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売るものさえあれば市場へ

Grubb 20cmF3.5
山間の村なので、4月の夜はけっこう冷えるようです。
わたしは薄手のトレーニングウェアに着替えて眠りましたが、用意してもらった布団をすっぽりかぶっていました。
朝のひんやりした空気の中、シャワーのない彼女の家で冷水を浴びることはできず、かといってお湯を用意してとも言えず、体を洗うことは諦めました。
水自体は山の泉から引いているようで、清潔ですし飲み水としても使っています。
電気はだいぶ前から通っているそうですし、調理には薪の釜とプロパンガスを使っていました。
トイレは離れたところにありますが、手動による水洗式ですので、なかなかに清潔です。
ベトナムの少数民族の山奥の村といっても、それほど不自由があるわけではないことがよく分かりました。

本日は日曜で、地域の中心の集落で市が開くそうで、見に行くことにしました。
本当は、ここから1時間ちょっとのところにバックハーという日曜市でよく知られた村があるので行ってみたかったのですが、遠いというのでとりやめになってしまいました。
もっともバックハーは外国人向けのツアーが組まれる人気スポットなので、個人的にはローカル市の方により関心が向いたたのでそれはそれでよかったと思っています。
市は6時には始まるそうで7時前の到着にも関わらずかなりの賑わいです。
ただ、規模はそれほど大きくはなく、民族衣装の人は中年以上の女性に限られていて、それほど多くないのが残念でした

ウシとかブタなども商われているかと期待しましたが、扱われているのは普通の市場と変わらず、少々期待外れでした。
しかし、それでも市の雰囲気は独特で、いくら見ていても飽きません。
あらゆるものに関心を示して動かないわたしに、フォンは仕舞にはあきれてしまいました。
人々も最初は遠くから心配そうに眺めている感じですが、わたしが楽しそうにしているのに気付いたからでしょう、好奇心をもつていろいろと聞いてきます。
日本人はどんなものを食べているのかとかそんなことですが、ほとんど肉も野菜も同じだというと、嬉しそうに微笑んでいました。
作例は民族衣装の女性ですが、わずかにニワトリ1羽を売ろうとしていて、こういうところにもローカルな市の好さがにじみ出ています。

フォンはせっかく地元に就職したのですが、学校は40キロも離れたところだそうで、通勤不可能のため寄宿生活していると言います。
土曜の午前の授業を終えてからバイクで実家に戻り、日曜午後には学校にUターンするそうです。。
市場を見た後、いったん家に戻ると、フォンが外国人を連れてきたらしいと集まった親戚らと、写真を撮ったり、お昼を食べたりするうちに、もう学校に戻らないということになり、わたしもラオカイまで連れて行ってもらうことになりました。
当初、フォンの学校で生徒たちと彼女が教えている英語で会話をするという予定だったのですが、学校の許可を得ていないというので中止になってしまいました。
生徒と会話するのに許可がいるとは思えないし、事前に分かっていることなのにやっていない彼女の行動が理解できなくなってきました。
ぜひ、家に来てと言いつつ、食事を振る舞ってはもらったものの、連れて行ってもらったのは日曜市だけと、わざわざ出向いた意味が分かりません。
少々不機嫌になって彼女とラオカイで別れました。

ラオカイ駅前からバスでサバに向かいました。
サバは少数民族が暮らす風光明媚な土地として、ベトナムが外国人に開放されたと同時に有名になったところです。
話はかなり以前から聞いていたので、いつかは行ってみたいと思っていました。
1時間ほどして到着するとバス停にホテルが決まっていなければウチに泊ってという女性がいて、彼女のバイクで連れて行ってもらいました。
8ドルと安かったので即決します。

バスを降りたところに実はもうひとり女性がいて、わたしと話がしたいと言っていました。
民族衣装を着たおばあさんで、あの年齢できれいな英語を話すと感心して了解したのですが、彼女はわたしを追ってホテルまでやってきていました。
彼女はツアーガイドをしていて、よければ明日いっしょにわたしの村までハイキングをしないかと誘ってくれていたのですが、あいにくホテルで翌日のトレッキングを申し込んでしまっていました。
しかし、彼女の方が値段がずっと安く、ホテルの方はコミッションを取るだけなのでキャンセルすることにしました。
わざわざ歩いてわたしのところまで来てくれたおばあさんは笑顔が可愛らしい人で、名前をパオと名乗りました。
わたしは山歩きに自信がありませんでしたが、いくらなんでもこのおばあちゃんといっしょなら遅れることはないだろうと思ったのです。
しかし、後で彼女の年齢を聞いてわたしは愕然としました。
60近くに見えた彼女の年は36歳。
わたしよりずっとずっと若かったのです。
【Alpha7/Grubb 20cmF3.5 F3.5】
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thema:ペッツバール genre:写真
Grubb 20cmF3.5 | trackback(0) | comment(2) | 2015/04/12 Sun
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Comment

ひさしぶり!
中将姫光学さんのことだから、心配はしていませんでしたが、
かなり長い間の沈黙に、毎日、やきもちはしていました。
中将姫光学さんもノクトンも健在!
旅の技術も写真も文章も上々の調子で、なによりです。
それじゃ、この写真の女性も見かけよりもかなり若いのでしょうね。
山地で生きることは苦労なのでしょうねえ。
2015/04/25 Sat| URL | sha-sindbad [ 編集 ]
sha-sindbadさん、お久しぶりです。
東南アジアの宿はどこでもWIFI完備なのですが、さすがに安宿だとどうにか付いている程度のレベルでブログの更新まで難しいところが多いのです。
そういうものだと思って旅は楽しまないといけないということですね。
この女性…。
うーん、どうなんでしょう。
おいくつですかと聞いたら、この鶏なら300円でいいよ、なんて会話になってしまいそうです。
2015/04/28 Tue| URL | 中将姫光学研究所 [ 編集 ]

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