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彼らはスクオッターなのか

Boutrais 18cmF6.3
バガン全体で遺跡がどのくらいあるのか分かりませんが(調べようとしないのは申し訳ないです)、小さなものやら崩れかけているものまで入れれば、それこそ無数にあるのではと思えるほどです。
その大部分が入り口を閉ざして立ち入りできないようにしていて、ごくごく一部の遺跡のみ内部まで見学できたり、階上に登って周囲の眺めを楽しんだりできるようになっていました。
これは宿の人に聞いたのですが、見学できる遺跡には必ず管理者がいて、見学者の簡単な案内や遺跡そのものの保全にあたっています。
彼らはみな国家公務員なのだそうですが、さすがに最貧国のミャンマーだけに給料は安く、とても厳しい生活を強いられているそうです。

そういえば、わたしが見学したところでは、その管理者に絵を売りつけられそうになりましたが、丁寧にお断りしたところ、遺跡の中にも大きな仏像があって、心身深い管理者はさすがに強要まではできないようでした。
絵は砂を顔料で溶いたものを絵具代わりにして、布のカンバスに描いたオリジナルアートだそうで、夕日に染まるバガンの風景は美しいものでしたので、生活の厳しい公務員のことを思えば1枚買ってあげてもよかったかなとやや後悔しています。
ただ、わたしが話を聞いているあいだ、他に訪れていた人たちは誰ひとり関心を示さなかったので、オリジナルアートと言うのは真っ赤な嘘で、土産物屋などでも売られているモノだったのではとの疑念もあるのですが。

とは言え、その絵の影響を受けて、あんなに夕日を受けて赤く染まる景色を見てみたいと思ったのは事実です。
宿に戻ってもすることがなかったからというよりは、途中、いい具合に夕日の風景が見られることを期待してゆっくり戻ったというのが本当です。
そして、夕日の時間となり、機体が高まる中、赤い遺跡が夕日でより赤く染まるのは見られましたが、絵に見たような夕焼け空にはなりませんでした。
これも宿の人に聞いたのですが、冬場は夕焼けの確率が高いものの、いくつかの気象条件が重ならなければならず、見られれば幸運だという程度の確率だとのことでした。
まあ、そんなものでしょう。

そんなことともつゆ知らず、夕日が沈みかけて必死になって自転車を漕いでベストポジションはどこかなどとムキになっていたのは我ながら滑稽なことでした。
一昨日の作例のように、遺跡の間にはところどころ樹があって、なかなか全体を見渡すところはありません。
やはり高台に登らなければダメだと気付いたのですが、前述の通り、登ることのできる遺跡は限られていて、帰り道の範囲では見つからなかったのです。
あらかじめ下調べすることのない旅行者にありがちな悲劇です。

どうしたかと言えば、完全に崩れ落ちた廃墟の1.5メートルほどの壁後によじ登ったのです。
これでも地上レベルよりは遠くが見渡せましたが、言うまでもなくわずかに見晴らしがよくなった程度でほとんど意味はありません。
幅の狭い壁の上でよろけながら平原のバガンの風景を撮りましたが、なお悪いことにほぼ日が沈んでいたため、日を浴びた遺跡ですらなくなっていました。
仕方ないので、180度向きを変えてすぐ手前の遺跡を撮影したのが今日の作例と言うことになります。
ふらふらしていたので水平が出ていないのはご容赦ください。

公務員が管理している遺跡がある一方で、作例の方は、貧困層に占拠されかかったとも言うべき遺跡です。
近寄ると意外にフレンドリーで子どもたちもあいさつしながら寄ってきたりしたのですが、残念ながら言葉が通じないため、なぜここで生活しているのかとか聞くことができませんでした。
ただ、遺跡に面して井戸があったので、水が確保できるというのがここにいる理由のようだと察しました。
家畜の牛とニワトリがいましたので、近くに農場もあってそれらを生活のよりどころにしていると考えられます。
ざっと10世帯50人程度が暮らしているようですが、ここに定着と言うのは無理があるように思います。
メイン道路に面したところなので、あらゆる観光客から見られることを考えると、行政も放ってはおけないはずですが、そこは仏教らしい慈悲の心で、自由にさせているのかも知れません。
【Alpha7/Boutrais 18cmF6.3 F6.3】
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thema:ペッツバール genre:写真
Boutrais 18cmF6.3 | trackback(0) | comment(0) | 2015/01/14 Wed
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