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在楼上喝米酒

Zunow 3.5cmF1.7
村人に呼び止められてカームロイ君が何やら話し込んでいました。
外国人を連れて来られちゃ困るよなどと咎められる可能性があります。
ラオスは社会主義の国なので、外国人がどの程度踏み込んでいいのかわたしには分かりませんし、カームロイ君だってそんなことに詳しいとは思えません。
ひとしきり話を聞き終わったところでふたりに笑顔が見られたので、どうも悪い話ではなさそうです。
カームロイ君が、これからお酒を飲みに行くのですがよろしいでしょうかと聞いてきました。

村人に案内されて高床式の住宅にお邪魔することになりました。
階下には女性がたくさんいて、わいわいと調理したりそれをつまんだりと何やら盛り上がっている雰囲気です。
2階に上がると床が抜けてしまうのではと心配するほどの人口密度で人が集まっていました。
彼らはわたしたちを見るなりスペースを作ってくれ、どうぞどうぞとばかりに座らされました。

今度は、長老とも呼べるような年配の男性にカームロイ君が話を聞いています。
彼の翻訳によれば、何でもこの家の長男が学校を卒業してルアンパバンの学校に行くことになったので、村中の人が集まってお祝いしているのだそうです。
そんなところへ外来の人が来てくれて、しかも外国人だというのだから、長男の前途は明るいとみんなが幸運を感じているとの説明までありました。

早速、グラスを渡されて甕から白い液体をどくどくと注いでくれます。
さあと飲むように合図され、恐る恐る飲んでみると、ややぶくぶくいっているような軽い酒です。
若い米のお酒ですかと聞くとそうだとうなづくので、これは間違いなく日本のドブロクそのものです。
日本でも手製のものを1度だけいただいたことがありますが、ぶくぶくしているのが同じで、味も爽やかな酸味があって、まるでリンゴの炭酸割りのようだというのがそっくりでした。
美味しいですねと言うと、すぐさまカームロイ君が翻訳してくれて、よかったというように人々がどっと笑いました。
それが村人の歓迎の合図の代わりだというかのように。

続いて出てきたのは、トリのスープと例のもち米でした。
朝食は1時間も前に食べたばかりですが、このトリが絶品で美味しくいただきます。
カームロイ君によると、この記念すべき日のためにブタ1頭と多くのニワトリが絞められたそうで、彼自身もこれほどに美味しいトリは初めて食べたと興奮気味です。
そうこうしているうちに今度は瓶に入った無色透明の液体をコップ半分くらい注がれました。

今度は聞くまでもなく、米の蒸留酒で、たぶんアルコール度数50度前後のものです。
飲めるかと聞かれたので少々と答えましたが、さすがに午前中からこれは厳しいです。
しかし、コップ半分を一気に飲み干すと拍手が起こり、またコップ半分ほど注がれました。
えっと思うと、そのコップをわたしの左隣の人に渡すように言われます。
車座に座っているのでこのように順番に酒を飲んでいくのが、この村のしきたりのようでした。
小さな村のことで、みなが等しく飲もう、ということなのではないかと思いました。
彼らは誰ひとりとして英語を話せませんでしたが、ドブロクと米焼酎(?)ですっかりわたしは村人の仲間入りを果たしていたのです。
【Alpha7/Zunow 3.5cmF1.7 F1.7】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zunow 3.5cmF1.7 | trackback(0) | comment(2) | 2014/12/12 Fri
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Comment

Zunow 1.7/35mmはいい感じですね。やっぱり35mmの画角は何となくライカっぽく感じられます。
2014/12/16 Tue| URL | ksmt [ 編集 ]
ksmtさん、こんばんは。
とんでもないです。
ズノーの35mmはひどいレンズですよ。
ただ、ご指摘のように35mmというのはライカらしい画角なのかも知れません。
うまく寄ることができないと冴えない写真ばかりになってしまいます。
2014/12/17 Wed| URL | 中将姫光学研究所 [ 編集 ]

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