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6PMのPM2.5

C.C.Harrison 14cmF4
西安まで来ると南国的な気分になれる四川まではあともう少しです。
しかし、今回はちょっと寄り道して、東へ400キロほどの南陽に向かいました。
南陽市内にいくつか古鎮があるという情報を得てのことですが、それ以上にまったく愚かな理由がありました。
わたしはまだ河南省に行ったことがなく、中国を省単位の白地図に表すと、中央部のほとんどを塗りつぶしてきており、今回の旅で山東省、河北省、天津市、内蒙古自治州、寧夏回族自治州とまわって来て、中央部分では河南省だけがポツンと白く残ってしまっていました。
ここを横切ることで、中国は周辺の地域以外はいちおうひととおり足跡を残したということになります。
だからどうという訳でもないのですが、せっかく近くまで来ているのだからと(といっても400キロも離れている)、南陽に向かってしまったのです。

西安の駅前からはバスで南陽に向かいました。
鉄道もありましたが、くだんの古鎮が高速道路のルート上にあると判明したので、バスで行って近くで降ろしてもらう作戦です。
途中バスが東進して行くと、菜の花畑が見えてきて、数日前まで氷点下20度の世界だったのが、一気に春を感じられる地域まで移動してきたことを知りました。
事前にリサーチしていた地名のサービスエリアで降ろしてもらい、少々歩くと道路が見えてきました。
ほどなくするとバスが見えたので、手を振って停めます。
このあたりの路線バスは中国でよくある、ルート上ならどこでも乗り降りできるタイプのようです。
10分も走ると目的地に到着しました。

こんなに順調に古鎮に着いてしまって不安を感じるくらいでしたが、その不安は的中してしまいました。
村人に聞いてもこのあたりに古い町並みはないというので、紹介しているサイトを見てもらうと、古いお寺で年1回伝統的なお祭りが行われているがそのことを言っているだけなのではとのことです。
確かにそこには写真が無く、建造物とかのことも一切書かれておらず、伝統的な式典がどうこうということばかり書かれていました。
通常、こういうことをおこなうだけの村を古鎮とは呼びませんが、執筆者が勝手に名付けてしまったのか、いずれにしても裏付けをとらずにのこのこやってきたのが失敗でした。
いちおう「伝統的寺院」を確認に行きましたが、山道を片道15分もトランク持ったまま歩いて行って、鄙びた古刹ではなく新築されたような大きな施設があったことを報告しておきます。

気を取り直して南陽の別の古鎮を目指しましたが、ここが巨大な南陽市の西の外れなのに対して、他の古鎮は東側にあってもはやそこまでの移動は諦めました。
お昼を食べたりバスを乗り継いだりするうちに南陽の中心に着いたのが2時半で、ここから場所を確認しながらの古鎮巡りがもう面倒でした。
無謀な白地図を塗り潰すための移動が、1日をまったく無駄にしてしまいました。
とは言え若干の収穫もあって、南陽駅近くの市場で、下着用のTシャツをゲットすることができました。
中国ではなぜかパンツは普通にあっても上半身用の下着を売っているのをほとんど見たことがありません。
西安にユニクロがあってヒートテックの下着がありましたが、1枚1000円くらいしてしまい、高価で購入を断念していました。
市場では下着屋で説明してないか聞いたところ、うちでは扱っていないと言われたのですが、たまたま通りかかった服屋の店主がウチならあるといって、引き出しをあちこち引っ張り回して見つけたくれました。
綿100%ですが、500円もして安くはありませんでしたが。

本日の作例は、南陽駅付近散策中のものです。
これが何を撮った写真なのかを見てピンと来たらすごいと思います。
大気を撮ったものです。
この間中国北部の各都市を歩いて来ましたが、どういうわけかPM2.5とか大気汚染がはっきり分かるような日は1日もなかったのです。
マスクなども用意していたので肩すかし状態でしたが、ついにここ南陽で、ニュースに見るような視界の悪いPM2.5大量飛散状態に行き当ったというわけです。
テレビで見ると霧で覆われたようになっているのでPM2.5の存在がひと目で分かりますが、スティルでは意外にPM2.5がはっきり分かるように写すことが難しいようです。
分かりやすくするのは、輪郭がぼやけて見える太陽を取り込むことではないかと気付きました。
これでも、どの程度の大気の霞み具合かは理解することは難しいでしょうが。

地元の人はめったにない現象だからなのか、あるいは逆に慣れてしまっているからなのか
マスクを付けている人すらほとんどいません。
しかし、市場などで話しかけると大気汚染は深刻だと顔を曇らせていました。
作例のバイクの後ろの女の子は呑気にどら焼き状の食べ物を手にしています。
毎日こんな天気なら、このような環境で育つ子どもたちが心配になります。
左隣のバイクのお兄さんはミラーに顔が写りこんでいますが、やはり不安そうな顔をしているように見えます。
【Alpha7/C.C.Harrison 14cmF4】
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thema:ペッツバール genre:写真
C.C.Harisson 14cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2015/03/13 Fri
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