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黒黒稲田

R-D1/Sonnar50mmF1.5

刈り取りの終わった稲は、そのままにしておくとまた穂を実らせてしまいます。
しかしそのままでは力のない稲が育ち、とても食べられる米は育たないから、焼いてしまい新しく苗を植えなおす。
焼いた稲はそのまま肥料になるから、無駄になっているわけではないんだ。
そんなことを子供の頃に社会科の授業で習ったように思います。

日曜日、いつものように目久尻を散歩すると、なんだか焦げ臭いような空気が漂っていました。
爽やかな空気を呼吸することを期待していますので、けっしていい感じはしません。
ただ、また来年の豊穣に向けての準備だと気付けば、この空気を香ばしいものだと思い込めそうです。
これもひとつの田園風景、冬支度ということでしょう。
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zeiss Sonnar 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/30 Fri

小春腰越~⑦空気

R-D1/Canon 100mmF3.5

気温が下がると空気が澄むといいますが、一気に冷え込んだこの日は夕日がとてもきれいでした。
雲間から日が顔をのぞかせるような場面では、ドラマティックさも加わって、1日が幕を降ろすのにふさわしい情景が広がります。

普段ノーコートのレンズばかり使っていると、逆光でも揺るぎのない描写をするレンズというのは驚きです。
暗部が潰れることもありません。
現代のレンズはみんなこう写るよ、そう言われるかもしれませんが、1953年のレンズの開放の描写を見て、少し調べてみまます。
設計した伊藤氏のコメントがみつかりました。
「軽くすることを目標にしたレンズです。それにはまずガラスを薄くすることにしました。最初は貼り合わせにして、その次を非常に薄いメニスカスのカーブにし、あとは凹レンズと凸レンズに構成しました。結局ガラスを空気に置き換えたような形にして、望遠にして軽いレンズができた」。
構成図を見てもわたしには理解できません。
1群目と2群目、3群目と4群目それぞれの間が分厚いメニスカスのようになっているのが、空気に置き換えられているということを意味しているのでしょうか。
50mmF1.8よりも、伊藤氏の独創性が発揮されたレンズなのかもしれません。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 100mmF3.5 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/29 Thu

小春腰越~⑥沙丁

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

行きにも見かけた魚屋さんで、ふと足が止まりかけます。
先ほどもそうだつたのですが、土地の人に愛されているのでしょう、お客さんが絶えることのない雰囲気でした。
ただガードが固いというか、ブルーのシートが暖簾のように店を大きく覆い、魚も発泡スチロールの中で覗き込まないと何が入っているかが分かりません。
江ノ電撮影するカメラを持った人が多い所なので、あるいは写真撮影されるのを拒んでいるのかもしれません。
かくして、魚屋さんでのキャンディッド・フォトという、あまり意味のない1枚が誕生することになりました。
斜めになった「えのしま 生しらす」の札がそれをあざ笑うかのようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/28 Wed

小春腰越~⑤楔子

R-D1/Canon 100mmF3.5

だいぶ日が翳ってきました。
江ノ電腰越駅前を通り抜けて、小田急片瀬江ノ島駅を目指していきます。
ちょうど、また電車がやって来たので、今度はキヤノンの100mmF3.5で撮ってみることにしました。
開放で中距離の撮影ですが、このレンズは随分と深度が深いように感じます。
輪郭線がくっきりしていて十分以上にシャープですし、前後のボケはたいへんに素直。
暗部の描写も優れていて、一方でかりかりにはならないわずかのやわらかさも残している。
さらには、小型軽量で使い回しがラク。

ホメてばかりですが、確かに欠点が見つかりません。
キヤノンのレンジファインダー最後期のレンズで、確か著名な伊藤氏の設計だったと記憶しています。
誰もが良いレンズと思うが、このレンズを愛することができればその後の新しいレンズも受け入れられ、若干でも違和感があれば過去のレンズに遡ってしまう。
一眼レフがカメラの主流になる端境期のくさび的な存在のレンズと言えそうです。

見直してみてもやはりすごい描写で、たいへん失礼を書きますが、運転士や乗客が映画に出てくるゾンビのように表現されちゃってます。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 100mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/27 Tue

小春腰越~④整斉

R-D1/Canon 100mmF3.5

満福寺から腰越の浜辺へ、腰越の浜辺から小動神社へ、のんびり歩いて腰越港に辿り着きました。
ちょうど遊漁船が港に帰ってくる時間帯で、そこそこの釣果があがったのでしょう、堤防がにわかに活気付いています。
釣り客たちがそそくさと家路につく中で、海の男たちは片付けに船の整備にと、明日の準備に集中しています。
そんな舞台裏あってこそ、安全で楽しい釣りができるんだと、黙々と作業を続ける男たちを見ながら感じ入るものがありました。
ああ、また釣りを復活したいなあ、つくづく思いました。

フレーミングのしっくりこないR-D1。
望遠ではなおさらで、右上に大きくはずれてしまいました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 100mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/26 Mon

小春腰越~③路標

R-D1/Kodak Ektar 47mmF2 Military

龍口寺の前が三叉路になっていて、東の方へ道路を跨ぐと鎌倉市に入り、そこが腰越です。
そう書いてみると、龍口寺の人気が今ひとつである原因は、このお寺さんが鎌倉市ではなく藤沢市にあるのが理由だったりするのかもしれません。
それはともかく、その三叉路から鎌倉方面への道は、江ノ電が路面電車のように道路を走る区間で、魚屋や写真館など古い建物も残る、わたしの幼少の記憶とそう変わることのない、懐かしい通りでもあるのです。

その通りを、腰越駅をやり過ごし、海岸まで出る少しだけ手前で左折すると満福寺があります。
踏み切りを渡ろうとすると、ちょうどかんかんと鳴り出したので、少し後ずさって江ノ電の通過を眺めることにします。
緑の車体の補色になる茶系の服の地元女性がやってきたのも、ぴったり来ます。
ぽわーん。ごとごと、ごとごと…。
幼少の記憶より、外観こそモダンに模様替えしてはいますが、音の記憶は変わっていないのに驚きました。
それに、"踏切あり"の標識の電車は、きっと江ノ電がモデルに違いないとの確信も得られました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Ektar 47mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/25 Sun

小春腰越~②白巨塔

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

この塔、タイかミャンマーあたりと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
階段のところで熱心に本を読む青年がいたのも、東南アジア的です。
実は、江ノ島近く、片瀬にある龍口寺の仏舎利塔でした。
江ノ島や周辺から、かなり離れていても目に付くので、あの白い塔ねと思い出される向きも多いと思います。
その龍口寺は、立派な本堂をはじめ、本堂と木立の間から顔をのぞかせる五重塔、信濃の国松代藩の藩邸を移築した大書院など、ゆっくり参観したい見所いっぱいです。
もともとは処刑場があって、日蓮が処刑されそうになったという血なまぐさい場所でしたが、のちに日蓮の弟子が自作の日蓮像を置いたことにより、龍口寺が興ったと説明があります。
鎌倉の名刹に劣らない魅力を感じるのですが、意外に知られていないのが残念です。

ピーカンでも開放。
露出オーバーと周辺の流れで、龍口寺を応援いたします。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/24 Sat

小春腰越~①意大利

R-D1/Kodak Ektar 47mmF2 Military

3連休ですが、初日が仕事。
と思ったら午前中で開放され、結局は中途半端な連休になってしまいました。
天気も好いのでどこかへと思い、小田急の終点、片瀬江ノ島まであてもないままやって来ました。

勤労感謝の日なので、国旗を掲げている家もちらほら見ますが、イタリアでも同様の習慣があるのでしょうか。

フードをしていたので安心していたのですが、全面フレアになってしまいました。
コントラストが一気に低下したその分、小春日和の雰囲気を醸出しています。
しかし、前ピン。
今回は、これに悩まされ続けたのでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Ektar 47mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/23 Fri

相似形

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5

いま、F2のキノ・プラズマート5cmで悩んでいます。
F1.5があるので、F2はいらないだろう、描写も同傾向だろうし、そう考えていました。
しかし、ksmt さんが自身のホームページでF1.5とF2の顕著かつ微妙な違いについて言及されているのを読み、キノ・プラズマートF2が一気に欲しいレンズ候補の筆頭に躍り出てしまったのです。
いま、ドイツの某ショップのカタログにこの5cmF2が載っていますが、とんでもない価格が付いています。
高さゆえに手を出す気も起こらないというのがありがたいところです。
間もなく冬のボーナス時期ですが、その時も自制心が働いてくれるのか、今から不安におののく日々です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2007/11/22 Thu

付鏡頭胶巻

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5

日が落ちてしまってほとんど真っ暗な5時過ぎ、目久尻散歩の途中で、熊のプーさんがこちらを見ているのに気付きました。
かかし代わりでしょうか、昼間見ればたぶん寂しげ、これだけ暗いと不気味さすら感じました。
開放、-1アンダーで1秒を切ってみます。
やはり手ブレして、焦点の合ったところがなくなったかのようになりました。
むかしの写るんです風ということにしましょう。

ファインダーを解体してライカに付けたり、超広角をライカマウントに移植したりなど、意外とライカとの接点も存在したレンズ付きフィルム。
デジタル化が突き進んで、携帯電話にまでカメラが付いている昨今、いまだ販売されているのでしょうか?
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/21 Wed

現在秋天嗎?

R-D1/Summicron 90mm F2

ここ数日、関東は急に冷え込みだしました。
いつの間にかもう冬なのですね。
秋をじっくり楽しもうと暢気に考えていたわたしは、置いてけぼり状態です。
すすきを透かす陽光というのは、季節感から取り残されてしまっています。

取り残されたというと、複雑な気持ちになるのが"ライカM8"です。
デビュー時にM6の1.5倍の定価設定がなされ、どうも黒がマゼンタに化けるらしいとの噂が流れました。
定価はすぐに下げられ、マゼンタ化けも改善されるだろう、と静観していると、この秋に定価はどーんと上がってしまい、色対応はフィルターによって対処するように逃げを打たれたのでした。
うーん、こうなってしまうと只でさえ経済状況が思わしくない中、今からM8購入に走るというきっかけは完全に失いました。
かつてR-D1ユーザーだった方のサイトやブログを覗くと、多くの皆さんがM8に転身されています。
R-D1で一定程度満足しているので、他の方を気にすることはまったくないのですが、なにげに取り残された感が漂ってしまっているのです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/20 Tue

再到尾道~⑤常客人

R-D1/Summicron-C 40mm F2

今回、尾道に持ち出したズミクロンC40mmF2は、4群6枚の典型的なダブルガウス構成です。
ライツのレンズ一覧を見ても、この4群6枚のダブルガウスというのは案外少なくて、ズマール50mmF2(1933年)、ズマロン35mmF3.5(1946年)、ズマロン35mmF2.8(1958年)、ズミクロン35mmF2(第21969年)くらいしかありません(ノクチルックス50mmF1.2は非球面採用のため除く)。
そしてこのズミクロンCが1973年登場ですので、30年代から70年代にかけて各年代で1種類だけ4群6枚のダブルガウスレンズを発表しているというのが面白いところです。

それぞれのレンズの間には、ズミタール、ズミクロン、ズミルックスというダブルガウスを発展させた構成のレンズを送り出しています。
しかし、その後にやはり基本形に戻るべきだと改心するかのように、4群6枚ダブルガウスを登場させているという図式になります。
ガラス材の進化があったでしょうし、コストダウン的な意味合いもあったかもしれません。
あるいは特許切れの問題もあったのかなとも想像します。
でも、やはりなんだか、レンズ構成に対する試行錯誤からくる行きつ戻りつのような、ライツ設計陣の心の揺れのようなものがあるように思ったりします。

12年前後の周期で発表されてきた上記ダブルガウスレンズ群の中にあって、第2バージョンの35mmズミクロンからたった4年で出で来た、ズミクロンC。
もしかしたら、この型の完成形として自信を持って発表されたのではないのでしょうか。
あるいはミノルタにレンズ設計の秘密を握られまいと、単純な構成に戻しただけとか…。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron-C 40mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/19 Mon

再到尾道~④連拱廊

R-D1/Summicron-C 40mm F2

ホテルへの帰り道は、アーケードを抜けて進んでいきました。
尾道本通り商店街というそうですが、一部古い建物がアーケードに溶け込んでいたりして、なかなか趣が感じられます。
石造りの古い銭湯が食堂になっていたり、呑み屋さんの閉じられたシャッターがもともとカメラ屋さんのもので古いカメラの絵が描かれていたり、かつての商業会議所の洋館がそのまま博物館になっていたり。
NOBUさんのブログで拝見したオバQの年代モノ遊具もありました。
これは侮れません。

朝方のため店開きしているところが少なかったのが残念ですが、軒先に商品を並べてパイプ椅子にちょこんと腰掛ける女性には、何十年もこの場所で商いをし続けてきた、アーケードの生き証人的な風情を感じます。
女性のかたわらを歩き回るのは、"やまねこ"ではなく普通の猫でしょうけど。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron-C 40mmF2 | trackback(1) | comment(0) | 2007/11/18 Sun

再到尾道~③虚空間

R-D1/Summicron-C 40mm F2

このあたりを地図を見ると、"楽天地入口"という交差点が目に付きます。
花街が楽天地なのだとしたら、街は変貌しても名は残ったということになります。

その街はあまりに入り組んでいて、歩けど歩けど外に弾かれるように中心から外れていきます。
昼間歩くことを拒むかのようです。
気付けば住宅街に迷い込んでいました。
しかし、ここも極端に人の気配がなく、バーチャル世界に足を踏み込んだような感覚です。
界隈で唯一見かけた婦人と。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron-C 40mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2007/11/17 Sat

再到尾道~②那両個

R-D1/Summicron-C 40mm F2

昨晩の呑み屋さん街は、かつての花街だったそうです。
そのはずれに神社があって、こんな立て札がありました…。

江戸時代の末頃、程近い芝居小屋にとても美しい、しかしどこか寂しい影があってあまり客がつかない、貧しいお茶子(接待をする女性)がいました。
そのお茶子に浜問屋の若旦那が恋をしました。
しかし、身を飾るかんざし一つないみすぼらしいお茶子の姿を見た親は、その恋を許さなかったそうです。
するとお茶子は井戸に身を投げてしまいました。
いつからか、人々は、神社の大銀杏の下に「かんざしを下さい」と悲しい声で訴える幽霊を見るようになりました。
この「かんざし灯籠」はその哀れを慰めるため、心ある人々がお金を出し合って奉納したものだそうです…。

故事を知っていて2匹の猫が悲しげなのか、もしかしたらこの猫たちは…。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron-C 40mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/16 Fri

再到尾道~①老舗子

R-D1/Summicron-C 40mm F2

たて続けの尾道出張が入りました。
今度も、1泊2日の2日目に早起きして、街を歩いてみます。

実は前の晩、連れて行ってもらった呑み屋街が、古い建物が幾重にも連なる懐古的な味わいのあるところだったので、そこまで歩いてやろうと気合を入れていました。
まずは駅前を海べりに出て東進します。
朝の港の空気を感じながら歩くこと15分ほどで、ぼちぼち古い店舗や民家が現れてきました。
近代西洋建築の郵便局も美しい建物でしたが、となりの木造の酒屋さんがなんとも素晴らしい。
どうすれば木の壁が、これほどまでに黒く重く変化するのでしょう。
ものすごい存在感でした。
ちょうど向いに珈琲店の手作り看板があったので、その看板越しに開放撮影します。
今度は、開店時間に訪れたい、親父さんに酒の味わい方を請うてみたい、店構えだけでそう思わせるに十分でした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron-C 40mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/15 Thu

第二人生

R-D1/Voigtlander Heliostigmat 3,5cm F2.5

わたしたち古い世代にとってSLは、憧れの存在だったのですが。
今の子供たちは関心がないのでしょうか、鵠沼運動公園のC11には人影がありません。
黒い金属の塊がなんとも寂しげです。

メカニカルな部分を見ていたら、R-D1にモノクロ撮影モードという機能が付いていたことを思い出しました。
何故だか、恐らく半年はモノクロのことを忘れてしまっていました。
さすがにカラー以上に露出の設定に悩まされます。
SLだからとモノクロにするのはかなり安易ですが、力強さを表現したり、ごちゃごちゃを整理したり、何より新鮮な目新しさを感じることができます。
次回もモノクロでいってみたいです。忘れていなければ。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Voigtlander Heliostigmat 3.5cmF2.5 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/14 Wed

冒上来的貴水

R-D1/Voigtlander Heliostigmat 3,5cm F2.5

鵠沼海岸駅を歩き始めておよそ1時間。
辻堂駅との大雑把な中間地点、鵠沼伏見稲荷に到着しました。
市内では規模が大きい方の神社だと思いますが、やはり先週の鶴岡八幡宮と比べればずっと静か、街中にあって落ち着いた雰囲気です。
悪天候のため期待した七五三の家族連れもなく残念でしたが、前日の写真のようにお参りの人を時々見かけました。

湘南のお稲荷さんで有名なのは、この和貴水と名付けられた湧水で、ミネラルがたいへん豊富なためお茶や水割りに最高なのだそうです。
わたしも、ちょうど喉が渇いてきた頃だったので、ありがたく頂戴しました。
もとより味のよしあしなど分かりませんが、中間点でレンズを取り替えたのと同様のリフレッシュにはなったかなと思いました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Voigtlander Heliostigmat 3.5cmF2.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/13 Tue

講歪理

R-D1/Hektor 7,3cm F1.9

先週、ksmtさんの散歩に同行させていただいて、望遠レンズの使いづらさを痛感しました。
望遠といっても、ksmtさんの画角ともいうべき90mmレンズの話です。
ふたりが同じ焦点距離で撮影して歩けば、邪魔にもならないし、あとあと比較になるかと考えてのことです。
普段の50mmレンズが少し狭まる感じと思っていましたが、実際にファインダーを覗くと画角の狭さが想像以上で、R-D1に90mmフレームがないことも手伝って、どうにもスナップに馴染むことができません。
途中で50mm1本だけに切り替えてしまいましたが、どこかで慣れておかないと、生涯90mmが縁のないレンズとして埋もれてしまいます。
そこで考えたのが、中間の画角を入れて段階的に慣れて行こうという、当たり前の発想でした。
90mmとどう違うかと問われれば、わたし自身も考え込んでしまいますが、違和感がかなり小さかったのは事実で、50mmの延長的に扱えるような気がしました。
もちろんそんな気になったからと言ってちゃんと扱えているかどうかは別の問題ですし、ましてや納得できる写真が撮れるかというと、これはさらに別次元の問題になってしまうのでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Hektor 7,3cmF1.9 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/12 Mon

友好海岸

R-D1/Hektor 7,3cm F1.9

聶耳と聞いてなんのことか分かる人は少ないと思いますが、これは中国人の名前で、中国国歌の作曲者です。
"耳"の字がいっぱいで、面白い名前ですが、ニエ・アールと発音します。
中国共産党員だった聶耳は、1935年、国民党から逃れるため来日し日本に滞在しますが、台風接近中にも関わらず海に泳ぎに出て水死してしまいます。
弱冠23歳の若すぎる死です。

その死は、藤沢市の鵠沼海岸での出来事でした。
早くからその名にちなんだ耳の形をした記念碑が建ったそうですが、現在は写真のようなモニュメントができ、彼のレリーフが見られます。
彼の生誕地の昆明と藤沢は生没地の関係で、友好都市として交流を続けていますので、聶耳とこのモニュメントは友好のシンボルといえそうです。
しかし、これは中国通にはよく知られたことですが、彼の作曲した中国国歌「義勇軍進行曲」はもともとは抗日映画の主題歌で、友好とは正反対の内容だということが非常に皮肉です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Hektor 7,3cmF1.9 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/11 Sun

粉画世界

R-D1/Hektor 7,3cm F1.9

今週の土日は雨の予報です。
明るいレンズを日中開放で使える好条件ということで、小田急線に乗って鵠沼海岸駅に降り立ちました。
ここからふらふらと、用事のある辻堂まで歩いてみます。
まずは引地川の河口に出てみると、ベタ凪ですが多くのサーファーで賑わっています。
河口は波が立ちやすいのでしょうが、水は衛生的とはいえないので、飲み込んだり目を雑菌でやられたりしないか他人事ながら心配になります。
しかし、ここは江ノ島を背景に波乗りの男女という湘南の典型があります。

わたしのヘクトールは、開放で焦点部分も滲む激甘レンズです。
江ノ島と海とウェットスーツの白黒世界より、建物のブルーとネットのグリーンとイエローのボードのパステル世界の方が雰囲気がでます。
ごちゃごちゃした背景も、ヘクトールのシャープネスのなさが、かえってすっきりさせていまうところがおもしろいです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Hektor 7,3cmF1.9 | trackback(0) | comment(1) | 2007/11/10 Sat

鎌倉的假日~⑤窟

R-D1/Askania 50mm F1.8

杉本寺が源頼朝によって再建されたのに対して、向かいにある報告寺は足利時家によって創建されたそうです。
時家が自害の折に「わが命をつづめて、三代の中にて、天下を取らしめ給へ」の言葉を残していますが、その孫尊氏はこの言葉に発奮して天下を収めたと言われています。
その足利一族の墓が、報国寺のやぐらとして残っています。

そんなことも知らずに撮った1枚では、植物は流れるようなボケですが、やぐらは味わいいっぱいのボケ味を出しています。
それにしてもこの樹は何と言うのでしょう。面白いですね。
そういえば、植物に造詣の深いksmtさんとご一緒していたのですから、たずねればよかったです。
楽しかった鎌倉散歩は、この時期は日が短くて、あっという間に終わってしまった印象でした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/09 Fri

鎌倉的假日~④断尾

R-D1/Askania Kino-Anastigmat 50mm F1.8

ゆっくりペースに鞭を入れるように、立て続けに向かい側のお寺に駆け込みました。
報国寺です。
ここは、竹の庭で名高く、拝観料ではなく、庭への入場料(恐らく)が200円必要です。
この庭には茶室もあって抹茶がいただけるようでしたが、これは500円かかるうえ、わたしたちが着いた頃にはもうありません、とにべもありません。
確かに竹の庭はすっくと伸びた竹が独特の空間をつくって、心を落ち着かせます。
ただ、規模が小さく、一般に寺院まわりに竹林というのは普通にあることなので、短時間の散策では竹の庭のありがたみがいまひとつ理解できませんでした。
もうひとつ分からなかったのが、写真の尻切れ文字です。
「竹の…」となっていますが、竹の何かが検索などしても解答が見つけられません。
これが読めていれば、もしかしたら平凡に思えた竹の庭の印象は大きく変わるでしょうか。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/08 Thu

鎌倉的假日~③手巾

R-D1/Askania Kino-Anastigmat 50mm F1.8

続いてご案内いただいたのは、杉本寺。
門から本殿に向かって急傾斜の石段があり、これが長年月のうちに激しく磨り減ってさらに苔が深く覆っています。
誰もが写真を撮るこの石段に、参拝の歴史を感じます。

調べてみると、観音様を祀る関東の33の寺を坂東三十三箇所と制定して、このすべてを巡礼することが江戸時代に流行しましたが、杉本寺はその第1番札所であって鎌倉最古の寺と言われているそうです。
734年の創建ですが、1189年に焼失。このとき観音様は自ら本堂を出て避難したという伝説があるそうです。
その2年後に頼朝が再興し、永い歴史が今なお続いているのです。
坂東三十三箇所には、それぞれに礼拝時に詠われた詠歌があります。

たのみある しるべなりけり杉本の 誓ひは末の 世にもかわらじ

境内に干された手拭いに書かれた和歌を調べてみたところ、以上のようなことが分かりました。
お寺さんを何軒か巡ると、その名前すら覚えていなかったりしますが、ここは写真から名前ばかりか歴史や巡礼のことなどが分かりました。
しかし、この詠歌の意味は検索しきれず、文字通りにとっていいのか不明です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/07 Wed

鎌倉的假日~②如願

R-D1/Askania Kino-Anastigmat 50mm F1.8

鶴岡八幡宮から東に東に歩いて瑞泉寺に着きました。
ここは梅が有名な寺院だそうで、本殿前に枝振りも立派なコウバイが参拝の人を迎えます。
花の季節にまた来たいと思わせるに十分な容姿です。

容姿といえば、西洋では祈りのポーズがしばしば絵画のモチーフとして現れますが、どれもが美しい姿として描かれています。
一心に祈る姿では、日本のそれもたいへん美しいですね。
人間のとりうるもっとも美しい姿かたちだと思います。
背中にその人の人生が投影されているからとも言うようですが、鎌倉を歩いていると、大いに納得するところありです。

F2.8に絞っていますが、アウトオブフォーカスになったハイライト部分は十分に滲んでいます。
半開きのふすまの滲みは、天界と地上界の境を形成するかのようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/06 Tue

鎌倉的假日~①差多

R-D1/Askania Kino-Anastigmat 50mm F1.8

日曜日、1年ぶりに鎌倉を散策してきました。
以前より、サイトを通じて密かに師と仰いでいたksmtさんと、今回機会あってご一緒することになったのです。
少々緊張気味に、まずは鶴岡八幡宮からです。

予報は午後からくもりだったのに、あいにくの秋晴れの好天気でした。
これではF1.8開放が使えません。
最初開放オーバー目にスタートして、途中からF2.8に絞り、日が翳りだしてからまた開放に戻しています。
ksmtさんの10Dでは、ISO50からシャッタースピードも4000以上あるので、F1.5&F2のプラズマート・レンズを改造具合を確認しながら開放でがんがん使っていっています。
羨ましかったです。

そして、これはksmtさんのサイトを見ていただければ分かるのですが、ふたり同じようにおしゃべりしながらたまに少し撮影するというスタイルだったので、ほぼ同じような写真があがっているはずなのですが、その内容は驚くほど違っているのです。
驚きました。文字通り、力量の差が白日の下にさらされた、という実感です。

八幡様への階段は急傾斜ですから、下りの人は足許を気にしつつ降りてきます。
それを証明してしまったようなのが上の写真で、七五三の笑顔どころか表情を見ることすらできません。
ksmtさんの方は同様の参拝の雑踏というシチュエーションで、人々の作り出している雰囲気がまったく違っています。
鎌倉の出だしが自虐的になってしまいましたが、謙虚に見ればこれは勉強、ご一緒させていただいたありがたみを早くも実感しました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/05 Mon

頭脳開放在尾道~④門崗

R-D1/Zunow 3.5cmF1.7

坂があれば登りたい、上から町を見下ろしたいと思います。
尾道には有名なロープウェイがあって一気に駆け上がれますが、やはり歩いて登りたい。
朝の空気は爽やかで、足どり軽くすいすい上がっていきます。

さて、中腹まで来たところで、分岐点に立たされました。
左は少しきつめな登りの石段が、右は緩やかな登り道が長く続いています。
まず左を見ると猫が睨みをきかして、ここから先の通行を拒むかのようです。
それでも尋ねました。どっちの道が近いのかな。…。何も答えません。
では、カーブの先がどうなっているのか、見せてもらうよ。一歩前進。ぐるぐるぐる。
威嚇されてしまいました。
ここを通ってほしくないことはあきらかで、やむなく右のだらだら坂をとることにしました。

しかし、この坂は最初こそ登りでしたが、すぐに下りに変わって、あっけなく国道の所まで降りついてしまいました。
猫への対応が横柄だったのが原因か、もう少し謙虚に道を尋ねるべきだったです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zunow 3.5cmF1.7 | trackback(0) | comment(4) | 2007/11/04 Sun

頭脳開放在尾道~③武装

R-D1/Zunow 3.5cmF1.7

宿は、部屋から海が展望できるちょっとしたオーシャンビューのビジネスホテル。
尾道駅のすぐそばです。
そのホテルを出て東へ東へ進んでいくと、右手は瀬戸内海、左手は小山の上に千光寺公園があって、その間にびっしりと建物がひしめいて建っています。
古寺巡りを観光の目玉にしていますのでこれは魅力的ですが、古い住居などを見ながら路地をのろのろ歩いているだけでじゅうぶん楽しく、古寺の方は時間のある再訪時の楽しみにしておきます。

高台から俯瞰するのは楽しいことですが、尾道駅近くのように千光寺に向かって坂がずっと続く町では、下からでも建物の並びが分かりやすく、目標を定めて路地を進んでいくことができます。
写真の家はかなり下の方からも異彩を放っていました。
瓦屋根は、その機能とは別に装飾的な価値の高い存在ですが、これほど念入りに施設されているのを見ると、設計者は相当なものを訴えたかったのか、あるいは建材を運び込んでからだいぶ余ることに気付いて戻すのも手間なので全部使ってしまえとあらゆる技巧を駆使したのか、そのいずれかなのではと思えます。
鎧で着飾ったような家は、ズノー開放の怪しげな描写によって一層おどろおどろしく表現されてしまいました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zunow 3.5cmF1.7 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/03 Sat

頭脳開放在尾道~②好聴

R-D1/Zunow 3.5cmF1.7

尾道の散歩では、あちこちで古い家を見ます。
門構えの立派な屋敷風の家もありましたが、町の景観に一役買っているのはむしろ庶民的な家の方でしょう。
生活感に溢れています。
そこに通学の時間帯も重なって、地方の町にやって来た実感いっぱいです。
何しろ女子高生でも、言葉使いがかっこいいんです。
広島弁なのでしょうか、「~じゃけん」「~じゃのう」という語尾が飛び交っていました。

あと、自転車をこぎこぎ、パンを食べているコが多いのが目に付きました。
わたしも、翌日からホテルの朝食をキャンセルして、コンビニでパンを買って港で食べるようにしてみました。
爽やかな風の中、なかなか開放的でよいものでした。
地元の人からは、教わることは多いものです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zunow 3.5cmF1.7 | trackback(0) | comment(2) | 2007/11/02 Fri

頭脳開放在尾道~①対峙

R-D1/Zunow 3.5cmF1.7

本業の仕事としては珍しく3泊の出張で尾道まで行ってきました。
この地は初めてです。
ただ、仕事はびっしり、夜も接待したりされたりで、自由になるのは朝しかありません。
仕方ないです。
深夜まで呑んで6時半に起きるという、辛い3日間を覚悟しました。

初日の朝は1時間半ありましたが、まずどこを歩いていいか分かりません。
とりあえず宿を出てすぐの瀬戸内海に出てみました。
ほどなく港に到着、着いてみると見覚えある景色は、おおー、NOBUさんのブログにあった漁港と同じところのようです。
いきなり幸先のいいスタートのように感じます。

そして沖合いを見るとそれほど大きくない船体に人やバイク、車を満載したフェリー(?)がこちらの方に向かって着ています。
正面の向島からやって来た船は、まさしく島民の足となって早朝から活躍しているのでした。

船が接岸しようとしている堤防の先に、自転車にまたがる女性がポツンとひとり見えます。
船上の大勢の人たちに対して勇敢に立ち向かっているようです。
もしかしたら彼女の方はいま仕事が終わった所で、彼らとは反対に帰宅しようとしているのかもしれません。
いや、正にこれから選手交代の瞬間を迎えようとしているように見えないでしょうか。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zunow 3.5cmF1.7 | trackback(0) | comment(4) | 2007/11/01 Thu
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