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軋轢の構図

Grubb 20cmF3.5
やはりスイス山荘風のホテルは快適でした。
いちばん安い20ドルの部屋を選びましたが、50ドルの部屋でもベランダがあって広さが違うだけなので大差なくわたしには十分でした。
設備は完璧で特にマットレスの硬さが心地よく、熟睡することができました。
薪をくべる暖炉があって、次回は敢えて真冬に来たいと思わせます。
宿泊客も落ち着いた年代のヨーロッパ人ばかりで、みな静かにこの環境を楽しんでいるように見えました。
何にも増してよかったのは、バスのことを教えてくれたりした女性で、この夜サッカー中継が見たくて何時から始まるか聞きに行ったところ、すぐさま調べてくれた上にわざわざ部屋までチャンネルを合わせに来てくれました。
しかも、彼女はベトナム出合った中でいちばん可愛い女性だといえば、次回はこのホテルに泊まるためにベトナムを訪れたくなるではないですか。

寝心地良すぎて(何しろこれまでは夜汽車とか夜行バスから、激安ホテルの臭い部屋に山奥の村のホームステイですからたいへんなグレードアップです)寝過ごしてしまい、せっかく付いていた朝食をフイにしてしまいます。
食事を求めてサパの中心に向かうとモノ売りの女の子たちにつかまってしまいました。
初日にも私に会ったが、また今度と言ってではないか、何か買ってほしいと迫られましたが、確かに彼女たちに会って次回とまで言ってしまったのを覚えています。
また、必要のないテーブルクロスや財布が増えてしまいました。
女の子は生活のために必死でモノ売りをしていますが、根は善い子たちのようで、午後には自分の村を案内してくれると言いますが、今日はラオカイからハノイに行くつもりだと言うと残念そうにしていました。
それなら歩いて30分のところにモン族の村があるのでそこまで行って、帰りはバイクで戻って来るといいと教えてくれたので従うことにしました。

さっそくその村に行きましたが、さすがにアクセスのよい村だけに訪れる人が多いようですし、入場料も取るようなことをいうので素通りしてひとつ先の村まで行ってみました。
サッカーしている子供たちがいて、彼らの仲間たちと並んで観戦していると、それが昼休みのことだったようで、午後の授業がもうすぐ始まると学校に行ってしまったので、ついていってみました。
先生に歓迎されて職員室に案内されお茶をご馳走になります。
そこは小学校で生徒数は80人くらい、遠くの村の子供は校内で寮生活しているといいます。
おもしろいのはこの学校では授業にチェスを取り入れていて、クラス全員で対局していました。
作例はその時のものですが、両棋士のポーズがなかなか決まっています。
ただ、わたしの将棋の知識ではどちらが優勢なのか強いのかさっぱり分かりません。

続いてサパに戻り足を延ばして市場を訪れてみました。
一部野菜なども売られていましたが、ほとんどが観光客向けアイテムばかりで、昼日中にこんなところを訪れる人はないようで、閑古鳥が鳴いていました。
ショックだったのは、昨日、手製と思って買った渋いシャツが市場で普通に売られていたことです。
町中の店でミシンを踏んでいたおばさんが、糸を見せながらクオリティの高い綿を使っているなどと説明していかにも自分が縫製していると見せていたのに騙されました。
市場には草木を切ったり動物の解体にも使う万能小刀を竹の鞘付きで売っていたので思わず欲しくなりましたが、これを日本で何に使うのかと我に返って買うことを差し控えました。

さて、これは何かの裏付けがあるわけはない一旅行者が期滞在で感じた程度のことなのですが、どうも現地少数民族とマジョリティのベトナム人との間に対立的構造がありそうなのです。
サパにももともとベトナム人は住んでいたのかも知れませんが、ほとんど少数民族の土地だったはずで、そこでホテルやレストラン、商店などお金が大きく動くところはすべてベトナム人によって仕切られています。
状況は、先日書いた中国の古鎮と同様のようで、このことは少数民族が快く思っていないようなことを何度か聞きました。

そもそもわたしがサパに着いてホテルにチェックインしたとき、バスを降りた場所にいたパオがわざわざ追いかけてきたことにもそれが現れています。
少数民族の地を訪ねて来た外国人をベトナム人に取られてたまるかという執念でやって来たという。
サパには高速の開通もあってか多くのベトナム人が観光に来ていましたが、モノ売りたちはまったく相手にしません。
たぶん西洋の若いバックパッカーよりもよほどお金持っているんじゃないのと聞きますが、彼らは買い物しない、ベトナム人だからと15歳の少女が吐き捨てるように言ったのが印象に残っています。
また、最初に訪れた教師のフオンも別の少数民族で、就職の際に差別を受けていたようなことをほのめかしていました。
今日までは少数民族の多い地域を旅しましたが、明はベトナムの首都に行きますので状況が変わります。
民族同士の問題についてはこれ以上聞くことは止めておきましょう。
むしろ聞きたいのは、去年から大きく状況が変わった対中感情についてです。
【Alpha7/Grubb 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Grubb 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/04/16 Thu
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