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まずは、船で

Raptar 50mmF1.5
おととしの12月に奈良に滞在したとき、素晴らしいゲストハウスに滞在しました。
わたしと同世代くらいの旅を愛する女性が数年前に始めた宿で、フランス留学やチリ滞在を経て故郷の奈良で開いたのですが、宿泊を外国人に特化して日本文化と奈良の伝統を伝えるべく女手で奮闘している素敵な女性です。
わたしはその前の年、カタルーニャの友人ダヴィドが来日した折にたまたまその宿の前を通りかかって、少々会話の機会があったことから知己を得ることができ、英語サイトから予約したことで、例外的に宿泊を認めてもらうことができました。

今回も泊めていただこうとお願いしたのですが、古民家の町家を維持するためのメンテナンスのため宿泊できないと断られてしまいます。
その代り、宿泊者もいないので、夜、食事をいかがですかとお誘いいただきました。
プライベートの領域なのでそのことが記載できず残念ですが、旅の初日から好いことがあり、わたしは恋に堕ちてしまったかのような気持でした。

そのことはともかく、1泊目をビジネスホテルに紐解いたわたしは、彼女の紹介で数軒隣に2週間前にオープンしたばかりだという出来立てのゲストハウスに移ることになりました。
仏像の研究のために奈良の大学に学び、卒業後に旅館で下積みした後、満を持して奈良町に琥珀というゲストハウスを開いた弱冠25歳の青年、境クンです。
閑散期に開業したばかりでしかも平日なので、他にお客さんはいません。
Shaさんと食事して戻ってから、すっかり話し込んでしまいました。
若いのに仏教のあらゆることに精通していて、わたしの先生のような存在になりました。
翌朝勤行を受けられると十輪院というお寺さんを紹介いただき出向いたのですが、人生初勤行に一生懸命お経を唱えさせてもらいました。
住職様からはありがたい説法をいただき、旅の安全を祈願していただいたばかりか、貴重な石窟のような地蔵像を拝観させていただき大感激です。
境クンからはご朱印帳までいただいてしまったので、これまた初朱印も体験しました。

境クンと心の恋人とは別れを告げ、旅を進めるべく電車を乗り継ぎ大阪にやってきました。
大阪自体は目的地ではなく、ここの港から釜山行のフェリーに乗るのです。
以前、福岡からよくクジラにぶつかるというビートル号で釜山まで行ったことがありましたが、国際フェリーは初体験です。
チケットは電話予約済みでしたので、港に着くと購入手続きして出国審査に進み、バスに乗ってフェリーに乗り込みました。
乗ってすぐにエスカレーターで2階分上がるのですが、それはとても船に乗っているというよりはショッピングセンターにでも来た感覚にさせられます。
受付すると部屋のカギを渡されましたが、いちばん安い4人部屋はわたしひとりきりで、恐らく少ない日本人客に対する気遣いだったのだろうと思われました。
韓国人も中国ほどではありませんが、大声のエネルギッシュな若者が多いので助かったと思う反面、交流の機会を失ったかと寂しい気もしました。

日韓フェリーなので日本人・韓国人が半々くらいと想像していたのですが、乗客のほとんどが韓国人でした。
飛行機の方が早いし、フェリーも早めの予約をしなければ、むしろ航空便より高いくらいです。
わたしにとって沈没しても船長が先に逃げてしまうフェリーか、マニュアル通りでないと引き返してしまう航空機では、どちらがましなのか究極の選択でした。
船内エンターテインメントでヴァイオリンやチェロの演奏があると聞いたのでフェリーを選んだのに、受付で聞くと弦楽器奏者は辞めちゃったそうで、代わりに開催されたのはカラオケ大会でした。
がっかりしつつもカラオケを見に行くと、100人近い人々が集まって大盛り上がりしています。
知らない人が下手糞なカラオケをがなっていたのに、みんなきちんと手拍子して拍手してと、韓国人的一致団結を目の当たりにして言葉を失いました。
サッカー日韓戦でなかなか勝てない理由が垣間見えたような気がしましたし、絶対、韓国と何かを争っても勝てないだろうと悟らせてくれた一夜になりました。

さて、作例ですが、1枚目は十輪院でいっしょに勤行参加された男性の後姿を失礼させていただきました。
四国のお遍路さんを予定していて、その鍛錬も兼ねて木津川の自宅から10キロの道のりを2時間かけて歩いてこられているのだそうです。
さわやかな笑顔で語ってくれた男性の修行の喜びに満ちた嬉しそうな顔立ちは強く印象に残りました。
もう1枚は、のんびりしたフェリーの退屈な夜を紛らわすためにカフェを訪れると、無聊が一気に吹っ飛ぶような美女が働いていたので、撮影に応じていただきました。
こういう女性ばかりだと、わたしもshaさんのような韓流ファンになってしまうでしょうね。
【Alpha7/Raptar50mmF1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wollensak Raptar 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2015/02/25 Wed
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