学中文的一个弁法

R-D1/Dallmeyer Anastigmat 50mmF1.5
いま日本で受け入れている外国からの留学生は、約12万人になるそうです。
そしてそのうちの6割、約7万人が中国人留学生です。
香港や台湾などを含んでいるか不明ですが、小さな市の人口くらいの中国人が留学しているというのはかなり驚く数字です。

外国人犯罪のことがとかく言われますが、それはここでは置いておくとして、基本的に労働が認められない彼らは中国語教師のアルバイトをしているケースが多いです。
実は、わたしもそんな中国人留学生に中国語を習っていました。
理由は、簡単です。
都内はもちろん、大学のある町であれば中国人留学生はまず間違いなく存在して、簡単に先生は見つかります。
そして、やはりレッスン料は相対的にかなり安いと言えます。
彼らの方でも日本人と接することで、日本語をものにしたいという気持ちがあるからでしょうか。
特に英語などと比べるとその差は歴然としています。

わたしが見つけてきた留学生は、王さんという美人で、ホメ方の上手い教え方がぴったりフィットして、おだてられるままに、少しずつ上達していきました。
具体的には、教わったことを間違えると顔をしかめますが、うまく回答できると何とも言えない可愛い笑顔でホメてくれるのです。
この笑顔を引き出したくて、それなりに集中するようになるのは必定です。
それまで1年以上通勤電車の中でCDブックで独学してきましたが、それはまったく時間の無駄と思えるもので、やはり語学は頭で覚えるよりはいろいろとしゃべって初めて身に付くものと実感します。
劇的に語学力を高めてくれた王老師でしたが、1年半ほどで事情があって別の先生に変わることになりました。

ここからがいけません。
やはり、この王老師と比べてしまって、教え方が違うのに慣れようとせず、先生のせいにしてしまいます。
どうしても比較して教え方が劣るように思えてしまうのです。
王老師は日本語が抜群にうまかったので、それより語学力に劣る先生に教わるとその程度にしか教えられないのではとか、まだまだ初心者レベルでありながら自己を顧みずに何度か先生を替えてしまいました。
今にして思えば、失礼なことをしたものです。

ちょうどその頃、月に一度くらい中国へ行くことになりました。
そこで現地の知り合いを通して、紹介してもらったのがもうひとりの現地在住の王老師でした。
彼女は日本語はおろか英語もほとんどできないので、こちらがしゃべれなければ、意思の疎通がまったくできません。
ここで、初めて先生の教え方に頼るのではなく、自分でどうにかしないといけないのだという自覚のもとに少しは自主的に勉強するように変化して行きました。
彼女はホメることもしないし、そもそもがわたしの中国語の力量が分かっていないフシすらあります。
仕方なしに、日本で適度に勉強して、中国へおもむいた際にそれを披露するといった状況が続き、停滞していたわたしの中国語もわずかずつ上達していったようです。
日本でも地元に中国人(留学生ではなく主婦)の友人をつくり週一回おしゃべりをして、日中でしゃべったり聞いたりの機会を増やしました。
それでどうにか、初心者レベルを脱して中級の入口に立てたと実感しているところです。

絶対的な語学習得法というのも存在するのかもしれません。
しかし、頭もかちこちになった年齢で、時間はないし、根性もないし、最悪なことに目標すらないということになると、こういう可愛い女性に優しく教わったり、親しくなりたくてちょっと気合を入れたりなどという方法もあながち悪くはないように思われます。

もし、これから中国語を勉強したいなどという酔狂な社会人の方がいるとするなら、あるいは参考にしていただけると、これは個人的思い入れレベルで嬉しいことです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Dallmeyer Anastigmat 2inchF1.5 | trackback(0) | comment(5) | 2008/08/17 Sun
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