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桑德森的限界

Lerebours et Secretan 10cmF3.5
わたしのサンダーソンには、無名のレンズとウニクムシャッター付きでしたが、たぶんF7.5とか暗いレクチリニア型レンズではないかと思います。
もちろんそのまま撮影してもよいのですが、レンズボードはカメラから外れますし、フランジなどを付けられればレンズ交換は楽勝です。
せっかくなので、マイブームとなっている愛用のペッツバールからどれかを付けてあげることにしました。

小型のハンドカメラなので、ボードも小さく大きなレンズは最初から付かないことは分かっていましたが、小さなレンズもフランジははみ出してしまいました。
ペッツバールは付けられないかと絶望的な気持ちになりましたが、試しにルルブールをボードに差してみると、もともと開いていた穴とレンズの径がぴたりと一致するではないですか。
フランジを固定しているのと違って強い力がかかるとまずそうですが、裏側をテープで固定するとしっかりと安定しました。

絶望から一転して、これでルルブールが使えると喜んだのも束の間、問題があることに気付きます。
小型のルルブールの焦点距離は10cmなので、レンズ鏡胴の中心あたりから設置するカメラの受光素子までそのくらいの距離を保てなければなりません。
サンダーソンのピント合わせは蛇腹の繰り出しですが、そのためにはレンズボードの下部にある金具を前方にあるレール部分に取り付けなければいけないのです。
レール部分まで繰り出してそこが無限遠なら問題ないのですが、その位置はすでに10cmをオーバーしているようで、無限遠が出せませんでした。

蛇腹が収納されていた少し前あたりが無限遠で、レールに固定した位置が4メートルほど、それより近距離はレールのノブを動かすことで蛇腹が前へ出て行くのでいくらでも寄ることはできます。
4メートルでは顔のアップで、これはこれで悪くはないですが、せっかくのきれいな着物を一部しか撮影することができません。
繰り出しはかなりできるようですので小さなものの接写は得意ですが、残念ながら人物撮影には不向きです。
くわえて、撮影時に気付いたのですが、せっかくのα7の液晶チルト気候は縦位置にすると使えません。
もっとも、縦位置にするというのは、ハンドカメラを横向きにすることになり、こんな不自然な撮影法は考えられないということになりそうです。
チルトしてさらに左右にターンできれば、デジタルバックをカメラが縦位置になるように付けることで解決するので、ソニーにはそういう機構に改良されたα8を発売してくれることを期待するしかありません。

ペッツバールが使用されていたのは、サンダーソンカメラが登場するはるか前のことで、その当時のカメラは箱の前面にレンズが付いていて蛇腹なしにフィルムバックの付いた内箱を前後させてピントを合わせる形態が主流でした。
サンダーソンに代表されるハンドカメラは、レクチリニアなどの小型なのに焦点距離が長いというレンズの特徴を活かして、前ブタを閉じるとレンズごと収納されたり、焦点距離が長い分レンズ後端からフィルムバックまでが長めになっています。
初期のカメラから比べればだいぶコンパクトになったといえるのです。
そんなカメラにペッツバールを付けることは最初から無理があったのかも知れません。

今日の作例では、レールぎりぎりにレンズを固定した位置での撮影です。
赤い着物がこれだけ似合う女性と言うのも珍しいでしょう。
日陰の中の木漏れ日にあった顔がとてもきれいで、露出を落として撮影してみました。
ピントが甘いですが、それでもかつらの継ぎ目はしつかり見えてしまうのが残念です。
もう少し離れることができれば、そのあたりも目立たないでしょうが、このカメラではそれができません。
【Alpha7 with Sanderson/Lereboures et Secretan 10cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Lerebours et Secretan 10cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2014/10/10 Fri
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