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相機這麼大

Francais 15cmF4
ラスピニャスの教会に寄ったり、渋滞にはまったりして、8時に出発したにも関わらずタガイタイの町に着いたのが12時近くになってしまいました。
当初の予定から大幅に遅れています。
さらにタールタウンまで1時間かかると聞いてまずいなあと思い始めました。
タールタウンはスペイン統治時代の古い町並みの残る、日本で言えば小京都のような町のようで、たっぷり2~3時間は散策したいと思っていたのに、その時間がとれるのか雲行きが怪しくなってきたからです。

タガイタイはマニラから100キロほどの高原の町で、道路沿いに車を停めて湖の方を見下ろすと、世界最小の火山と言われるタール火山が湖の中に浮かんでいます。
世界最小火山でギネスブックに申請しているらしいのですが、タール火山は700メートルなのに対して、我が国の笠山は100メートルそこそこの活火山なので、全然世界一ではないのではないかと思われ、タガイタイの皆さんには申し訳ないですが、世界一の称号は難しいでしょう。

タール湖が見える位置からは、タールタウン方面へは海に向かっての下りの1本道なのですが、途中ずっと渋滞でどうやら葬儀があって車の隊列がゆっくり走っているのが原因だろうと運転手のジェフリーが冷静に分析します。
ますますまずいことになりそうでしたが、見た目よりずっと親切なジェフリーは、前方の見通しの良し悪しにかまわず対向車線をがんがん攻めて、車をどしどしと追い越しはじめました。
何度か正面衝突の危機を回避しつつ、葬儀車両をすべて追い越して一気にタールタウンまでたどり着きました。
足をぐっと踏ん張り続ける恐怖のドライブです。

タールタウンではまずしなくてはいけないことがありました。
昼食です。
市場の並びに町一番と思われるレストランが見つかったので、わたし持ちでふたりで食事します。
メニューにこの地方の伝統料理もいくつか載っているこのレストランは大当たりで、ポークのスープやら魚のフライやらオムレツやらとフィリピン料理を堪能しました。
食事の合間に隣のテーブルの団体の可愛らしい子どもたちを撮影すると、親御さんたちから感謝の言葉をもらいます。

食後に最初に行ったのがタールタウンのカメラ・ギャラリーでした。
当地に暮らした恐らくスペイン系フィリピン人の邸をそのまま膨大なカメラ・コレクションの博物館にしています。
19世紀後半くらいの木製カメラやその後の蛇腹カメラが充実していますが、1960年代くらいの日本製の機械きカメラまで網羅されていて、カメラ好きには一見の価値のあるギャラリーですし、当地での有名な観光スポットでもあるようでした。
管理者の自慢は、金色のニコンの一眼レフ(型番等忘れました)とヌルライカ(これはもちろんレプリカです)とのことでしたが、わたしがすごいと思ったのはアメリカ製のダゲレオタイプ用カメラでした。

このギャラリーで日本のカメラ博物館と違うのは、作例の8×10(?)のアンソニーを平気で来場者に触らせてくれるところでしょう。
来場者は、こんなものを生で見たのは初めてでしょうから勝手が分からず状態のようでしたので、わたしがダイヤル回してピント調整できるし、このかぶりをすればガラスに上下逆像の絵が写るよと、マニラから来たグループに解説したりしました。
暗かったのでよく見るとレンズにウォーターハウス絞りが差し込まれていて、昔の絞りはこうだったんですよと説明すると一眼レフで撮影していたお父さんが目を丸くしています。

その時あれっと気付いたのですが、彼らはレストランで隣の席だったグループです。
撮影した子どもがいたので、昔はこうやって撮影したんだよと言うと、最新のロボットでも目の当たりにしたような喜びようです。
ただ、デジタルのように簡単に撮影ができると誤解したのか、カメラの前に立って撮ってと要求しているところが、また可愛いなあと思いました。
ああそうか、こっちで撮ってあげればいいんだと撮影したのが今日の作例です。
女の子はドレスですし、男の子もワイシャツに蝶ネクタイと正装しているのが、あまりにこの場に似合いすぎていました。
【Alpha7/Francais 15cmF4 F4】
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thema:ペッツバール genre:写真
Francais 15cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2014/10/23 Thu
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