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高所恐怖鶏

Hermagis 12.5cmF3.6
今日がヤンゴンシリーズの最終回になります。
本当は2週間全14回にするつもりでいましたが、先日の国内での撮影が散々な内容で、ピントが合っている写真がほとんどなかったので、2日分を延長させてもらいました。
毎日更新できないウィークリー日刊ブログと言う形態をとっていると、このような微調整は自在ですが、僅かでもそれなりの変化がある写真を撮り続けることを考えるとやはり楽ではありません。

ミャンマーは、政治問題と民族問題を抱えていて、インフラなどは日本で言う昭和30年代を連想させるものなのに、中国、バングラディシュ、ベトナムと続いたラストフロンティアなとと呼んで日中韓の企業がどっと進出するという、ネタというネタが満載されているような国です。
地方に行けばさらなる面白さがあるのは間違いないですが、地方出身少数民族の政治犯だった青年の知己を得たことで数日の旅にしては十分な情報を得ることもできました。

ブログに文章を起こすようなことがあまりに多いと滞在中は考えていたくらいですが、あまりに政治的なことや民族間の骨肉の争い的なことも多く、わたしのブログで書くにはあまりに重く断念したものが多くありました。
いつものように旅行者が短い滞在の中で見た聞いたという程度にとどめているのが少し残念な気がします。

ミャンマーの政治・民族問題についての本はいくつもあると思いますが、難しいのを読む気がしないという向きに勧めたいのが、高野秀行さんの「アヘン王国潜入記」です。
ワ族というミャンマー辺境の地域に住む少数民族の村に友人を介して中国側から密入国して、彼らと生活を共にすることで、ミャンマーの一少数民族の実情を詳細に伝えてくれています。
高野さんはタイに留学していたことがあり、タイ語、ミャンマー語、中国語ができるのですが、滞在中にワ族の言葉も習得してしまうという語学の達人で、それがあってこそ英語なんてまったく通じないばかりか、英国や西洋の存在すら知らない現地の人との交流からあれだけの本をものすることができるということです。
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するだけの価値の十分にある一冊ですが、内容が砕けすぎているという評価なのか、著者がアヘン中毒にまでなったことが問題なのか、日本での評価はほとんどないのですが、何か国語にも翻訳されて海外ではミャンマーを知る重要な書としての評価を得ていると聞きます。

今回は写真をあまり多く撮れなかったことも残念でした。
ポートレイトというか人物写真を撮るのに、この国ほど面白いところも、少なくともアジアに於いてはないのではないかと思いました。
というのは、あきらかに顔立ちの違う多種多様な人々を目撃して、興味を感じたのですが、なかなかその都度撮影するということができなかったからです。

ウィキペディアにミャンマーの民族一覧と言う項目があって、そこには8つの大きな部族とそれぞれの系統に属する合計135の民族がいると書かれています。
もともとビルマと言う国名をミャンマーへ変更した理由は、ビルマはひとつの民族の名前のことで、ミャンマーは少数民族を含めた国内に住む民族全体を示すからだと言う大義名分からでした。
ビルマ人が過半数を占める支配民族ということで、周囲のシャンやカチンなどが独立を目指して内紛を起こしてきた歴史があり、武器調達のためにアヘンを生産したという側面があるということです。

さらにイギリスが植民地化した時には、先に支配していたインド人を大量に雇用して連れてきたという事情があり、貿易にたけた中国南方人が華僑として移住もしています。
隣のバングラディシュ(かつてはインドで独立してパキスタンになりさらに独立してバングラディシュになった)から流入した人も少なくないようで、彼らはイスラム教徒なので、もともとの仏教とインド系のヒンディー、イギリス人とともに伝来したプロテスタント、少数民族に普及したカトリックとともにヤンゴンは宗教の坩堝ともなっています。

そもそも、いつもの香港経由深圳途中下車の旅でミャンマーに行こうとしたとき、当初の計画では仏教遺跡が多くあって、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのポロプドールと並び称されるバガンに滞在するつもりでした。
しかし、現地旅行社のミスで航空券の発券が間に合わず泣く泣く断念した経緯があります。
また、バス停で見かけたインド系と思われる色白で彫の深い顔立ちの美女に声をかけようとしたのですが、バスが来てしまい写真を撮れずじまいだったり、タレントのローラみたいの顔立ちの少女は何度も見かけましたが、これもまったく撮影でぎなかったこともあって、かなり後悔しています。
ミャンマーは、これから涼しくなって旅行シーズンになるとも聞くので、再訪できないものかと正月のスケジュールを見ています。
もしかしたら、この続きを来年早々に再開できるかも知れません。
【Alpha7/Hermagis 12.5cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Hermagis 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/10/07 Tue
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