました。
バスには車掌がふたりも乗っていていろいろと世話を焼いてくれるのですが、まずジュースとビスケットが配られたと思ったら、途中で寄るレストランの昼食もチケット代に含まれているからと、写真入りメニューを出してどれがいいか注文取りしていたのにはちょっと驚かされました。
このバスもご多分に漏れず、途中の町で乗車したり下車したりできるので、少しゆっくりな印象で、ルーイまでは10時間もかかるとのことです。
ラオスの出国審査は少し時間がかかりましたが、ハノイから入国したときのように1ドル出せとは言われず、やはりあれは胡散臭いものだったのだと確信させます。
ラオス出国審査が全員終わるとまたバスに乗りしばらく走ってタイの入国審査に向かいますが、ここのみ全員荷物を持たされてX戦による荷物検査も受けます。
麻薬類がこの検査で見破られるとも思えないので、銃器類をチェックしているのでしょうか。
もう沈静化していると思いますが、隣国ラオスやミャンマーでは武力行使している少数民族がいるということですので、このような措置をとっているのかも知れません。

ルーイはラオスに国境を接するタイ北部の町です。
ルアンプラバンからはチェンマイ行きのバスもあって西洋人はみなそちらに乗っていましたが、わたしがルーイを選んだのには理由があります。
以前、タイで古い街並みがあるようなところを探していて、チェンカーンというルーイ郊外の町があることを知りました。
バンコクから気軽に行けるところではなかったので、なかなか訪れるチャンスがなかっただけにルアンプラバンからルーイ行きがあると聞いて飛びついたのでした。
世話になった車掌に礼を言ってチェンカーン行きのバスはどこから乗るのか聞くと、バスは無いので、ソンテウという乗り合いトラックで行けとのことでした。
チェンカーンはタイ人の間では有名な観光地だと聞いていたのにバスもないと聞いて、逆に期待感が高まります。
ソンテウはちょうどすぐに出るところでやはり人を乗せたり降ろしたりがあるので、1時間ほどかかりましたが、同乗していた女子大生が場所を教えてくれたりしてどうにかたどり着きました。

到着が7時ころなので古い街並みは閑散としているかと思ったのですが、完全に観光地化した古い街並みのはずの通りは、ミニ鎌倉小町通りのように賑わっていました。
一瞬がっかりですが、よく見ると店の表示はほぼタイ語オンリーで、外国人がほとんどいないことが分かり、これは面白いと思いました。
中国を後にしてから、サパ、ハノイ、ビエンチャン、ルアンプラバンと外国人だらけで、バンビエンにいたっては韓国人ばっかりと言う状況でしたから、観光化しているといっても自国民だけというのは新鮮な印象です。
宿を探すべく英語が通じるカフェに入ってネット検索していると、そこには珍しく西洋人がいて、スウェーデンからもう何年も前にタイに来てどこだかのビーチでレストラン経営しているが、海がシーズンオフになったので旅しているとのことでした。
彼は、宿を探しているのならここへ泊ればと勧めてくれます。
てっきりカフェだと思っていたそこは、ゲストハウスも兼ねているということでした。

学生時代をアメリカに過ごしたという主人は、また驚くべきことに元映画プロデューサーで、まだ若いのにリタイアしてのんびり宿を始めたとのことです。
韓国で最初に訪れた地でドラマの撮影をしていて持参のペッツバールがスタッフに大うけし、ソウルではカメラマンのキムさんと会い、青島からの列車では隣が写真学校を受験する女子高生で、ウランバートルからの列車のコンパートメントでは内蒙古人の映画監督といっしょになり、タイでは映画プロデューサーの宿に泊まりというのですから、わたしの旅は写真や映画に縁があるということを言ったら、彼のガールフレンドはバンコク在住の日本人フォトグラファーだよと、縁をもうひとつ追加してくれました。
この宿、もともとベースになる家があって、それを手仕事で増築。改装していったともてユニークな外観をしています。
窓からはメコン川が見えて対岸はラオスとのことでした。
夜遅くなって雨が降ってきて主人は雨漏りするかもと気にしていましたが、雨は何ともなかったものの、蚊帳の中まで潜入してくる蚊に悩まされました。
【Alpha7/Grubb 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Grubb 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(2) | 2015/04/24 Fri
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Comment

タイトロープ!
もうまるで綱渡りから空中ブランコに飛び移るような
冒険の連続に手に汗を握る思いで読ませて頂いています。
それにしてもあり得ないほどに多彩な人間模様を
綾取りのようにエンジョイするあたり、
中将姫光学さんの人間味があってのことと納得しています。
でも、くれぐれも日程には気をつけて下さい。
読む方がヒヤヒヤさせられてしまいますので。
2015/05/07 Thu| URL | sha-sindbad [ 編集 ]
sha-sindbadさん、こんばんは。
ご心配をおかけしてしまったようですが、どうにかまた無事に戻ってきました。旅と言う行為自体が冒険なので、適度にいろいなことが重なり一人っきりでも退屈しません。
タイトロープの表現をお借りすれば糸が切れた凧のようなものですね。
中国脱出しましたので、ブログ閲覧に制限がなくなっていましたがコメントできずにたいへん失礼いたしました。
2015/05/10 Sun| URL | 中将姫光学研究所 [ 編集 ]

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