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逆韓流または韓逆流

Grubb 20cmF3.5
前日、竜クンがルアンプラバン行きのバスチケットを買った旅行代理店で、わたしもバンビエン行きのバスのチケットを買うことにしました。
ハノイからビエンチャンまでのバスチケットをボラレたと憤っていた彼は、今度はかなり慎重にバス料金をチェックしていて、ここが間違いなくいちばん安かったですと教えてくれたので、彼を信用することにしたのです。
バンビエン行きのバスは8時にその代理店に送迎車が来るとのことでしたが、20分も遅れてやってきて昨日のサッカー競技場のわきに停車していたバスはすでに満員で最後尾の中間のシートしか空いていません。
両隣の若者はふたりしてわたしにもたれかかって眠るので、わたしが眠れませんでした。
チケットはたぶんいちばん安かったのかも知れませんが、その代償でバスの中で苦労することになりました。

途中のレストランでの休憩をはさんでバンビエンには12時に着きましたが、途中から雨が降ってきていました。
石屏で少々の雨にたたられた以外はずっと天気に恵まれていましたが、今回、乾季のはずのラオスで本格的な雨に見舞われました。
カメラバッグに突っ込まれたままだったほとんど使っていない折り畳み傘を開いて、バス停の向かいにあったレストランまで移動します。
ハノイにいるときに胃が苦しくなって食事できないような時もあり、ビエンチャンで復活したのでラオス通の竜クンの勧める激辛のソムタムを食べたりもしたのですが、ここではパンプキンスープとスパゲティボロネーゼという胃に優しそうな洋食をいただきました。
あわせてホテル予約サイトで、格安ながら評価の高いゲストハウスを予約しました。
狭い町なので歩いて宿を探すつもりでしたが、雨とあって食事同様無理のない手段にしたのです。
ここへきて真面目な貧乏旅行者としては自堕落な道を選んでしまいました。

重たいトランクをレストランに預かってもらい、地図をたよりに宿を探しました。
安いだけに町の完全にはずれに位置していましたが、趣ある建物で何より静かなよいロケーションが気に入りました。
部屋はいくつか空いている中で好きなところを選んでよいと言われ、玄関のわきにテーブル付きのベランダがあるバンガロータイプを選択しました。
そんなやり取りをしているうちに首尾よく雨が上がったので、散策に出ることにしましたが、宿で地図をくれて近くに洞窟があるので行ってみてはとの勧めに応じて歩き出します。ぐるりを桂林のような不思議な形状の山に囲われた風光明美を味わいながらの15分ほどの散策は、ビエンチャンではなくここに2泊すべきだったと後悔させるだけの魅力がありました。

川を渡る吊り橋のところをふさぐようにして記念写真を撮っているグループがいて、中国人かと思ったのですが、バンコクから来た家族連れだとのことでした。
わたしが日本人だと分かるとみなとても友好的で、とくにいちばん若い青年がしきりに英語で話しかけてきます。
間もなく高校を卒業するというブリス君は、父親と同じ弁護士を目指して大学の法科に通う予定だそうです。
彼らは明日バンコクに戻るのですが、またバンコクで会いましょうとフェイスブックで連絡を取り合うことになりました。
それとツアーの車で来ていたので、わたしをトランクの預けてあるレストランまで送ってもらえたのも助かりました。

バンビエンの町には韓国人が多くいるのが気になっていたのですが、兵役前に旅行に来たという青年がその理由を教えてくれました。
韓国の人気芸能人がここバンビエンを紹介する番組をやってから、韓国人の間にビエンチャン、バンビエン、ルアンプラバンと旅するのが一大ブームになったのだそうです。
レストランのメニューにもハングル文字があったり、夜に行ったマッサージでは韓国人かと聞かれ日本人だと答えたらがっかりされたり、宿の宿泊者も半数が韓国人だったり、そういえば来る時のバスの隣も韓国人の兄ちゃんだったなあと思い出したりしました。
昆明からここまでのルートでは韓国人を見たのはハノイとビエンチャンで若干という程度で、日本人にいたってはハノイからのバスで知り合った竜クンだけでしたので、バンビエンという小さな町がコリアンタウンと化している姿はいかにも不思議なことでした。

さて、作例は、バンビエンのちょっとはずれにある民家の軒先で撮影したものです。
美しい山村として外国人が訪れるようになり、さらには韓国人のバンビエンブームが拍車をかけて、メインストリートにはレストラン、ホテル、旅行代理店などが盛況の様子ですが、少し離れただけでもそんな恩恵を受けられないまま以前と同じ生活をしている家がところどころあることに気づきます。
たぶんそれこそがバンビエンはすばらしいと訪れた外国人が本来見られるものだったのだと思うのですが、いま訪れている旅行者は誰もそれに見向きもしていなさそうです。
彼女の額には何かおまじないのような書き込みがありましたが、言葉が通じなくてそれが何を意味するかは分かりませんでしたが、外国を旅していれば疑問が解決しないままなんてことはあたりまえです。
言葉が通じるところばかりを旅していたことを逆に疑問に思うべきだなどと考えながら寝床に付きました。
【Alpha7/Grubb 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Grubb 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/04/22 Wed
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