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比琵琶湖三倍大

Ernostar 5cmF2
食事は素朴な肉野菜炒めとスープでしたが、長粒種のご飯を含めて不思議とどれも美味しくいただきました。
すると、これも飲んでみてとポリ容器に入った透明な液体を、ビールを飲み終わったコップにビゾルさんが注いでくれます。
米の蒸留酒です。
アルコール度数は40度くらいだそうですが、オレたちはビールは高いんでいつもこっちを飲むのさ、どうだい旨いか、と言った調子で聞いてきます。
わたしにとっては中国でよく飲んだ馴染みの味で、不味いとはいいませんが、酒には弱いので、わたしが昼間から飲む酒ではないなあと答えてふたりして笑いました。

友好的なビゾルさんなので、ここからトンレサッブ湖に連れて行ってくれないかとお願いしてみました。
トンレサッブならこの道ではなく1本東側の道だというので、そちらに行って50ドル取られそうになったんだと説明すると、彼は日本語ガイドをやっているくらいなので、みんなそこで金を払っているよと言うので、わたしは正直に手持ちがそんなにないのでと告げ、この道をまっすぐ行ったら湖が見えないのかと聞きます。
彼の答えは不思議なことに、先月くらいまでなら湖が見えたのだか…、でした。

どういうことかと言えば、カンボジアは雨季が明けたばかりで、先月くらいまでは豪雨が続くような日々だったのが、日照りが続いて湖の面積が一気に減少したということのようです。
なんと雨季になると通常期の5倍に面積が増え、水深も同様だということです。
見たかった湖付近の高床式住宅は、地上5メートルほどの高さにあると聞いていたので、なるほどと合点がいきます。

それでも湖があった名残は見えるというので、バイクで連れて行ってくれることになりました。
周りはずっと畑と田んぼで、雨季の間はだいたい水没しているとのことです、雨季が過ぎればメコン川から流れ込んだ水が栄養分も運んできてくれるので、大地の肥沃さは年単位で更新されるということのようです。
その田畑は個人の所有ではなく、村で所有していてみんなで農業をやって収穫は公平に分配されるのだそうです。
カンボジアの政治体制によるものなのか、この村が自主的にやっているのかは聞きそびれましたが、これだけ面積が広ければ社会主義的効率の悪さでもどうにかなるのだろうなと納得できるものがあります。

ようやく池というよりは水たまりという大きさのものがいくつか見えてきましたが、そこからどんなに目を凝らしてもどこにも湖らしきものは見えません。
面積が半分に縮小くらいなら見えるかも知れませんが、5分の1になったといえば、まだまだずっと先まで行かなければ湖などなさそうです。
もともと心細い細さだった道が、さらにバイクで走るには厳しくなって来たとき、投網を持っているおじさんがいました。
もちろんビゾルさんとも友だちで、わたしのことを紹介しながら漁の具合を聞いているようです。
やはり近くに湖があるのか、ビクの中の15センチくらいの魚を見せてくれます。

ビゾルさんがオレが一丁やってやるかと投網を受け取って、そのまま水たまりに降りていました。
まさかと思いましたが、その水たまりで投網を投じます。
そしてわずか4~5匹でしたが同じくらいのサイズの魚を獲っています。
湖がどんどん縮小する中で取り残された魚なんでしょうね。
2~3センチの小エビが網の中で踊っていましたが、これはそのまま食べて美味しいよと教えられて、3人で食べましたが、確かに微妙な甘みがあって悪くはありません。
そういうわけで、乾季でさえ琵琶湖の3倍あるというトンレサッブ湖は、わたしにとって水たまりサイズの泳ぐこともできない湖だったのでした。
【Alpha7/Ernostar .5cmF2 F2】
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thema:ペッツバール genre:写真
Ernemann Ernostar 5cmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2014/11/29 Sat
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