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じっとおかずを待つ

Summicron 5cmF2
トワンテのバス乗り場に戻ってきたのは4時55分で、我ながら完璧だと考えていました。
田舎町のバスのことなので、最終が5時ちょうどか6時ちょうどの可能性が高いと踏んでいたからです。
しかし、バスの姿がなく少し心配になって真ん前の店の親父さんに聞いてみました。
するとバスはたった今出てしまってもうないから、ヤンゴンに帰るならバイクで行くしかないが紹介してやろうと1台の青年を呼んでくれました。
終バスが出てしまったのでは選択肢はありません。
料金を聞くと一律協定料金が設定されていて400円だとのことでした。
距離が20キロくらいでしたので高いとは思いませんでしたが、来たときのバスが50円でしたので8倍になってしまいました。
やはり損した気分です。

バスで1時間弱くらいかかったので、帰りは夕日の道をビールでも飲みながら行こう、暗くなったらいい気分で眠れるに違いないなどと考ウキウキしていたのが、1時間近くもバイクの後部座席では疲れるなという憂鬱に変わらざるを得ません。
もうちょっと短時間なら夕日を背に、風を切って走るバイクの後ろも悪くなかったと思うのですが。

ただ幸いだったのは、バイクの若者がスピード狂ではなく怖い思いをすることがなかったことと、ゆっくりだったので途中ですれ違った馬でトワンテ方面に走り去った青年を撮影することができたことでした。
その写真を今日の作例にしようと思ったのですが、確かに通勤か日常的な移動で馬を使うというのは驚きだったのですが、馬で疾走する人なんて珍しくもないので写真で見てもおもしろくありませんでした。

そこで対案として浮上したのが今日の作例です。
途中の集落ですが、道路と並行して小川が流れていて、その先に民家が並んでいるため、どの家にも木の板で小橋をつくって家までのアプローチにしていたのがなんとも面白かったのです。
バイクを少々待たせて何軒か見学しましたが、ここではその橋で家の人なんでしょうか釣りをしていたので笑ってしまいました。
まさか毎夕家の前でおかずを調達しているとか。
見ていたら、吊していた女の子が釣竿をお姉さんに預けてこちらに向かってきたのですが、橋が細すぎてこんな無理な体勢にならないと通り抜けできないようで、また笑ってしまい、そんなわたしを見た件の女の子もケラケラと笑っています。

そうこうダラに向けて走ること45分ほどでフェリーの港に着きました。
途中、停車してやったんだからもう100円寄こせと言われるかなと思ったのですが、400円相当のミャンマー紙幣を渡すと嬉しそうにしていました。
往復1時間半バイクを走らせ、帰りは暗闇の中だというのにガソリン代取らずに400円では申し訳なく感じてしまいます。
そういえば彼は英語がほぼ完ぺきにできないようで、サンキューは理解しているようですが、停車してもらう時に何度ストップと叫んでもこちらを向いて不思議な顔をするばかりでした。
これから、ダラやトワンテを訪れる外国人は徐々に増えてくるでしょうから、老婆心に片言でいいから英語を勉強してもらいたいと切に願いました。

すっかり真っ暗になった川を対岸のヤンゴンからフェリーが近づいてきました。
多くはヤンゴンで働いて帰宅する人でしょうが、船が沈まないかと心配になるくらいの人で溢れています。
押し合いへし合いの下船を眺め終わると、今度は我々が乗船する番ですが、もちろん乗り込むのはそれほどの数ではありません。
それに、彼らはここダラで働いてヤンゴンの家に帰るということではなさそうなのは言うまでもありません。
これから夜勤でヤンゴンに向かうという人がほとんどなのでしょう。
先ほど降りて行った乗客たちがにぎやかだったのに、こちらはすっかりしんと静まり返っていました。
【Alpha7/Summicron 5cmF2 F4】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 Rigid | trackback(0) | comment(0) | 2015/01/06 Tue
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