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中心最好吃

Voigtlander 100mmF2.3
フォクトレンダーのポートレイト・オブジェクティヴは久し振りに使用しましたが、確認してみるとやはりそれまではライカM8との組み合わせで使用しています。
それがどうかしたかという話ですが、M8とα7では描写が違って見えるということが気になっていました。
恐らく、その違いとはカメラによるものではなく、レンジファインダーによるピント合わせと、EVFの見た目でのピント合わせに差があるということを意味していると思います。

たしかタンバールの時も同じことがありましたが、光学上の焦点位置の前後に、実際にピントが来ているように見えるスポットがあるということのようです。
ソフトフォーカスレンズには、そのような美味しいスポットで撮影したり、スポットに惑わされずに正確な焦点位置で撮影したりと二重の楽しみ方ができるレンズということになります。

いずれにしても、被写体についてはハイライトで強い滲みをつくるとか、逆光で全体の雰囲気を出すとか演出を心掛けた方が面白いのは間違いありません。
作例は逆光で撮っていますが、そのままではコントラストの低い絵になってしまいますのでハレ切りが必須です。
そのハレ切りでは、M8と違って効果がはっきり分かり、手が写し込まれる心配もないα7は、ソフトフォーカスレンズでより威力を発揮してくれることを実感できます。

ソフトフォーカスレンズは全般にそうですが、このレンズも深度が深く感じられます。
とても10cmF2,3というスペックには感じられません。
そのため、背景の処理には気を遣った方が良さそうです。
今日の作例のように距離があれば気にしないで良さそうなものですが、昨日、一昨日の作例では品が好いとはいえ割と崩れないボケが50mmF2.8クラスのレンズのようです。

また、特に効果を愉しみたいというのでなければ、背景に樹木などを置かない方がよいようです。
他の作例では問題にならなかった非点収差が、今日の作例ではぐるぐるがとびまわっています。
それとソフトフォーカスレンズでは、光線状態でパステル調に色を転ばせることができますが、今回もややそんな調子が出ています。
背景の青や赤は好い感じになっていますので、もっと色が華やかな背景だとより面白かったかも知れません。

しかし、このレンズの場合は、中心部分のみが極度に好い描写をしますので、本当はここに顔が来るようにしなければいけなかったのですが、3日間とも作例は失敗しています。
とは言え、胸回りのファブリックの表現は絶妙で、こういう表現ができるレンズはなかなかないのではないかと思います。
この部分が小さすぎるては撮影時には使いづらいので、ど真ん中に顔を持ってきて、上の余白をすっぱり切り落とすのがよいということでしょう。
個性的レンズは、1枚の写真の中に好い部分とそうでない部分が混在していて、そういうところがまた好いと言えるのです。
【α7/Voigtlander Portrait Objective 1a 100mmF2.3 F2.3】
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thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander Portrait Objective 1a 100mmF2.3 | trackback(0) | comment(0) | 2014/11/09 Sun
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