旅とも写真とも関係ない話になってしまいますが、今から数時間後に、UEFAチャンピオンズリーグの決勝が行われます。
イングランドのマンチェスター・ユナイテッドとスペインのFCバルセロナの対戦です。
ちょうど一昨年と同じカードになったわけですが、両チームの監督は変わっていませんし、メンバーも多くが当時のまま残っています。
2-0で完勝したバルサでしたが、マンUも必死でリベンジに来るでしょうから、よりクロスゲームが期待できるはずです。
ここへ来てバルサには故障者がほとんどいなくなり、いっけん不安要素がなくなったように見えます。
しかし、グァルデイオラ時代になってから常に緊密日程でハイレベルの戦いを続けて結果を出し続けてきたバルサが、前々週にリーガの優勝を決めてしまったことから、レギュラーメンバーが短期間試合を離れて休養したことがかえって心配に感じられます。
シーズン最後半でディフェンダーの欠場者が多く、メンバー固定できなかったことも縦のスピードのあるマンU相手ではやはり心配要素ですし、得点源のヴィジャがことごとくゴールを外していたシーンも目に焼き付いています。
そして、最近になってさらなる不安の種が出て来ました。
決勝会場のウェンブリーがあるロンドンまでバルセロナから空路で移動しますが、アイスランドで火山の噴火があって予定を繰り上げてロンドンまで移動したようです。
予定を変更したことは、管理されたスケジュールの中で練習と試合をこなしていく選手にとっては、問題の端緒となりうることです。
しかし、それ以上に不安を感じるのは、昨年も同様のシチュエーションがあったことが悪夢のようにちらつくからなのです。
昨年のチャンピオンズリーグ準決勝、バルサ対インテルの第1戦は敵地ミラノの開催でしたが、当時好調だったバルサはインテルならアウェイでも悪くて引き分けあわよくば大勝するのではとの思惑がありました。
ところが、アイスランドで火山噴火がありヨーロッパの空路が閉鎖されてしまい、過密日程にあったバルサは直前の10時間半のバス移動を強いられます。
結果もまさかの1-3の2点差負けで、ホームの第2戦はがちがちに守られた結果1-0で勝利したものの、ホームでの敗退の屈辱を味わわされたのでした。
などと書きましたが、わたしには理由なきバルサ快勝の予感があります。
2年前より得点力が増したこともあって、いつも通りにボールポゼッションをキープできれば結果も再現することになるでしょう。
勝者は、12月におこなわれるFIFAクラブへの出場権を獲得することになります。
横浜で開催された2006年には目の前で敗れ、優勝した2009年はUAE開催でしたので、ぜひ今年は世界一になる瞬間をこの目に捉えたいものです。
さて、今日の作例は、店番に退屈する少女です。
あまりに退屈で、店前にあった邪魔な鉄柱を脚力でねじ曲げてしまいました。
この黄金の足さえあれば、将来の足球中国女子代表のストライカーとして活躍するのではないでしょうか。
いや、体の柔らかさは将来のプリマドンナか。
私にとっては、素敵な表情とポーズのアンバランスさが何より魅力的でした。
【M8/Topcor 5cmF1.5 F5.6】
スポンサーサイト
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真