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馬尼拉的裏面

Francais 15cmF4
イントラムロスというのは、スペイン統治時代の遺構を残すエリアのことですが、今では地名として定着しています。
もともとスペイン語で、壁の内側というような意味で、城壁のような壁で囲まれており、その名残はじゅうぶんに味わうことができます。
かつてのサンティアゴ要塞は博物館として公開されていますし、マニラ大聖堂やサン・アウグスティン教会、サンタ・クララ修道院などのカトリックの施設はかつてのまま残っています。
それ以外にも西洋的な建築は多くあるので、宗主国だったスペイン人はもとより、外国から訪れる観光客や地元のフィリピン人にも受け入れられるものだと思います。

一方で、イントラムロスには、現地の生活エリアも背中合わせに存在していました。
スペイン的、西洋的なエリアなので、富裕層が住んでいると想像されがちですが、貧困層まではいかないのかも知れませんが、中間層にも満たない低所得の人々が多く暮らしているということでした。
ジプニーからここまで案内してくれた若者が教えてくれたことです。
彼は、財布を尻ポケットではなく前にしまうように、カバンもたすき掛けにして前で抱えるように持つように何度も言ってから立ち去りました。

マニラには貧困層のバラックが並ぶスラム街のようなところもあって旅行者が足を踏み入れるのは危険であると言われていますが、一方で彼らは貧しいだけで心優しき人々ばかりなので安全だったという報告もあります。
イントラムロスの生活者も所得こそ少ないものの普通に生活している人々と言う印象で、とくに危険だということはなさそうでした。
むしろ、このエリアが観光地と言うことで、勝手の分からない旅行者を狙う連中が存在していることが問題なのかも知れません。

むしろ、わたしにとって面倒だったのは、トライショーや馬車の勧誘でした。
イントラムロスがどのくらいの広さがあるのか分かりませんが、歩いてまわるのは無理なので、主要なポイントを自転車の横に客席を付けたトライショーや作例のような馬車でハイライトを巡ってあげようと誘ってきます。
わたしはそういう観光目的に来ている訳ではないので断るのですが、その先には別のトライショーが待っていてまた勧誘、また断って、またまた別のが勧誘の際限なき繰り返しでした。
トライショー利用は前月のミャンマーで体験しましたが、会計時にちょっとしたトラブルもあって懲りたこともありますし、全部を見て廻る必要もないので自分の足で歩くのに越したことはありません。

馬車で巡るというのはアジアではなかなかないことでしょうから試してみても面白かったかも知れません。
しかし。1組だけ馬車で観光している西洋人の老カップルを見ましたが、日本人がひとりで乗って似合うものではないなと悟りました。
それに馬車に乗っている人を撮影するところをよく見かけたので、馬車で観光しているというよりは、馬車で観光される側の一部になってしまっているということのように思えてますます利用したいという気になりません。

訪れたのは日曜日でしたし、最高気温が28度程と東南アジアにしては割と凌ぎやすい気候だったにもかかわらず、訪れている人はそうは多くありませんでした。
バンコクやシンガポール、クアラルンプール、あるいはサイゴンあたりの都会とマニラの違いはそこにあります。
リゾート地を別とすると、外国人観光客には支持されていない土地だということです。
アジアの他の都市とはよく似ているようで違いがあるのでしょうが、わたしにとってはそれは偏見のようで、どういうことが違うのかはこの日の滞在でいう限りさっぱり分かりません。
【Alpha7/Francais 15cmF4 F4】
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thema:ペッツバール genre:写真
Francais 15cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2014/10/29 Wed
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