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没自行車快

Hermagis 12.5cmF3.6
昨日、駅の水売りのことを書いたにも関わらず、このときわたしが飲んだのはビールでした。
なぜか駅の売店にはビールがなかったのですが、駅前に寂れた安食堂街が見えたのでダッシュで買ってきました。、
移りゆく車窓の風景を眺めながら当地のビールで乾杯なんて最高ではないかと考えたのです。
日常的には貧困とまでは言わないまでも、かなり切り詰めた生活をしているわたしには、ビールは贅沢品です。
自宅では、地域でいちばん安いスーパーで買ってきた第三のビールを味が分からないくらいにギンギンに冷やして、くーっと飲んで本物のビールを飲む演出をしていて、何かいいことがあった時などには冷蔵庫のいちばん奥に隠すように置いたプレミアムモルツを大事に少しずつ飲んでプチ贅沢を実感するのです。
ですから、国外に出るとはじけるように普段飲めないビールを昼間から飲んでしまうのです。

定刻ぎりぎりにホームに戻って列車を待つものの、さすがはミャンマー国鉄、時間どおりに来るはずなどありません。
このままでは冷えたビールがぬるくなると飲み始めたのですが、結局、列車がやってくるのが30分も後のことだったので大瓶のビール1本は飲み干してしまい、ビール味わいながら汽車旅は実現できなくなってしまいました。
それどころか、すでに酔っぱらった状態で乗車したので、座席にかけて向かいの母娘と雑談しているうちに、いつの間にか眠ってしまいました。

ミャンマー国鉄は3時間の路線の切符も20円で買えてしまうくらいですから、線路の整備費用までまかなえず、線路にしかれる枕木がなく、遠目でも分かるくらい線路が細かく歪んでいます。
スピードを出せばたちまち脱線してしまうので、時速20~30キロでゆっくり走らせるしかなく、それでも列車は大きく揺れます。
ところが、揺れ方は予想に反して細かくガタガタという感じはなく、大きな船のようにゆっくり左右に振られるイメージです。
これが気持ち良くて、発車後間もなく爆睡してしまったようです。

目を覚ました時には母娘の姿はなく、空席もあったのが立っている人も大勢いるほどに混雑していました。
どのくらい乗っていたのか分からないのですが、少し立派な駅に到着したので、降りてみることにします。
郊外の住宅街のようなところのようでしたが、町中に民家を改造した私設の学校が並んでいるところがあったり、平和を訴える団体の行進があったり、文化レベルの高い地域だったかも知れません。

金属加工して仏具を手作りしている工場が並んだ通りがあり、興味深げに見ていると店主に手招きされます。
お寺などに飾るためのものを受注生産するのだとのことで、小さな仏像などがあればよかったのですが、大きくきらびやかな装飾品は、おみやげに気軽に持って帰れるというしろものではありません。
ミャンマーの文字で何か書かれたプレートがあって、記念に面白かったので買い求めることにしました。
しかし、包んでもらう時に何と書いてあるのか聞くと、誰かが亡くなって何とかという名前の人が愛するお父さんに云々と書かれていますと言うのを聞いて、そんなリアルなものを買ってしまったのかとショックを受けました。

列車には30分ほど乗っていたので、平均時速20キロとしてもヤンゴン中心から10キロくらい来たのかなあと計算しました。
空港からダウンタウンまで15キロほどでタクシーで7000チャットと聞いたので、5000チャットで戻れるかとタクシーに交渉しようとすると2000チャットだと言います。
そんなに安いのかと乗り込むと、タクシーは5分ほどで見慣れたダウンタウンエリアまで到着してしまいました。
何のことはない、鉄道に30分乗って5キロも進んでいなかったということです。
ミャンマーで鉄道写真を撮りたければ鉄道に乗る必要はなく、ましてやタクシーをチャーターするなど金の無駄で、自転車を借りるべきですね。

作例は、タクシーを降りて少し歩いたところにとても古い建物があって、その入り口の階段のところにいた尼僧さんです。
色が分かりにくいですが、ミャンマーの尼僧はピンクを基調にした出で立ちでとても可愛らしいのですが、実際には年配の尼僧が多いので袈裟(と言っていいのでしょうか)とのアンバランスに不思議さを感じさせられていました。
その点、彼女は美形でしたが、逆にあどけない笑顔でお布施を堂々と数えている姿のアンバランスさが、わたしの頭を悩まさせるのでした。
【Alpha7/Hermagis 12.5cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Hermagis 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/10/01 Wed
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