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各駅停車は安い

Raptar 50mmF1.5
旅をスタートして今日でかれこれ10日になるようです。
振り返ると、韓国の楽安を除いていずれも都市間移動しているばかりのようで、何か目的をもってどこかを訪れている感が薄すぎることに気付きました。
長旅なので、自由度を優先させて行き先等は考えず、前日に明日はどうしようかと考えるようなスタイルにこだわったためで、もう少しここには行こう的なポイントをつくるべきと感じます。

そこで、この日向かうのが石頭村という比較的知られた古村落です。
石頭村というと、頑固者オヤジがわんさかいるようなイメージがしますが、中国語ではいわゆる石のことを石頭と言い、村全体が石でできているというようなことから付いた名前ということのようでした。
井陉からは20キロほど離れているようで、途中未舗装路もあり、小さなバスで1時間かかります。
しかし、昨日の反省もあって8時前に出たので、じっくりまわることができました。

10数キロ離れていますが、近くにもうひとつ娘子関という古鎮があります。
問題は、石頭村までが河北省で、娘子関は山西省になるので、両者を結ぶ交通機関がないということでした。
行きのバスで、娘子関との分岐になる交差点を確認していたので、バスでそこまで行って。何やら停まっている車に話しかけると、やはりそれは白タクで娘子関まで50元で行くということでした。
ところが、そのタクシーは省を超えて営業できないからと、省境付近でここで降りろ、娘子関まで行くにはもう30元出せと言います。
当然ケンカになりますが、10分間の口論で進展は得られず、人の好さそうな運転手だったのに騙されたと言いながら歩くことにしました。
しかし、やはり運転手はそれほど悪い人ではなかったようで、10分も歩くと娘子関に到着しました。
その間を30元で行くというのはどういうことか分かりませんが、河北山西の間にあるルールということなのかも知れません。

娘子関には水上人家という表示があって興味を惹かれました。
湖の真ん中にポツンと家が建っているようなイメージでしたが、実際にはそうではなく、この村は地下水がたいへん豊富にあって、一部地上を渓流のように勢いよく流れているところがあり、水中の水車を回して石臼で小麦や米、トウモロコシなどを挽いて粉にしている小屋が千年以上前から存在していて、今も現役だというものでした。
村の前は大きな峡谷で雄大でしたが、その帰り道に乗った地元のタクシーのおじさんに、ここには万里の長城があって一部その跡が残されていることを教えてもらった上に、追加料金なしでそこまで案内してもらいました。
娘子関の関という字は長城の関所を意味していたのだとそのとき気付きます。

そのタクシーを手配してくれた雑貨屋のおばさんが、娘子関には鉄道駅があって1日2往復の列車が停まり、1本は6時頃だよと教えてくれました。
石家荘行きだとのことですが、井陉にも停車するとのことで、また井陉に戻りました。
30キロも離れていませんが、1時間かかって井陉に戻ります。
なのに乗車券はたったの40円で、それでも切符購入時はパスポートの提示を求められて、切符にわたしの名前とパスポート番号が印刷されます。
もともと、春節などに切符を転売するダフ屋対策で切符に名前と身分証番号を入れる仕組みができたそうですが、まさか2元の切符にまでそれをするとは想像していませんでした。
駅員に何駅目くらいあるのか聞くと、乗り過ごしを心配して、到着した列車の車掌にこの人が井陉についたら降ろしてやってくれと伝えてくれました。
中国の列車は1両にひとりの車掌がいて、ドアの開け閉めから切符の確認からこなしていますが、ローカル路線の各駅停車でもそれは変わらず、ローカルということでとても親切なおばさんが駅に着くたびにまだここじゃないよとか言いに来るのが印象的でした。

さて、作例ですが、前述のとおり今でも残っていて、村人の通り道になっている万里の長城の一部を撮影しました。
夕方になって、鉄道があって娘子関に宿泊せずに移動できると分かったので、だいぶ暗くなってからの到着です。
門の先がちょっとした村になっていて、たぶん仕事を終えて自宅に戻ると思われる女性が自転車を押している後姿が絵になっていたので、この作例を採用することにしました。
石頭村などの作例は後日、出させていただこうかと考えています。
【Alpha7/Raptar50mmF1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wollensak Raptar 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/03/04 Wed
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