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日本のコピーかオリジナルか

C.C.Harrison 14cmF4
目覚ましの音に飛び起き、宿の前の鶴翔園に把肉餌丝を食べに行きました。
これを朝一に食べるために道路をはさんだ対面の宿に宿泊していたのです。
やはり記憶に間違いなくここは別格でした。
この把肉餌丝をそのまま日本で出したら絶対に受けると思います。
まじめにここで修行して出店させてもらえないか交渉しようか悩むくらいです。
麗江を訪れる日本人は少なくないと思いますし、そのうちの何%かは麗江市内の店で把肉餌丝を食べて美味しいと感じたことでしょう。
しかし、本物はここ鶴慶にあります。
昼前にスープ切れで閉店してしまうことも多いようですが、雲南旅行の際にはわざわざ訪問する価値のある絶品です。

寝巻のまま食事に行ったので、また宿に戻ってシャワーを浴びてシャキッと散策開始しました。
道路を渡って路地を入るとそのまま骨董品屋ストリートで、昨日に続いて冷やかしながら歩きます。
わたしのささやかな旅の愉しみで、最近、小さな仏像で気に入るものがあれば買うことにしているのです。
昨日、3つの店でこれぞという像を見つけていて、それぞれ交渉の結果、千元、千元、2千元になりました。
本日、もう一巡して再交渉したところ、800元、500元、1000元に下がりましたが、まだまだ高くて買う気になれません。
本命は最後の1000元のもので、これが500元になれば買うつもりで、ダメなら前二者のどちらかを300元くらいで買おうと思います。
さて三巡目、もともと6800元だったのを交渉して2000元にしそれでも決裂、本日また出向いて1000元まで下げたものの、わたしは500元の線を譲らず、なかなか前に進みません。
いつもの手で他店に同様のものが500元だったととぼけて言いますが、ならそちらを買えばと釣られてきませんでした。

そこへ店の奥さんが登場しました。
何と2年前に来たわたしのことを覚えていると言います(確かにこの店には以前も来ましたが、購入はしていません)。
しかもわたしを中国東北地方のバイヤーと記憶しているではないですか。
あらためて500元にしてくれないかなあと言ってみますと、ウチも商売だから800元で勘弁してよといきなり下げてきました。
ウチだって商売なんで500元と言ったけど600元でと頼むと譲歩すると、いや750元、だったら700元と決定しました。
何だかひとりオークションのやり取りのようです。
この座像は仏様だと思っていたのですが、顔がやや面長で観音様に見えます。
後日、画像送信して奈良の宿の青年に鑑定を請うたところ、恐らく文殊ではとのこと。
文殊像とはたいへん珍しいですが、鶴慶から北上するとシャングリラという雲南のチベットエリアになるので、このあたりから仏像がよく出てくるのだそうです。
この像にも底部にチベット風の文様があって、昆明行きのバスに乗り合わせたチベット僧に聞いてみたのですが、文様は古いもののようだが意味までは分からないとのことでした。
しかし、文殊像はたいへん美しく、旅の知恵を授けてくれそうで、以降はレンズケースに収めて、毎晩ホテルで取り出しては手を合わせています。
旅のパートナーです。

骨董屋から洗濯屋に行ってみると、もう仕上がっていると言います。
夕方くらいに来てと言っていたのに、午前中でOKとは早くも文殊様のご利益を得られたということのようです。
慌ててホテル方向に戻り、朝食べたばかりの鶴翔園で把肉餌丝をまたいただきました。
あら、また来たのと驚いているので、これから大理に行かなくてはならないので、最後の1杯を食べに来ましたと言うと、ああそうなの、また来てねと言ってもらいました。
ホテルで荷物をまとめて交差点に出るとちょうど大理行きのバスがやって来たので手を挙げて乗り込みます。
満席になるまでゆっくり走るバスなので少々時間がかかりましたが、2時頃には大理に到着しました。
ここから少々ややこしいことになるのですが。

大理から昆明までの夜行列車のチケットを買っていたので、大理になるべく早めに着いてこの町を散策してから昆明に向かうつもりでいたのですが、今夜、バルセロナでエル・クラシコがあることに気付きました(サッカーのバルセロナ・マドリード戦のことです)。
深夜の中継ですので夜汽車に乗っては見られないと思い、バスターミナルで聞くと、バスは5時間で着くので夜8時半のバスに乗れば1時半に到着するというのでそのチケットを購入します。
続いて駅に行って25元も払って切符をキャンセルしました。
その足で大理の古い町並みを見に行きます
あまり時間が無いので駆け足になってしまいましたが、作例は、その時頼み込んで撮らせてもらった中学生です。
日本の制服に似ているのが面白かったので撮影したのですが、左側の女の子の垢抜けしないながらも仕草の可愛らしい素朴さにちょっと惹かれたところもありました(と言う割にはピントが…)。

麗江そっくりな漢族の町と化した大理にがっかりしつつ、慌ててバスターミナルに戻りました。
ぎりぎりでソバを食べる時間しかなくバスに飛び乗り、念のため到着予定時間を聞きます。
運転手の回答はそんなこと分からない、でした。
1時半に着くと聞いたのですがと言うと、それは無理だとの返事です。
高速道路が改修工事中で一般道をゆっくり走るので、早くても6時着予定なのだそうです。
それでは、バルセロナが見られませんし、夜汽車をキャンセルした意味がなくなります。
バスが発車し出しましたが、わたしは降りると大声を出して、異例のドタキャンで切符売り場に向かいます。
夜中までに昆明に着く必要があるので、鉄道をキャンセルして1時半に到着予定のバスにしたのにと言いながらキャンセル申し出ると、出発時間を過ぎているのでと50元のキャンセル料を取られました。
切符売り場の人がウソを言うからこうなったので、キャンセル料は払えないと抵抗しましたが、それも無駄でした。
売り場の人に、どうしても夜中のうちに昆明に着かないといけないのかと問われたので、これからクラシコがあるんですよ、スペインで最大のサッカーの試合ですと説明したところ、はあ? と言われてしまいました。
そのやり取りを見ていたおばさんはホテルの客引きで、4か月前にできたばかりの新しいホテルだよもちろんテレビでサッカーが見られるよと案内してくれました。
エキサイティングな試合は2-1でバルセロナの勝利。
はあ? と言われてでもバスを降りて正解でした。
【Alpha7/C.C.Harrison 14cmF4】
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thema:ペッツバール genre:写真
C.C.Harisson 14cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2015/03/22 Sun
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